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ご質問させていただきます。
サムソンの液晶TVについて質問させていただきます。
現在、サムソンのTVはアメリカや欧州でトップシェアを確保しており、日本勢は大きく水を開けられているそうですね。LED液晶もサムソンが先行しているようです・・・(最初に開発したのはSONYだったと思いますが・・・間違っていたら訂正お願いします)

ですが、日本の家電量販店では、サムソンブランドの液晶TVは殆どと言って見ません。 なぜでしょうか? もしかしたら、西友とかで売ってる激安TVはサムソン製? 別ブランドで売ってる?
でも、性能が悪いという理由なら、世界でトップシェア取れないと思うし、サムソンのパソコンの液晶モニタを見る限りでは性能が悪いと思えないし・・・・ 

理由が分かる方、ご教授お願い致します。 又、日本製液晶TVとの性能比較もあわせて回答頂けると幸いです。

(尚、回答においては、特別な日韓感情は抜きにして、客観的な回答を宜しくお願い致します。)

A 回答 (3件)

はじめまして。



サムソンの日本代理店日本サムソンは、随分前にコンシューマー用電気製品の一般販売を終了しました。現在ではPCモニターのネット販売のみじゃなかったかな?

海外メーカーでは唯一S-VHS機を開発したり、技術力は高かったですし、ブラウン管TVや液晶TVも投入しましたが、日本においてはブランド力が余りにも弱すぎました。
何せ日本の場合この狭い島国に、パナソニック、SONY、東芝、日立、シャープ、三菱、ビクター、三洋と世界規模の電気メーカーがひしめいているので、その中に割り込む余力はありませんでした。
諸外国ではこんな国はありません。
電気製品メーカーはあっても自社ではほとんど製造していない電気メーカーばかりです。大抵が日本、韓国、台湾、中国からOEM提供を受けて自社ブランドで販売しているだけです。

またAV機器に関しては諸外国と異なり日本市場は特に画質・音質にこだわります。
絵作りや音作りに関しては放送機器からビデオ・オーディオ機器に関してのノウハウの蓄積が多い日本にどうしても敵いません。圧倒的にノウハウが乏しいのです。
スペック的に良いものがそのまま画質・音質が優れているか、と言えばそうでもありません。
低価格、ハイコストパフォーマンス(価格の割には性能は良い)だけでは通用しないのが日本です。

東芝などは自社では液晶パネルは製造していませんが、1世代前、2世代前の液晶パネルを使用しても評価の高い液晶TVを製造しています。これは全て映像回路の効果です。つまり「絵作り」の分野です。
サムソンの場合そこでSONYに接近し、合弁で液晶工場を設立しました(同様に液晶には強いシャープも、自社の技術だけでは絵作りの面でどうしても劣るので、東芝やパイオニアの協力を仰いでいますし、今度はSONYとの合弁工場です)。
以後急速にサムソンは液晶TVの分野で世界シェアを拡大しました。

日本では実物をみることは叶いません。何せ一般市場からは撤退しているので。
まぁ、サムスンにすれば日本を除いても世界的に売れれば稼げます。

それに日本市場はちょっと特殊で、再参入し辛い面もあるでしょう。
世界的にはソコソコの画質・音質で安ければ売れます。ところが日本ではその方面でケチると途端に評価が下がり、同時に売れなくなります。安いからと言って「バカ売れする」わけでもない、世界標準からするとかなり妙な市場なのです。
日本の場合はとにかく造る方も購入する方も「質」を優先します。
韓国・台湾メーカーはそれだけの「質」に対する労力を削減しているので、どうしても日本市場においてはシェアを伸ばせません。
PCモニターに関してはまた別です。基本的に動画を映すためのディスプレイではないので、そこまで絵作りに拘る必要もありません。
と言ってもデザイン分野などではナナオや三菱製のPCモニターが主流で、ここに韓国・台湾メーカーが割り込むことはないですけど。
静止画の場合でもやはり「絵作り」は必要ですし、業務用の場合は特に正確な色表現を求めるので、どうしても韓国・台湾メーカーは敵いません。
もちろん一般人が普通に使用する分には遜色はないでしょうが、その場合も「値段の割に」との但し書きが付きます。

映画に関してはハリウッド。オーディオ・ビジュアルに関しては日本。
これらの長年の経験、ノウハウの蓄積は一長一短でマネられるほど、容易いものではありません。デジタルの時代とは言っても人間が最終的に捉える感覚器官はアナログです。このアナログの部分が実は金と労力が一番かかる部分でもあります。

激安TVは大抵台湾メーカー製のパネルで中国組立のものです。これが世界で一番コストの安い液晶TVです。
韓国メーカーは自社のブランドで投入します。が、現在はLGぐらいかな? 韓国メーカーで日本市場で頑張っているのは。と言ってもホームセンターやディスカウントショップでしか余り製品を見かけることはないですが・・・

パネルだけで言えばシャープと同等でしょう。
問題は映像回路でしょう。ソニーのノウハウを得て躍進したとは言ってもソニーには及ばない部分もあるでしょう(実物が日本では見られないので想像の域を越えません)。
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デジタル放送を受信する装置はB-CASカードが必須です。


そのB-CASカードを添付するにはARIBの認証が必要となります。
それが海外製品の参入障壁となっています。

http://ascii.jp/elem/000/000/136/136458/
http://news.livedoor.com/article/detail/3568547/

日本の(小さな)市場のために費用を使うのは割に合わないのだと思います。
B-CASが不要なPCモニターだとLG電子も存在感がありますね。
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>性能が悪いという理由なら、世界でトップシェア取れないと思うし



日本人は「AよりもBが良い」と言われると「だからAはダメ」と考えがちですが、「悪い」イコール「ダメ」ではないのです。
アメリカでは結局まずは価格なんです。細かい画質の差などは気にされません。ですから日本製品より多少機能や品質が落ちても気にしない人が多い国では売れるわけですね。

>回答においては、特別な日韓感情は抜きにして、客観的な回答を宜しくお願い致します。

お気持ちは判りますが、テレビでも車でも韓国製品が日本で売れない最大の理由は価格と品質とやはりこの「感情」なので、こういう質問をしたいのなら避けては通れません。
こういう場での質問は大丈夫ですが、オフラインで実際に他人とこういう話題について話す時は慎重に話をされた方がいいでしょう。
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