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自主制作音源の音がこもって困っています。
バンド演奏で各パートを別々に録音して、MIX作業をしています。
イコライザを色々いじって頑張ってみたんですが、出来上がった音が他のCDの音と比べて音が小さく聞こえます。また、こもって聞こえるため、その「こもり」が音が小さく聞こえる原因と考えています。
もっとクリアな音にしたいのですがどういう切り口で作業すればいいですか?

A 回答 (2件)

具体的な録音方法やトラック毎(=パート毎)のイコライザの調整方法、はては使用機材等も絡んでくるので、その当たりの詳細がわからないと抽象論しか言えないんですが…



基本的には、「それは承知の上」かもしれませんが、「個々のパート録音時に、どれくらいクリアに録音できるか」で、勝負は五割以上決まります。個人的には7割以上は最初の録音で決まると思っています。

単なる理想論としてですが、「パート別のイコライザ調整は不要か、むしろ音の主張を抑える方向で使う必要がある」くらいの録音が全パートでできれば、質問者の方の苦労は発生しません。
…ってったって、それができれば誰も苦労はないわけですが(^^ゞ、それでもとにかく「音の入り口でどれだけ良い素材を録り込むか」が一番大事という点では、究極の理想という事は念頭に置くべきでしょう。

また、録音後のミキシング調整にあたっては、これは『気持ちの持ち方』という考え方で良いですが、「イコライザも含め、エフェクタ類は使えば使うほど音の鮮度は落ちる=音がこもる方向に作用する」と、絶えず自分に言い聞かせながら調整する必要があると、個人的には思っています。

一番の愚の骨頂は、例えばの一例で言えば
「音が暗い→イコライザで高域を大きく上げる」
「すると刺々しい音になる→コンプ等で頭を押さえる」
「全体の中で音が引っ込む→エキサイタ等で音を前に出す」
「最後にリバーブを→音場全体の音の輪郭が落ちて、音が暗くなる」
…で、頭に戻る…みたいな調整法をする事。
上の把握まで極端な例ですが、こういうやり方だとどんどん音の背鮮度が落ちて、籠もった感じが増します。

その意味では、
>こもって聞こえるため、その「こもり」が音が小さく聞こえる原因と考えています。
というのは、もしかしたら逆かもしれません。
つまり、こもりを無くそうとしていじりすぎ、全体の音圧が悪い方向に「のっぺらぼう」になっているため、CDと比べてメリハリが無くなり、数値上の音量に比べて聴感上のボリューム感が無くなっているってこともあります。
まぁ、このあたりは実際の音を聞かないと、私もわかりはしませんが、そういう「下手なミキシング」は、私も含めて結構多いです。

ということで、質問文の情報範囲だと、私としては「録音時に以下にクリアに録るかが肝要」としておきます。

エフェクタのマエストロを気取った中級レベルの宅録屋の人だと、イコライザの使い方だのエキサイタだのマスタリング方法などでウンチク言いたがる人が出てくると思いますが、とりあえずは録音状態のチェックからですね。録音時点での失敗は、基本的には後から取り返せないですから。
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「こもって聞こえる」というのは、高音部がさわやかに聞こえないということですか?



まず、音量の大小とこもりとは直接関係ありません。
各パートのそれぞれのトラックを単独で聞くと、こもって聞こえるものはありませんか?
どんな楽器がいくつあるか知りませんが、ドラムなどからひとつずつ重ねていって、どこでこもるか突き止めましょう。
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