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私はこれまで「火刑法廷」「皇帝のかぎ煙草入れ」「死者はよみがえる」「三つの棺」「夜歩く」「連続殺人事件」「曲った蝶番」「帽子収集狂事件」「緑カプセルの謎」「貴婦人として死す」「白い僧院の殺人」「第三の銃弾」「ユダの窓」「プレーグ・コートの殺人」を読みました。私的には代表作は読み切ったであろうと感じております。
そこでディクスン ・カー(カーター・ディクスン)を好んで読んでいた方に質問します。
ディクスン ・カー(カーター・ディクスン)の隠れた名作を探しております。これは「絶対はずせない」「もっと読まれるべき」作品を紹介してくれませんか?
ただし、いくつか条件出します。ご了承ください。

1.「不可能犯罪」+「怪奇・猟奇性」に富んだ作品であること
2.本格ミステリー愛好家が好んで読める作品であること(多少反則でも構いません)
3.「ビロードの悪魔」「喉切り隊長」などの歴史ミステリー以外
4.事件解決部分に「納得できた」「驚愕した」作品であること
以上です。

多分かなり絞り込まれるかと思います。長編・短編は問いません。それではよろしくお願いします。

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A 回答 (6件)

 カーの長編・中篇は数作を除き全部読んだ者です。

出された条件のうち、難しいのは1の『「怪奇・猟奇性」に富んだ』の部分ですね。カーの数ある傑作のうちでも、『不可能犯罪』だけならまだしも、これをクリアしている作品となるとぐっと数が絞られます。中期以降ではこの色がずっと弱まっていますし。
 読了された作品リストを拝見したところ、条件1~4をすべて充たし、かつ傑作として定評がある作品のうち、『魔女の隠れ家』、『赤後家の殺人』、『妖魔の森の家』、そして『囁く影』(長編)の四点が抜けているようにお見受けしました。最初の三つについては先に別の方々が指摘されていますので、ここでは最後の『囁く影』を推薦したいと思います。
 同作は、極めつけの二重の不可能犯罪(そのうち一つは準密室状況の塔の上での殺人事件として有名)に吸血鬼伝説が絡むという、カーの特色の良く出たフェル博士ものです。初期の作品に比べると「怪奇・猟奇性」は抑制気味ですが、私も予備知識無しに最初に読んだときはその出来の良さに驚いた憶えがあります。最近では、『カー中期の最高傑作』とまで言われているようです...って、「隠れた」名作ではないですね、ごめんなさい。
 あと、人によって激しく評価が分かれる(「カーの代表作 !」or 「バカミスだろ、これ?」)問題作『読者よ欺かるるなかれ』も一読の価値(だけ)はあると思います。私は楽しく読みましたが、納得するかどうかは本人次第...ですね。不可能犯罪の極みである超能力による殺人を扱ったH・Mものです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
たいへん頭を悩ませる質問をしてしまったと感じております。正直回答は来ないだろうと思っていたのですが、ディクスン ・カーを甘く見ていたようです。まだまだ読み足りていなかったことを痛感します。ここで言うのもなんですが、GreenRain7さん含め解答してくださったタイトルはすべて読ませていただきます。どうやらかなり絞り込んでくれてたみたいですからね。ちなみに「隠れた名作」は表現が悪かったかもしれませんね。あまり気にしないでください。ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/11 12:13

No.2です。

しつこくてスミマセン。
No.5様がもう出しておられますが、私もこれを推奨致します。

『読者よ欺かるるなかれ』
人の心を読めるという触れ込みの超能力者が予言したとおりに、殺人が起こってしまう……

目次だけ見ても面白そうでしょう?
第一部『予言のなされ、かつ実現さるの章』
第二部『触れずして、人を殺すの章』
第三部『無意味に終わりし手掛かりの章』
第四部『その終末の章』

トリックに関してはあれこれ論議もありましたが(かなり無理もある)、全体的な雰囲気としては質問者様のご希望に添うものだと思います。

1938年の作品。HMものです。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
評価の分かれる作品って絶対「現実逃避のトンデモトリック」が議論の的になりますよね。「アンチだろ」「現実的じゃない」「バカミスだ」とか批判する人もいますが、それが小説の醍醐味だと思っているので私的には全然OKです。ぜひ読ませていただきます。

補足日時:2009/08/13 12:56
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この回答へのお礼

すみません。補足に書いてしまいました。

お礼日時:2009/08/13 13:21

「孔雀の羽根」(訳本によっては「十客のティーカップ」)は、どうでしょうか。

1~4全てを満たしており、ついでに密室物です。

密室のトリックは、あくまで個人的感想ですが、私は、名作と言われる「三つの棺」や「ユダの窓」よりは納得のいくものに感じました。

あとは中編ですが、「妖魔の森の家」でしょうか。これもいわゆる逆密室物で、トリックもなかなか魅力的です。(ただしこの作品には致命的な欠陥があることも言われています。読後にそれを考えるのもまた一興。)
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この回答へのお礼

『孔雀の羽根』はノーマークでした。詳しく調べたら「歴代密室トップ10」に名を飾っているということで大変興味深いです。名前を出してりくださり大変助かりました。
『妖魔の森の家』は短編小説の一つみたいですね。これも完全にノーマークでした。読ませていただきます。

お礼日時:2009/08/10 17:07

「魔女の隠れ家」


脇役が青少年の男女で少年少女向け世界推理文学として邦訳もある怪奇伝説、密室、暗号、宝探し、意外な犯人等の要素が盛り込まれたフェル博士初登場の作品
「青銅ランプの呪」
カーがエラリー・クイーンとのミステリー論議を通じて、推理小説の発端は人間消失の謎にまさるものなしとの結論に至り執筆した作品
「赤い鎧戸のかげで」
怪盗対H・M卿がモチーフにあるカーの諸作でも異色の作品
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
『魔女の隠れ家』は気になっておりました。初登場という記念碑的作品なのでやはり読むべきですかね。
『青銅ランプの呪』『赤い鎧戸のかげで』はノーマークでした。名前が出ただけに興味深いです。ちょっと考えさせていただきます。助かりました。

お礼日時:2009/08/10 16:47

『赤後家の殺人』はお読みになりましたでしょうか。



「隠れた」名作ではありませんが。
面白いですよ。
そもそも「部屋が人を殺すものだろうか?」という命題が何ともいえず不気味でウレシイです(笑

お勧めです。
ちなみにHMものです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
『赤後家の殺人』は気になっておりました。ぜひ読ませていただきます。カーの作品はあらすじを読んだら読了せずにはいられない衝動に駆られる作品ばかりで困ります。助かりました。

お礼日時:2009/08/10 16:03

ディクスン・カー名義もカーター・ディクスン名義あわせて39冊読んであります。


他にも「髑髏城」「血に飢えた悪鬼」「幽霊射手」「死時計」などおどろおどろしい題名の作品がありますが、
質問者さんご自身がおっしゃるとおり、代表作はすべて読んでおられると思います。
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この回答へのお礼

大変早急なご回答ありがとうございます。
39冊ですか!!!それだけで説得力がありそうです。助かりました。

お礼日時:2009/08/10 13:03

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Q「皇帝のかぎ煙草入れ」のラストシーン

【ネタバレ注意】
(1)ディクスン・カーの「皇帝のかぎ煙草入れ」のラストシーンは、キンロス博士がイヴ・ニールを愛するあまり、彼女が真犯人であるのを隠蔽し、濡れ衣を着せたネッドの口を封じた(死に追いやった)ことを示唆しているのでしょうか。サー・モーリスを殺害する動機には乏しそうですが。
(2)イヴ・ニールを形容する言葉として度々zizi-pompomが出てきますが、どういう意味ですか。

Aベストアンサー

No.1の方が回答された通りです。

私は翻訳ミステリ・マニアで、カーの「皇帝のかぎ煙草入れ」は、43年前に読みました。
翻訳ミステリのあらゆるジャンルの作品を約900冊読んできたのですが、それぞれの分野でよほど名高いものでないと、特に若い頃読んだものは、ほとんど内容は忘れてしまっています。
この「皇帝のかぎ煙草入れ」についても同様なのですが、クリスティに「さすがの私も脱帽する」と言わせたエピソードと、トリックが心理の盲点をついたものだったという点は覚えていました。

このご質問があったので、43年振りに改めて読み直してみました。
実は最近は目の具合がよくないため、好きなミステリもほとんど読むこともなかったので、良い機会を与えて頂いて感謝しています。

私が読んだのは、創元推理文庫の井上一夫・訳(1968.10.11再版)ですが、最近のものとは違っていささか翻訳の文体も古く感じるような代物です。

(2)のご質問ですが、原書を読んだことがないので、前後の状況が分からないのですが、それらしき表現を探してみました。

  「砂糖細工の魔女」(上記 p.27、p.40)
  「打ち上げ花火みたいなあぶない女」(上記 p.139)
  「打ち上げ花火みたいな女」(上記 p.290)

どれも適切な訳語だとは思えません。
"pompom"を、擬音的に考えて作った造語のような気がします。

研究社「新英和大辞典第六版」には載っていませんでしたか゛、
  "pom-pom girl" には、卑俗語として「売春婦」
  "pom-pom" には、軍隊俗語として「性交」
との意味があるようです。

又、研究社「英語スラング辞典」では、
  "zig-zig" には、同じく軍隊俗語として「性交」
があります。

これらを総合すると、
  "zizi-pompoml" とは、セクシーな色香で男を惑わせる女に対する卑俗語の可能性が強いのではないでしょうか。
どういう日本語が適切なのか、私には分かりませんが。

No.1の方が回答された通りです。

私は翻訳ミステリ・マニアで、カーの「皇帝のかぎ煙草入れ」は、43年前に読みました。
翻訳ミステリのあらゆるジャンルの作品を約900冊読んできたのですが、それぞれの分野でよほど名高いものでないと、特に若い頃読んだものは、ほとんど内容は忘れてしまっています。
この「皇帝のかぎ煙草入れ」についても同様なのですが、クリスティに「さすがの私も脱帽する」と言わせたエピソードと、トリックが心理の盲点をついたものだったという点は覚えていました。

このご質問が...続きを読む

Q「Yの悲劇」結末を解説して下さい(思い切りネタバレ)

以前、一度読んだきりで記憶が曖昧なのですが、結末にちょっとわからないことがありました。

元俳優の探偵(名前忘れました)の自宅を訪れた刑事が、「なぜ犯人は、大勢の前で自ら毒を飲んだのか」というような質問をしますが、探偵は答えず、もう一人の刑事が、同僚を促して探偵宅を去る。というシーンです。
1.刑事の疑問そのままなのですが、なぜ犯人は、毒を飲んだのでしょう?
2.なぜ探偵は、この質問に答えなかったのでしょう?
喉に小骨が刺さったような心境でおります。
詳しい方、解説をお願いします。

Aベストアンサー

10年くらい前に読んだきりですが、

推理から結論は出ているものの、あんな子供が「悪意」の塊のような事件を起こすとはレーンにも信じ難いことでした。しかし、それまでの一連の殺人はいわゆるシナリオに沿って実行されていたのに対して、シナリオには無い毒殺がこれから犯人の明確な意思をもって実行されようとしていました。

ここでレーンは最後の「良心」に賭けたかったのだと思います。毒を飲んだはずのターゲットが死なない時点で、もしも犯人が大人であれば、自分が飲む分に毒が入っていると考えますが、犯人は気づかず飲みました。本当に気づいていなかったとすれば、やはり無邪気な子供だったと考えられますが、それでは凶悪な殺人を起こした「悪意」は子供の中にも存在していた証拠になります。
では、気づいていながら飲んだとすればどうでしょう?それならばさらに恐ろしいことになります。覚悟の服毒自殺になってしまいますから。

その意味では、1の質問の答えは「何故か分からない」です。
2は、犯人を死なせることになった呵責というよりも、理解を超えた「悪意」の存在に驚き、無力感を味わったのではないでしょうか?凶悪な犯罪者に対して同情する気持ちは無かったでしょうから「虚しい」と感じていたのでは?
犯罪を終結させる事、その後の家族の事を考えれば、結果的に「死」をもって償わせることが唯一の解決法だったでしょう。だからレーンは犯人が毒を飲むことをとめなかったのだと思います。ということで、何も答えたくなかった。

記憶に自信がないのでストーリーを間違えていたらごめんなさい。

10年くらい前に読んだきりですが、

推理から結論は出ているものの、あんな子供が「悪意」の塊のような事件を起こすとはレーンにも信じ難いことでした。しかし、それまでの一連の殺人はいわゆるシナリオに沿って実行されていたのに対して、シナリオには無い毒殺がこれから犯人の明確な意思をもって実行されようとしていました。

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