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^Tで転置を表すとすると、
n次ベクトルxとnxn実対称行列Aを用いて、
S=x^TAx
として、二次形式が表せ、任意のx≠0に対して、S>0なら、Aの固有値は全て正となる。とのことなので、とりあえず、1x1と2x2の場合は成り立っていることが証明できたので、nxnの一般の場合も証明しようとしたのですがうまくいきません。

今の所分かっていることを以下に示しておきます。

・実対角行列は正規行列なので、直交行列をもちいて対角化可能
・Aのそれぞれの固有値をλ_iとおくと、|A|=Π[i=0→n]λ_i (Πは全ての要素について掛けることを意味する)
 帰納法の証明に使える気がする?

・S=x^TAx>0なら、
 ・Sが下に有界なのでAの対角成分は全て正
 ・下に凸なので、
  ∂S/∂x=2Ax=0
  となる、xでS最小
  かつ、A正則なら、
   x=0で最小
  Aが正則でないなら
   Sが最小となるxの値が一意的に定まらない

・固有値が正なら、
 ・Aは正則行列(逆行列を有する)



何かヒントになりそうなことでもいいのでよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

No.2にゴミがついていたのでとると



n次対称行列Aについて
任意の0でないn次元ベクトルxについて0<x^TAx⇔Aの固有値はすべて正
の証明:
直交行列PによりΛ=P^TAPが対角行列になる事を使えば自明。
敢えてバカ丁寧に書くと以下の様になる。
Λの対角成分を左上から右下にλ[1],λ[2],λ[3],…,λ[n]とし
y=P^Txと置きyの成分を順にy[1],y[2],y[3],…,y[n]とすると
x^TAx=y^TΛy=λ[1]y[1]^2+λ[2]y[2]^2+λ[3]y[3]^2+…+λ[n]y[n]^2
⇒)
kを1以上n以下整数としてλ[k]≦0とすると
y[k]=1としm≠kのときy[m]=0とするとx^TAx≦0。
←)
y[1],y[2],y[3],…,y[n]の中に0以外のものがあるから
λ[1],λ[2],λ[3],…,λ[n]がすべて正のとき
0<λ[1]y[1]^2+λ[2]y[2]^2+λ[3]y[3]^2+…+λ[n]y[n]^2。
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この回答へのお礼

返信送れてすみません。
どうも有り難うございました。

お礼日時:2009/08/21 05:23

n次対称行列Aについて


任意の0でないn次元ベクトルxについて0<x^TAx⇔Aの固有値はすべて正
の証明:
直交行列PによりΛ=P^TAPが対角行列になる事を使えば自明。
敢えてバカ丁寧に書くと以下の様になる。
Λの対角成分を左上から右下にλ[1],λ[2],λ[3],…,λ[n]とし
y=P^Txと置きyの成分を順にy[1],y[2],y[3],…,y[n]とすると
x^TAx=y^TΛy=λ[1]y[1]^2+λ[2]y[2]^2+λ[3]y[3]^2+…+λ[n]y[n]^2
⇒)
kを1以上n以下整数としてλ[k]≦0とすると
y[k]=1としm≠kのときy[m]=0とするとx^TAx≦0。
←)
y[1],y[2],y[3],…,y[n]の中に0以外のものがあるから
λ[1],λ[2],λ[3],…,λ[n]がすべて正のとき
0<λ[1]y[1]^2+λ[2]y[2]^2+λ[3]y[3]^2+…+λ[n]y[n]^2。



は固有値に0以下になるものがあれば右辺の0以下になる固有値の
係数が1になりそれ以外の係数が0になるように(P^Tx)の成分を決めてやることによって上式が0以下になってしまう事を使えば良い。
←は右辺の各項が0以上であっていずれかの項が正であることから自明。
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質問内容が分からない。

はっきり書いてほしい。
n次対称行列Aについて
任意の0でないn次元ベクトルxについて0<x^TAx⇔Aの固有値はすべて正
の証明が知りたいということならば
直交行列PによりΛ=P^TAPが対角行列になる事を使えば自明。
x^TAx=(P^Tx)^TΛ(P^Tx)
⇒は固有値に0以下になるものがあれば右辺の0以下になる固有値の
係数が1になりそれ以外の係数が0になるように(P^Tx)の成分を決めてやることによって上式が0以下になってしまう事を使えば良い。
←は右辺の各項が0以上であっていずれかの項が正であることから自明。
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