最速怪談選手権

私は30代の主婦です。
ミステリ、SF物の本は大好きで、よく読みます。
常日頃からこのカテゴリで星新一さんの話題が出るたびに気になっていました。
小学生から含めておそらく読んだことはないと思います。
そこで、星新一さんの本を読んでみようと思ったのですが、たくさん有りすぎて
どの本に手を出したらよいのか迷ってしまいました。
数冊読んでみて気に入ったら少しずつ買い集める予定ですが、さしあたって買い求めるのに
どの本がお薦めでしょうか?
ショート・ショートが有名なようですが、長編小説もあるのでしょうか?
あと、我が家には小学3年生のあまり読書好きではない息子もいます。
よく質問で「学校の図書館で昔に読んだ」みたいな感じの内容のものを見かけるので、
小学生でも十分に読める本なんですよね?
彼にもおもしろく読めるような内容のものも大歓迎です。
(実際にご回答者様が子供の頃に読んでおもしろかった・・みたいな)
内容がおもしろければ、朝の読み聞かせの時に読んでみたいとも思っています。

長くなりましたが、そんなわけであなたのお薦めの長編小説と短編集を教えてください。
よろしくお願いいたします!

・・・そういえば、私は小松左京さんの子供向けSFである
「宇宙人の宿題」が子供の頃から大好きで、今でもたまに目を通していますが、
星新一さんの本もそんな感じの話だと思っていいのでしょうか?
だとすれば私の中でのテンションは相当上がります(笑)

A 回答 (7件)

最後に読むお勧めを2冊書いておきます。



明治・父・アメリカ
人民は弱し官吏は強し

星薬科大学という大学がありますが、その昔、星製薬という会社があります。星新一さんの親御さんの星一さん(星新一の本名は星親一です)が、創業した会社ですが、その会社がいかにお役人に苦しめられてきたかが書かれている、星さんにはめずらしいシリアスな作品です。
この2冊が数少ない長編ですが、ショートショートを積み重ねるような文体になっていてちょっと独特です。
この2つはともに傑作だと思いますし、今の時代に合っているかもしれません。

なお、星製薬は作中にあるように倒産したのではなく、星新一さんが社長を引き継いだ後に経営権を譲渡されています。紆余曲折のうえ、一応存続しています。薬局にいけば名前にホシがつく製品を見つけることができるカモです。

ショート・ショートでは、有名なのは、ボッコちゃん と 午後の恐竜 でしょうか。
私が好きなのは、「ノックの音が・・・」で始まる連作が1冊にまとまっている物です。これは、最も短い小説として有名な、

地球最後の男がいた。そこにノックの音が・・・

という作品を星新一流にアレンジした作品集です。

星新一さんは、和製フレドリック・ブラウンと呼ばれていました。もと作品の入ったフレドリック・ブラウンの作品、「さあ気ちがいになりなさい」などもオススメです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

星薬科大学・・・・落ちました(泣)
星一族の名前から来てた大学名だったんですねぇ・・

ま、それはさておき、最後に読むお薦め作品なんですね!
ネットの本屋さんでタイトルと内容を読んだときに、いわゆる「ショート・ショート」
とは作風が全然違うので、別の方の作品かな??とも一瞬思ってしまいました。
基本的にはどのジャンルの作品も幅広く読みますので、是非読んでみたいと思います。
「和製フレドリック・ブラウン」・・・そのうち本家も手を出してしまいそうな予感が
すでにします・・(笑)
ご回答、どうもありがとうございました!

お礼日時:2009/10/03 20:26

私も一時期、はまりました、文庫では9割がた揃えたと自負しています。


小学3年だと、どうでしょうか・・・しかも、あまり読書が得意ではない・・・私としては、あまりお勧めしません。
確かに、話も短いし、気軽な感じはしますが、非常に文学的というか余計な説明が無い分、自分の想像力で補う必要があります。
教科書的な話の書き方ではないので、小学3年では、まだまだ、一般的な教科書的文章、誰が何してこうなった・・みたいな文章に親しんだ方がいいのではないかな~なんて思います。
学校の図書には~年生向け、などと書いてある、歳相応の読み物に親しんで、読書が好きになって、話を理解できるようになってからのほうがいいような気がします。
例えれば・・日本語もままならないうちに英語を教える・・みたいな感じかな~(うまくない例えですが)

私は小学生から読書好きで、図書館の虫といわれて、本ばかり読んでいました、冒険物、ミステリー、SF、知識物などさまざまでした。
慣れ、というか、話を読む能力が身に付いたと思います。
本を読んで、想像する能力と言ってもいいかもしれません。
そういうのが無い状態で星新一はどうかな~というのが正直な感想です。
私は、中学になって、何気なく読んだ「星新一」の本で「衝撃」を覚えました。
まず、当たり前だと思っていた主人公の名前が無い(正確にはN氏とかですが)話が短い、具体的な描写が無い(金額などは、魅力的な金額・・などと表現されています)など、驚くと共に興味を持って、文庫を次々に買いあさったものです。
「今まで読んでいた本、話は何だったんだ」ってくらいです。
実際は、学生ではお金も限られているので、高校、社会人になってから買ったほうが多いですが。
本を読む能力・・みたいなのが身に付いてからは、図書館の教科書的なものや~年向けみたいなのが物足りなくなって、本を買うようになりました。
高校で同時進行で「筒井康隆」にもはまり・・これも、文庫で半分は持ってると思います。

チョット古いかもしれませんが男の子なら「怪人20面相」みたいなのはどうですか?
私は、小学校では、あのシリーズにはまりました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

やはり、読書に慣れ親しんでいないと難しいですかねぇ・・・
私自身も子供の頃本の虫で、いろいろ読みあさっていたので、想像力はかなりありました。
息子が今学校でよく読んでいる本は、やはり男の子向けの冒険シリーズ物か
お化け話、不思議話のたぐい、科学物のようで、読書力はまだまだこれからみたいな印象を持ちます。
星新一さんの「未来イソップ」は従来のイソップ物語をベースにしてあるみたいなので、
私が読んでみて子供達にも理解できそうなら薦めてみようかと思っています。

まあ、いずれにしても我が家にそういった本があれば、いつか息子達も読むだろうし、
「おもしろい」と思ったときがきっと読み時なんですよね。
いずれ息子達と感想を言い合う日を楽しみに待ちたいと思います。

どうもありがとうございました!

お礼日時:2009/10/08 09:21

|星新一さんはSFの長編ものはお書きでないようですね。


|ちょっと残念です・・

そうですよね。あとは、初出の単行本の後書きがショートショート風になっているんですが、作品として扱われないので、再編された本には再録されないことがあるんで、ちょっともったいないかなと。

もし、合わなかったら申し訳ないんですが、他の人の作品になら、ショートショートを積み重ねるような文体のSF長編に、銀河ヒッチハイクガイドシリーズ があります。
最初の数行で太陽系が滅び、そこから最後の人類である主人公が宇宙を旅するという、イギリスのBBCが作成したドラマの原作本です。
3部作の4冊目・5冊目があるようなタイプで、かなり読者を選ぶタイプの作品ですが、多分、お望みの雰囲気の作品かなと思いますので、オススメいたします。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

再度のご回答、ありがとうございます。

皆様のアドバイスを素に、とりあえず古本屋にある星新一さんの本を数冊買ってみました。
代表作の「ボッコちゃん」もたまたまあったので最初に読みました。
私の想像通りの作品で、今いろいろと読み進めている最中です。
(あまり立て続けに読むと、ちょっとおなかいっぱいな感じですが・・汗)
やっぱり「世にも奇妙な物語」みたいな話・・・と思っていたら、実際に
あの作品の中でも数点ドラマ化されたようですね。

大好物ばかり頂いているとおなかいっぱいになってしまうので、
いろいろなジャンルの本をバランスよく頂きながら皆様に勧めて頂いた
他の作者の作品にも触手を伸ばそうと思っています。

どうもありがとうございました!

お礼日時:2009/10/08 09:12

「未来いそっぷ」とかは初めて読むにはどうでしょう。



「ボッコちゃん」「こんにちは地球さん」なども。

あとは、かなり読んだにも関わらず多作なので
何がどの本だったかあまり覚えてないです。

長い作品よりはやはり短編のほうがおもしろいです。

30代なら一度くらい教科書とかで知らずに読んでるかもしれませんよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

「未来いそっぷ」はちょっと気になっていました。
息子の学校で読み聞かせのボランティアをしていまして、それにぴったりかも!
と思っていたのです。
きっと小学校の図書館にも星新一さんの作品があると思うので、
それがきっかけでみんなが楽しんでくれるといいな・・とも思っていたので。
一度読んでみたいと思います。
ご回答、どうもありがとうございました!

お礼日時:2009/10/03 20:08

僕が星新一さんで一番好きなのは〔白い服の男〕です。


あと、阿刀田高さんの本も短くて面白いのが多いですよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
「白い服の男」ですね!
今本の内容を確認してきましたが、イメージ的には若干ブラック気味?
イメージ的には「世にも奇妙な物語」ちっくな感じでしょうか?
・・・・大好物です♪
読んでみたいと思いますw

お礼日時:2009/10/03 20:01

 正直どれも間違いないと思うけど、とりあえずショートショートで一冊あげるなら新潮文庫の「ボッコちゃん」を。

初期の短編集になりますがそれだけに有名な作品も多い。

 短編連作でまとめて一つの話になる「声の網」も面白いと思う。あとは時代小説の短編集「殿様の日」も星氏ならではの時代小説になっているかと。

 ちなみに、自分は小学生の頃から星氏にはまり、中学ぐらいから小松氏、筒井康隆氏にも手を出すという感じでした。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
短編連作でまとめて一つの話になる・・!!
そういう作品、大好きです!
是非読んでみたいと思います。
ご回答者様は小学生時代に星新一さんの作品にはまったんですね。
うちの息子も読んでくれるといいのですが・・

「ボッコちゃん」「声の網」・・今のところ最有力候補です♪

お礼日時:2009/10/03 19:54

ショートショートであれば、初期の作品である「ぼっこちゃん」や「ようこそ地球さん」辺りから始めるのがいいかなと思います



長編作品はありますが、SFではなく彼の父「星一」の若い頃を書いた「明治 父 アメリカ」や星製薬時代に官僚から迫害を受け最終的には倒産(倒産時の社長は星新一ですが)に至る経緯を書いた「人民は弱し 官史は強し」の2作品だと思います

私も若い頃に彼の作品にはまりまして、文庫本で全作品をそろえたものです

作品一覧のリンクを貼っておきますので、参考にしてください

参考URL:http://astore.amazon.co.jp/miyaaki-22?_encoding= …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
リンクも参考にさせて頂きますね!

「ぼっこちゃん」は星新一さんの作品の中でも代表格のようですね。
是非読んでみようと思います。
星新一さんはSFの長編ものはお書きでないようですね。
ちょっと残念です・・

お礼日時:2009/10/03 19:47

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!