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ピアノでポピュラー曲の伴奏を、あえてギター用のコード譜を見ながらやろうと思ってます。
(EとかGとかのコード進行のみを参照します)

C/Eなどと書いてあった場合、Cの第一転回系を弾け。との指示だと思うのですが、
単にCなどと書いてあった場合、好きな転回形で弾いていいのでしょうか?

もし好きな転回形でいいのだとしたら、何を弾けばいいのか、という理論などはあるのでしょうか?

自分は一応全部弾いてみて、一番いいと感じたものを選んでるのですが、
何らかの理論があるなら、知りたいです。

A 回答 (2件)

>C/Eなどと書いてあった場合、Cの第一転回系を弾け。

との指示だと思う

転回形を指示しているのではなく、ベース音はEですよ、ということを明確に指示しているのです。
ですからベース音(最低音)がEを用いていれば、その上に乗っかる和音自体が転回しているかどうかは一義的な問題ではありません。

要は左手でEを取っておけば、右手で転回する必要はありません。その時のメロディーラインや隣り合わせのコード進行に合わせてボイシングすれば良いと思います。

ただ、ピアノとギターでは構造的に全く違いますので、ギターのボイシングは参考にはなっても真似をする意味はありません。
ピアノはギターと違って自由にインバージョンできますし、密集和音も簡単に使えます。コード進行を参照するだけならインバージョンにこだわるよりベース音を確実にトレースした方が曲の感じとしては良いかと思います。

>もし好きな転回形でいいのだとしたら、何を弾けばいいのか

このあたりは、自分で感じ良く聞こえれば何でも良いのですが、実は理論としては確立されています。

トップノート(最高音)を同じ音でつなぐとか、メロディーに合わせて上昇、降下させるとか、メロディーと反対の動きでカウンターパートのように動かすなどいろいろあります。

もちろん、そのどれを選択するかに正解はありません。その曲に合わせてプレイヤーが最適だと思ったボイシングを考えればそれでよいと思います。このあたりの詳しい話についてはビル・エバンスやチック・コリアなどの解説本、理論書などを参考にされると良いかと思います。
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C/Eは、「Eの上に乗ったCコード」という意味で、読み方は「シーオンイー」で、そのまま「ConE」とも表記される場合もあります。

結果的には、クラシック音楽で言うところの「第一転回型」=「六の和音」すなわち第三音が最低音になる和音です。
「C/E」のように、最低音を指定したコードネーム表記は、「分数コード」と呼ばれます。
英語では、「オンコード」と呼ばれます。
和音というものは、上声が変わっても大きな印象的な変化はありませんが、最低音が変わると、倍音の関係で和音の響きが大きく変わります。そのため古来、その和音の最低音を何にするかはやかましく指定されてきました。
ポップスの場合、伴奏和音の指定には、「コードネーム」をもっぱら使いますが、その意味は、
大きな英文字は、「ルート」=「根音」と呼び、ピアノで言えば、左手の小指で弾くべき音を示します。もし、「C/G」などと書いてあれば、左手の小指は「G」を弾くという意味になります。したがって、「オンコード」でない場合は、左手の小指は大きな英文字ズバリを弾かなければなりません。すなわち、「C/C」と理解しなければならないということです。勝手に好きな転回型を使ってはいけません。
クラシックで言う「根音位置」の「指定」です。
好きなように弾いていたのでは、いつまで立っても初見演奏が上達しません。コードネームを見たら、条件反射的に小指が指定の鍵に行くように習慣付ける必要があります。
もちろん実際の伴奏にあたっては、「左小指は、ルートと第五音を交互に弾く」という原則があるので、それに従わなければなりません。また、この原則に従えば、C→G7のような進行の場合、左手の小指は、「C→G・G→D」と動きますが、コードの移り目で、「G」→「G」と同じ音が重複しますので、キレイではない。その場合は、「最低音が同じ音で連続する場合は、第五音から入る」という原則があるので、「G7」と書いてあっても、「G7/D」から入ります。すると、左小指の動きは、「C→G・D→G」となりますが、これで正解です。
以上が、コードネームを見てピアノ伴奏するときの左手小指の原則です。
もし、てもとに「コードネームが付されてあって、ピアノ用にアレンジされた初心者用の譜面」があれば確認してください。必ずそのような動きに書かれています。

小指以外の左手の指は、コードネームの「サフィックス」を見て弾きます。
ピアノのコードブックを見て弾けばよいのですが、「サフィックス」というのは、コードネームの「ルート(大きな英文字)」の右側に書かれている小さな文字のことです。
まず、「長和音(メジャーコード)」のときは、サフィックスとしては何も書かない。これはクラシックでもおなじで、「根音位置」を示します。すなわち、ルートから数え第一・第三・第五番目の音を積み重ねるということです。「小文字m」は、「短和音(マイナーコード)」を示し、「第三音を半音下げる」という意味です。その他の文字・数字の意味は、「コードネーム」で検索すればわかると思います。

左手の伴奏和音を弾くときは、たいていの場合、左手の小指が最初に最低音の鍵を叩き、続いてその他の指が上声和音を弾くという構造になっていますので、まず、「コードネームを見たら、反射的に左手小指はルート音を弾く」ことが一番大切で、上声の和音は、8分音符1ケ分くらいは、時間的な余裕があるので、その一瞬に他の指が何を弾くべきかを判断してコードを鳴らします。仮にコードの正しい構成音がとっさにピンと来なくて省略してしまっても、小指さえ正しいルートを鳴らしてくれれば、+右手のメロディーだけでも格好が付きます。
左手の弾くべき音が解れば、あとは所定のリズムを左手だけで弾いてみて、それなりに感じが出て、無意識に弾けるまで出来上がれば、右手はメロディーを弾けば、音楽の三要素である、「リズム・メロディー・ハーモニー」が含まれるので、いわゆる「音楽」になります。
以上のように、ピアノ用にきちんとアレンジされた譜面ではなく、「メロディー譜の上にコードネームが書かれた譜面」を見ながら演奏する奏法を、「リードシート奏法」、あるいは、「シートミュージック奏法」と言い、初見演奏の基本となります。
「コードネームに示されるルート」=左小指が担当
「コードネームサフィックスに示される上声の和音」=左手の小指以外が担当
「メロディー」=右手が担当
という基本受け持ち分担で音楽を進めるということです。
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