
A 回答 (7件)
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No.7
- 回答日時:
温度が高いほうが、分子の運動が速いから、
一般の化学反応は温度が高くなるに連れて活発になります。
消化酵素はタンパク質でできているので、あまり温度が高くなると立体構造が崩れたりして、
酵素としての働きを失います(変性とか失活といいます)。タンパク質の性質上、これはやむをえないことです。
それなので、体温付近かそれより少々高めのあたりに、働く限界の温度があるので、
「体温付近でよく働く」ということになります。
高温で働くような酵素を開発すれば、体温よりも高い温度で働かせることはできます。
No.6
- 回答日時:
「消化酵素は何故体温付近じゃないと活発に働かないのか」
視点が間違っている。
生物が誕生したことそのものが、環境にあったタンパク質を選択してきた。
酵素にはもっと高温でも働くものもあります。しかし、それを持つ生物にとっては無意味だけど、たまたま生物の体温で有効だから残っている。
ちょっとわかりにくいので、別の例で説明しましょう。
なぜ、果物は良い匂いがするもの多いのか?
なぜ、亜硫酸ガス、硫化水素や酪酸や吉草酸が嫌な臭いなのか?
これは進化の過程で、それらを良い匂い、悪臭だと判断できるように進化してきたからであって、こういう分子構造を持っているからという問題ではないですよね。
「消化酵素は体の中にあるものだから、体温付近で活発に」働くものだから、それを利用し合成できるように進化してきた。それがこそが理由です。
No.4
- 回答日時:
長い生物の進化の過程で、体温(36.5度C)ふきんで
最大に機能する消化酵素を獲得したと言うことです。
酵素の3次元構造から最適温度が決まります。
酵素の温度は元素(炭素、水素、窒素等)の振動に置き換えられます。
それらの元素の結合はあまり強いものではありません。
No.3
- 回答日時:
消化酵素に限らず基本的に体内の酵素は体温で最も活発に働くように出来ています(恒温動物の場合)
酵素というものには至適温度といって、酵素が最も作用する温度があります。
高温の方が反応速度は速くなりますが、高温にすると酵素が変性してしまうため(酵素はタンパク質なので)、最も適した温度というものが存在します。
体温付近の至適温度を持つような酵素を産出するよう生物が進化した結果でしょう
No.2
- 回答日時:
確証はありませんが、消化酵素は高温で失活しない限り、温度が高いほうが活性が高いです。
http://www1.ttv.ne.jp/~kiwi/actinidin-0.html
体温付近で「ある程度」(=100%でなくても)活発に働かない酵素をもった動物は、栄養がうまく取れず、死滅するだろうという進化論的考え方がかのうかもしれません。

No.1
- 回答日時:
その酵素が働くのに一番適している温度を至適温度と言います。
消化酵素の至適温度が体温付近ということです。
何億年の進化の過程で、体内で消化に働いている間に、そうしたものが選ばれてきたのです。
消化酵素だけでなく、大体生物の生存環境で酵素は働きが最大になります。
生物が生存できない条件に至適温度を持った酵素は、元の生物が生存出来なくては、酵素の意味がなくなってしまいます。
だから、「消化酵素は体の中にあるものだから、体温付近で活発に働く」は、理由の立派な説明です。
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