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村山談話ってどんなでしたっけ?

河野談話ってどんなでしたっけ?


回答お願いします。

A 回答 (4件)

簡易なものでよければ。



村山談話は終戦50周年に出された当時総理であった村山さんの声明。
内容は、日本が戦前から戦中にかけて他国(特にアジア諸国)を侵略したこと、並びに植民地化したことは歴史の事実だということ。それによって被害国が受けた従軍慰安婦問題などの戦後処理すべき問題は全て事実として誠実に対応していくということ。天皇に責任はないが日本がとった政策は失策であって今後は被爆国として軍を縮小しつつ世界平和の維持推進に取り組んでいくということ。
この談話は小泉さんから歴代の総理が踏襲しており、これによって従軍慰安婦問題などは複雑化し、自衛隊の存在や活動にも影響していると思われる。

河野談話はこのうちの従軍慰安婦の問題について言及し、データや裏付けが十分でないままに日本側にはこれといった証拠もなく、韓国側の被害者の証言を重視して軍の強制を認めたもの。

村山談話と河野談話のおかげで従軍慰安婦は本当にあったのかどうかも不透明なままに半ば歴史の事実となり、今もなお日本軍がした負の一面として語られ、時折に非難を受けている。
慰安婦自体は軍、戦という極限状態では必要なものでここで問題となっているのは政府として軍として強制性があったかどうかである。日本はこれがあったと声明であるが認め、声明程度でしかないのにも関わらず非核三原則などと共にこれからも継承されていくと思われること。
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この回答へのお礼

村山談話は慰安婦も含めた侵略戦争全体のこと

河野談話は慰安婦についてのこと

ですね。色々混乱していたので助かりました。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/07/29 03:25

 河野談話の内容解釈がよく問題となるので……



 河野談話の原文
http://ja.wikisource.org/wiki/%E6%85%B0%E5%AE%89 …

 ネットでよくみられる河野談話についての論争は

1、河野談話は「朝鮮からの公的機関の関与による強制連行を認めているという拡大解釈をする論
2、のちの国会で石原官房副長官が述べた「朝鮮からの公的機関が関与した強制連行があったというような、文書による証拠は存在していない」という答弁により、河野談話全部が虚偽とみなす論

 この二つの論が対立しています。 

 <実際の経緯を見ると>
 河野談話を読むと、日本の公的機関が強制連行したか否かいう点については明確でなく、いわゆる玉虫色の表現です。
 そこで1、の強制連行を認める解釈が登場しました。
 それに対して、本当に強制連行したという証拠があるのかという国会での質問に対して、石原官房副長官は、日本の公的機関による強制連行に関しては、証拠がないと答弁しました。

 つまり、慰安所の管理・運営については、日本の公的機関の関与があるというのが河野談話の趣旨であり1・2の論はどちらも河野談話の趣旨を曲げて議論していることになります。

 アメリカでは「慰安所の管理・運営に国家機関が関与したことが、人権問題である」という立場で、強制連行については言及していません。

≪当時の状況から見て≫
A. 軍・官による強制連行はない。証拠もないし事実もほとんどありえない。

 戦後の現在でも、官庁は民間に対して、行政指導などをする関係から、多くの場合優位に立っています。高度成長期には、公文書などなしに民間企業に対して、口頭の「行政指導」により色々な指示がなされていました。
 まして、戦前の「官」は今以上に権限が強く、「軍」はその官以上に強い組織でした。ですから、『慰安婦の募集』のために書類によって民間に対し明確に権限を振るう必要性は全くなく、またそのようなことは天皇陛下の皇軍の品位を傷つけることですから、ありえないことと思います。(「赤線」が法的に認められていたとはいっても、決して名誉あることとは思われていなかったですから。)
 軍として慰安婦を必要としていても、口頭で民間業者に希望を伝えるだけで、ほぼ目的は達成できたとはずです。

B.戦地での慰安婦の移動・慰安所の設置については軍の関与あり。
 実際問題、戦地で女性が移動する場合、軍のトラックか徒歩が唯一の交通手段。徒歩での移動は体力的に無理。

付:河野議長に対する非難について
 河野談話は、当時の内閣官房長官(内閣のスポークスマン)の談話なので個人の見解ではなく、政府見解ということですから、河野氏自身に対する非難は的外れです。

 証拠・談話の補足としては、
A.石原官房副長官のコメントや、その後の国会質疑
B.アジア歴史資料センター(日本政府のネット公文書館)
http://www.jacar.go.jp/
 多数の公文書が公開されています。

その他の資料
http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/~knagai/2semi/nagai …
http://www.geocities.jp/yu77799/okamura.html

 尚、日本の一部であった韓国とは違い、戦場であったベトナム(フランス人)・インドネシア(オランダ人)・中国では一部の現地軍が小規模ながら独断で強制連行とされても仕方のないような手配を行ったこともあるようです。(その行為を理由に終戦で戦犯として処罰された例もあります。また、親が日本軍占領の混乱で行方不明となって生活できなくなったオランダ人少女を、軍政担当者が対処できなくなって、慰安所に連れて行ったという例もあるようです。)
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 下の人に補足しておきますが、



村山談話は、閣議決定された法令です。
河野談話は、国法ではなく国際法を経て承認された見解です。

ちなみに、侵略という観点に関しては、すでに「歴史を教訓に平和への決意を新たにする決議」という前段階があったことを忘れていますので、それを確認することをお勧めします。

村山談話においては、天皇責任の不問化が確認されています。
 実は海外としては、この部分を慎重に問い詰めたい事情があったことは知られていません。
 天皇という日本の象徴が責任を負うという形式的な責任論を求める海外勢力があったことはまぎれもない事実でしたから、村山談話はある意味では、国体擁護を確定した意味があると評価されます。
 
 最終的には、河野談話が政府として踏襲され、アジア女性基金という形で賠償を行ったという政治解釈が通則ですから、河野談話は意味を為したと言明できるでしょう。

さて、正式に成立している「歴史を教訓に平和への決意を新たにする決議」の本文を掲載しておきましょう

 本院は、戦後五十年にあたり、全世界の戦没者及び戦争等による犠牲者に対し、追悼の誠を捧げる。
 また、世界の近代史上における数々の植民地支配や侵略的行為に思いをいたし、我が国が過去に行ったこうした行為や他国民とくにアジアの諸国民に与えた苦痛を認識し、深い反省の念を表明する。
 我々は、過去の戦争についての歴史観の相違を超え、歴史の教訓を謙虚に学び、平和な国際社会を築いていかなければならない。
 本院は、日本国憲法の掲げる恒久平和の理念の下、世界の国々と手を携えて、人類共生の未来を切り開く決意をここに表明する。
 右決議する。


 
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日本の戦争謝罪発言一覧



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC% …

長いので 読んで下さい
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/07/29 03:26

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