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WindowsのPCにUSBフラッシュメモリを挿してからMacで開くと、

『q8ot.exe』と「autorun.inf』というファイルがロックが付いた状態であります。

Macで消してもWindowsにUSBフラッシュメモリを挿すとまたこのファイルが有ります。

以前もこのようなウイルスがあり、対処した覚えが有ります。

しかし、今回はそのファイルが入るUSBフラッシュメモリと入らないものがあります。

この『q8ot.exe』とネットで検索しても新種のウイルスというのだけが出てきてそれ自体がどのようなものなのかさえわからない状態です。


①なぜファイルが入るUSBフラッシュメモリと入らないものがあるのか。

②この『q8ot.exe』というファイルはどのような悪さをするものなのか。

③なにか問題が有る場合はどのような対処をすればよいのか。



以上3つについてお聞きしたく投稿させていただきました。


ご存知の方よろしくお願い申し上げます。

A 回答 (5件)

>(1)なぜファイルが入るUSBフラッシュメモリと入らないものがあるのか。


 MacでUABウイルスを削除する方法が浸透してきたので、ウイルスがMac不可視のファイル名を使うようになったのでしょう。既にウイルスファイルがMac不可視で入っているので重複感染しないだけでしょう。
この種のウイルスは少なくとも10種程度の名前を使い分けています。
Mac不可視はファイル名が単に特定の文字で始まるだけの単純なことで可能です。

(2)
いわゆるコンフィッカーウイルスと大差ないものと思われます。いずれ他の悪意あるソフトウエアを勝手にダウンロードして、いかなる悪事も可能となります。
(3)
問題に気がついた時には手遅れです。初期化(フォーマット)だけが対策となります。パソコンはリカバリで購入時状態にできますので再利用は可能です。

現状では、パソコンに常駐する本体と、既に見つけておられる感染用ファイルを同時に退治する必要があります。
おそらく本体はXVASSDF.EXEという名前ではないかと・・・
XVASSDF.EXEとセーフモードの二つのキーワード検索すると他の人がとった対策がでてくるかと思います。ウイルス対策ソフトが駆除してくれるといいのですが・・・。
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マルウェアを集めてテストなどをしている者です。



要するにWindows PCが感染してるということです。入るものと入らないものがあるのはわかりません。

で、感染USBメモリは物理フォーマット。Windows PCに関しては駆除で対応できればいいですけどね。再発するようならリカバリです。

あと、以下を参照すること。

http://www.ipa.go.jp/security/txt/2008/12outline …
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Q8OT.EXE, Prevx


http://www.prevx.com/filenames/14572195432006778 …

ざっと内容を確認したのですが…こういうファイル名のマルウェアが存在しているようです。日本での感染も確認されているとのこと。まぁ、ファイル名が同じなら同じモノ、だとも限りませんが、WindowsPCにUSBメモリを挿すとこのファイルがautorun.infとともに生成される、ということだと…いわゆるUSBメモリなどを媒介して広がる感染の一種だと思われます。

"The Process is packed and/or encrypted using a software packing process"、そして"The filename Q8OT.EXE is used by multiple object types including executable programs,objects."とありますので、情報通りであれば、このファイルは複数の悪質なプログラムファイルの詰め合わせで、圧縮された上で暗号化されていると考えられます。

おそらくq8ot.exe自体をVirusTotalなどに送って調べたとしても、圧縮された怪しいファイルであるという以上の意味合いの検出はないのでは、と考えます。というか、q8ot.exeだけをどうこうすれば良いという問題でもないのではないかと。

WindowPCそのものが既に悪質な感染に侵されている可能性が高いと思います。ご利用になっているウイルス対策ソフトで全体スキャンを行う、あるいはカスペルスキーやF-Secureのような検出力に定評のあるオンラインスキャンを利用して更に調べる、などの対応がまず考えられます。

http://www.kaspersky.co.jp/virusscanner
http://www.f-secure.co.jp/v-descs/disinfestation …

複数の種類の感染が見つかる場合には複合的な感染が疑われますので、リカバリされるか、この質問を締め切った上でhigaitaisaku.comの質問掲示板へ移動されるのが望ましいと思われます。

ボットによるPCの乗っ取りや、情報漏洩などの懸念もありますので、早めの決断、対処が肝要ではないかと思います。

Windowsで安全にリカバリを進めるためには、次のURLを参考にしてください。
http://iwata.way-nifty.com/home/2004/10/1017.html

XP SP3やVista、それ以降のOS搭載機に関しては、基本的にXP SP2と同様と考えてください。


なお、昨今の感染は手強くなっており、ウイルス対策ソフトで防ぐことが困難になっているものも増えています。ウイルス対策ソフトを入れて、怪しいサイトを見ないようにするだけでは防げない感染も少なからずあります。

次のような点に注意すべきだと考えます。対処出来ていない点がないかどうかをチェックしてみてください。(意味が分からない用語は、e-Wordsで調べるなどして理解に努めてください。)
http://e-words.jp/

1)各種アプリケーションソフトのセキュリティ更新を怠らない。

Windows Updateの必要性はこれまでも叫ばれて来ましたが、悪用されるセキュリティ上の問題点=脆弱性は、WindowsOS上のものから各アプリケーションソフトのものへと主流が移り変わりつつあります。つまり、これからのネットセキュリティにおいては、OSだけでなく、その上で実行される各種アプリケーションソフトを必要に応じて最新のものに更新することも怠ってはいけません。例えば、

・Firefox、Operaなどのブラウザ。
・Sun Java 仮想マシン(JRE)。
・Flash PlayerやShockwave Playerなどのプラグイン。
・Real Player、QuickTimeなどのメディアプレイヤー。
・Adobe Readerや圧縮解凍ソフトなど、それ以外のアプリケーションソフト。

最新の感染では、そうしたアプリケーションソフトの脆弱性が利用されることが殆どです。一般サイトが何らかの理由で改変された結果、そうした脆弱性を利用した仕掛けの施された悪意のあるサイトにこっそり転送されて感染が試みられます。

http://internet.watch.impress.co.jp/
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/security/

こうしたサイトを出来れば毎日チェックし、速やかな対処を行えば防ぐことの出来る感染も多いのです。

2)標準設定のInternet Explorerはセキュリティ上危険な面が多いことを認識すること。

IEで扱うことの出来るJavaScriptはJScriptといい、Windowsを直接操作出来るように拡張されており、各種感染に悪用されることがあります。勝手の知らないサイトではIEのセキュリティレベルをあらかじめ上げておく必要があると考えられます。

でも、セキュリティレベルをTPOに合わせて切り替えて使うことはユーザーにとってかなり負担になります。IEに依存しないFirefoxやOperaのようなブラウザを普段遣いにすることで、各種感染のリスクを大幅に下げることが可能です。

http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/
http://jp.opera.com/

もちろん、各ブラウザにおいても随時セキュリティ上の問題点が見つかることがあり、その場合には危険が生じます。でも必要な情報を入手した上で随時最新のものを使うように心掛ければ、IEほどには感染のリスクは高くありません。

XPまでのWindowsで、もしどうしてもIEをあらゆる局面で常用したいというのであれば、次のURLで紹介されているReducedPermissionsやRUNASAのようなソフトの利用を検討してください。

http://www.oshiete-kun.net/archives/2006/05/iere …
http://www.oshiete-kun.net/archives/2007/04/vist …

制限つきユーザー上でIEを利用することが出来れば、JavaScriptやActiveXの実行に関してサイト閲覧上の効果を損なわずに利用が可能になる一方、システムに重大な変更をもたらすような危険な動作は抑制されます。ただし、ActiveXのインストールが必要な場合など、必要に応じて管理者権限での起動を使い分ける必要はあります。また、権限の昇格を伴う脆弱性がIEやプラグインソフトなどに存在している場合には、ReducedPermissionsやRUNASAを使っていても安全とは言えないケースも出て来ます。くれぐれも過信しないようにしてください。

ReducedPermissionsの入手は、次の各URLから行うことが出来ます。
http://download.cnet.com/Reduced-Permissions/300 …
http://www.softpedia.com/get/System/System-Misce …

なお、Windows Vista以降のIEでは、保護モードにおいて感染を防ぐための配慮が行われていますので、標準設定のままでもXP以前のものよりかなり安全です。無理に他のブラウザを常用する必要はないかも知れません。ただし、Flash Playerなど他のアプリケーションソフトや、WindowsOSのセキュリティ上の問題点=脆弱性の影響には十分注意しなくてはいけません。その辺は1)で説明した通りです。

3)ファイアウォールを有効にする。

出来ることなら、ファイアウォール機能の付いたブロードバンドルーターを介してネットに接続することが望ましいです。それが出来ない場合には、パーソナルファイアウォール機能を含むウイルス対策ソフトを利用しましょう。

最低でもWindowsファイアウォールを有効にしておけばそれなりの効果は期待出来ますが、例えば各種共有機能が有効になっているとそれ関係のポートが開かれたままの状態になり、ネットワークウイルス感染や不正侵入を防げない可能性もあります。より確実に不正な通信をブロックするためには、やはりブロードバンドルーターかパーソナルファイアウォールを別途導入するのが望ましいです。

4)怪しいリンクをクリックしたり、怪しいファイルをダウンロードしたりしない。

興味深いネタへのリンクと称して怪しいリンクを踏ませたり、動画再生に必要なコーデックなどと偽って怪しいファイルをダウンロード、実行させようとする手口は後を絶ちません。十分な注意が必要です。

このような騙しに遭わないためにも、先述したようなニュースサイトで最新の情報を常時チェックされるのが望ましいです。

5)オートラン設定を無効化しておきましょう。

最近いわゆる『USBメモリを介する感染』というのが増えていますが、感染が広がる要因の一つと言われているのがUSBメモリ内プログラムの自動実行などに使われるオートラン機能です。

実はこのオートラン機能、標準設定ではハードディスクなどあらゆるメディア上で有効になっているために、これを悪用した感染が簡単にPC全体に波及することになりがちです。

Windows の自動実行機能を無効にする方法
http://support.microsoft.com/kb/967715/ja

上記URLにて『自動実行機能を無効にするための必要条件』とされている更新プログラムをダウンロード、インストール後に、次のURLにてWindowsの各バージョン毎に紹介されている方法に従って、自動実行機能を無効化してください。

http://www.ipa.go.jp/security/txt/2009/05outline …
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Prevxというセキュリティのページを参照すると


明確にマルウェアであるとは書かれていませんが
怪しい、疑わしい実行ファイルであると表記されています。
疑わしいというのは、ウィルスではないがそれに似た動作をする
という意味で捉えてください。
対策については
Windowsであれば、オンラインスキャンや駆除ツールなどを紹介できるのですが
Macについては知識外ですので、よくわかりません。あしからず。
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「autorun.inf」の最新版のようです。


↓に感染した方のブログがあります。駆除方法も掲載があるのでどうぞ。
http://todomatsu.com/archives/2009/07/13/q8otexe …
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