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本屋の本の並べ方として、作家の名前順に全ての出版社をまとめて並べる場合と、
出版社別に分けて並べている場合があります。
後者の並べ方にメリットはあるのでしょうか?

私は一人の作家の作品が出版社ごとの棚に散っているので、探しにくく、好きではありません。
まだジャンルで分けるのならともかく、出版社で分ける事に対するメリットが良く分かりません。
本屋として納入時に楽なのでしょうか?

A 回答 (7件)

書店員です。



出版社ごとの棚つくりをしているのは、かなりレトロな書店、ということができます。昭和40年代まではけっこうあったやりかたです。
新聞広告が一般読者の情報源であった時代ですと、今度●●出版からでた本、という感じで探しやすかったからです。
その後、出版物が多様化したり、ちいさな版元が増えたりして、この方式はすたれていきました。

ただ、文庫・新書は出版社別ですね。
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この回答へのお礼

なるほど、これは納得です。
文庫と新書が出版社別なのは何か理由があるのでしょうか?
サイズや統一感という事でしょうか?

お礼日時:2009/12/17 22:41

No.6です。



文庫・新書はマスプロダクトされています。しかも、6番で書いた時代と違い、マンガから岩波文庫のような、いわば出版業界というものが凝縮されたジャンルになりつつあります。
さらに、各々の出版社のカラー、岩波は古典文学、ハヤカワはSF・ミステリと言ったように。新書でも岩波、中公、講談社現代新書、ブルーバックス、その他最近は多くの出版社が各々の社風を生かした新書をだしています。これらは混在させるより、各々の出版社にまとめたほうが管理運営がしやすいのです。
もしまぜたら、注文をだすのが実質不可能になるでしょう。なぜなら、毎週の注文は各出版社の××新書・文庫一覧を使って管理しているからです。また、数が膨大なのも、各々の文庫・新書をレーベルごとに配置している理由となるでしょう。
ただ、親和性の強いものを近くに配することは、どこもしていると思います(例として、ハヤカワ文庫と、創元推理文庫は近くに置かれることが多いです)。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。納得しました。

お礼日時:2009/12/18 08:29

その書店の、出版社別・形態(文庫や新書等)別の扱い方が一目でわかり、重宝する側面があります。


一見の店で、ふらっと寄って探すには不便でしょうが、発行済みの特定の本の流通在庫を探す時に、その本の属する出版社別・形態(文庫や新書等)別の扱いが多い書店を中心に探します。

「CD屋ではそういう陳列の仕方は見たことがない」とのことでしたが、ジャズやクラシックなどを大規模に扱う趣味性の高い店では、レーベル別の陳列はよくあります。
また複数の出版社・形態で仕事をするのが当たり前の作家と、CDという1つの媒体で一時代に一箇所のレーベルに所属する音楽家の場合とは、比較になりません。
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この回答へのお礼

>その書店の、出版社別・形態(文庫や新書等)別の扱い方が
>一目でわかり、重宝する側面があります。

それで具体的に何が読み取れるのでしょうか?
新書と文庫の比率は、それぞれがわかれていれば出版社別でなくても判断できますし、
出版社の比率が分かったところで特にメリットがあるように思えません。

確かにジャズだったら澤野工房やブルーノートで分けているところもありますね。
(それでもCTIやECMで分けているところは見た事がないです。)
メジャー以外のレーベルでは特徴を持たせてある場合が多いので理解はできます。
そういう意味では、岩波や角川の青少年向け等の特徴ある出版社が
棚で分かれているのも理解できます。

ただ、その他一般的な出版社での差分は必要性が感じ取れません。
出版社ごとの特徴は、それこそネット等で調べた方が早く、
本屋がその機能を持つ必要性を感じません。

>また複数の出版社・形態で仕事をするのが当たり前の作家と、
>CDという1つの媒体で一時代に一箇所のレーベルに所属する
>音楽家の場合とは、比較になりません。

CD屋と書店の店員が仕分けるという意味では比較可能だと思います。
CD屋がレーベルやレコード会社で分け無いのは、そんなことしたらお客さんが来ないからだと思いますが、
違いますか?
複数のレコード会社を跨ぐアーティストは少なくありません。
それをレコード会社別に分けていたら、いちいち探すのが面倒なだけでなく、
お目当てのアルバム以外の同一アーティストの作品が目に触れないというのは、
CD屋としても販売機会を失う可能性がある訳で、お互い損をすると思っています。

疑問は、なぜ本屋はそうではないのか。その点です。

お礼日時:2009/12/17 18:12

書店の本は基本的に出版社の財産です。


商品を購入しているわけでは無いです。
書店の陳列は出版社からの預かり在庫として所持しています。
販売された場合に取次店に対して支払を行います。

返本の際出版社別の方が楽な場合もあります。

ジャンル別に並べられた場合は出版社が入り乱れた状態の陳列が多いです。
参考書や地図等。

漫画の単行本等は、出版社(コミック)別に並べられている場合が多いです。(連載紙別に並べた方が判りやすい)
それでもタイトル別に配置されている本屋さんもありますが・・・

流通ルートは、
版元(出版社)→取次店(トーハンや日販が配送集金)→書店
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この回答へのお礼

なるほど。
再販制度が絡んでいるわけですね。
そういうとCDも同じなのですが、CD屋ではそういう陳列の仕方は見たことがないです。

お礼日時:2009/12/17 16:20

それこそ本屋の勝手です。


本屋毎に、販売戦略はあるのでしょうから、本屋独自の陳列は当然で、探しにくいのでしたら、探しやすい本屋に換えられれば宜しいと、敢えて憎まれ口を言います。
貴方好みの本屋は1軒くらいは多分あるでしょうから・・・・・
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この回答へのお礼

その販売戦略がどういったものかを聞いているのですが。

お礼日時:2009/12/17 14:00

その方が探しやすいからでしょう。


でも複数の会社から本を出してる人の本を探すのは不便ですね。

本屋に行く前にその作者を調べ、どこの会社から出しているのかを調べてメモでも取って本屋に行けばいいと思います。
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この回答へのお礼

>その方が探しやすいからでしょう。

どういうシチュエーションですか?
複数の会社から出してなくても、一通り棚を見て回らないといけないのは不便です。

>本屋に行く前にその作者を調べ、どこの会社から出しているのかを
>調べてメモでも取って本屋に行けばいいと思います。

その手間が面倒だと思うのですが。
家でほしいと思ったらネットで注文しますが、
ふらっと本屋に立ち寄った時に不便を感じています。

お礼日時:2009/12/17 13:58

商品の陳列を出版社の営業・要員が行う(手伝う)場合、


自分の所の本だけを管理出来る(他社のものをさわる可能性が減る)ので
便利(楽)だから。
そういう店舗は棚卸も手伝ってもらったりすることも多いです。
お客さんのメリットはほとんど無いと思います。
(出版社にこだわるお客さんには良いかもしれないが)
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この回答へのお礼

>商品の陳列を出版社の営業・要員が行う(手伝う)場合、

こういうケースがあるのでしょうか?
CDの場合は少なくともジャンル分け程度なので、楽なのですが、
本屋側でもそれくらいはやってほしいものです。

お礼日時:2009/12/17 13:55

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