最近読書にはまっています!そこでみなさんにお勧めの本を教えてください。
・よかった本
夏目漱石「こころ」「それから」・・・人間の心の中に鋭く切り込んだ文章がすばらしかったです。人間の本質について深くかんがえさせられました。
「三四郎」・・・私はいま学生ですが、今とは違う当時の学生の生活や考え、恋愛などがユーモラスの描かれていて面白かったです。学生時代に読んでよかったと思います。
ヘッセ「車輪の下」・・・これも学生のうちに読んでよかったと思います。受験や大人たちに振り回される繊細な思春期の少年の悲しい運命がなんともいえませんでした。日本の学生には共感できるものがあるかもしれませんね。
ヘミングウェイ「老人と海」・・・自然とたった一人で戦う老人の生き様が男らしく描かれていて、強く生きたいなと思いました。自然の厳しさも感じました。あとこれを買ったとき本屋のおばあちゃんが「いい本をお読みですね~」と言っていたのがとても印象的で。。
・いまいちかな~と思った本
堀辰雄「風たちぬ」・・・とてもきれいな物語という感じがしたのですが、なんというか私にはきれいすぎるのかもしれません。ちょっとロマンチックすぎるというか・・。
今読みたいのは「こころ」のように人間の内面、本質について深く考えさせられるようなものです。日本の作家、海外の作家は問いません。定番!というような有名な文学作品がいいです。私に合いそうな小説がありましたらぜひ教えてください!
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
●ドフトエフスキー「カラマーゾフの兄弟」←私の一番!
「罪と罰」「白痴」も読みましたが、カラマーゾフは最高です!
人間の深層心理を描いた上に、推理小説の要素もあって、すごく面白いですよ。
●カフカ「変身」
これも、すごいよな~と思った一冊です。
●ヘッセ「デミアン」
車輪の下が良かったのなら、ヘッセをもう一冊いかがでしょう。
●サルトル「水いらず」等の短編
代表作の「嘔吐」は、ちょっと大変かも。短編は面白かったですよ。
若い頃は、翻訳物ばかり読んでいました。
参考になれば、嬉しいです。
「変身」忘れてました!読みましたよ!とんでもないことになったはずの自分の状況を冷静に語っているのが印象的でした。「世にも奇妙な物語」に出てきそうですよね。。好きな作品のひとつです。ドストエフスキー、読めるかなぁ(笑)
No.12
- 回答日時:
こんにちは。
漱石の作品はどれくらいよみましたか?
もう読まれたかもしれませんが、
「門」「それから」「明暗」
「明暗」は未完のまま終わってしまったのですが、
水村美苗がそれを補充した「続明暗」という小説があります。「こころ」「三四郎」は読まれているので
感じるところはあるかと思います。
三浦綾子は「氷点」が代表作の一つでありますが、
「母」という小説があります。小林多喜二(「蟹工船」の作者)の母をテーマにしたものです。
遠藤周作
「沈黙」「海と毒薬」「女の一生」「深い河」
柳美里
「命」シリーズ
江角マキコとトヨエツで映画にもなりましたね。
No.11
- 回答日時:
『かもめのジョナサン』/リチャード・バック
>人間の内面、本質について深く考えさせられるようなものです。
人間について深く考えさせられます。
主人公はカモメですが・・・
No.9
- 回答日時:
私は、金城一紀の「GO」をお勧めします。
私は、本を読むのは遅い方ですが、この本は、一晩で一気に読み終え、速く読みすぎたため、読み終わるのが淋しい気持ちになるくらい、まだ読んでいたかったと思わせてれた作品です。
あと、私としては村上春樹の作品はお勧めです。
中でも「ノルウェイの森」。
この作品は、それまで小説なんて、ぜんぜん読まなかった自分に、小説の面白さを気づかせてくれた作品です。
あと、デビュー作の「風の歌を聴け」もお勧めです。
参考になるかどうかは分かりませんが、
babapapaさんが読まれている物を拝見させていただいたうえで、、私が読んだ物のなかからお勧しますと、以下のような物がよいのでは。
三島由紀夫 「金閣寺」「午後の曳航」「潮騒」
梶井基次郎 「檸檬」
J.D.サリンジャー 「ライ麦畑でつかまて」
「ナイン・ストーリーズ」
アラン・シリトー 「長距離走者の孤独」
夏目漱石 「草枕」
これに関しては、漱石を読まれたということなので、書させていただきますが、漫画なのですが、江川達也の原作「日露戦争物語」を読んでみては。
私は、これを読んで実際、漱石を含めた明治の人の見方が変わり、現在「草枕」を読んでいます。現在8巻まで単子本で発売されています。
あと余談ですが、サリンジャーの「ライ麦畑で~」は、村上春樹が訳した物も出版されています。
No.8
- 回答日時:
babapapaさん、こんにちは。
一時期、山崎豊子にはまっていました。
「沈まぬ太陽」
例の日航機事故からその会社の体質、人間関係まで鋭く切り込んだ大作です。
三日間で読み切ってしまいましたね。
ほとんど睡眠不足でふらふら状態でしたが・・・。
「大地の子」
中国残留孤児の事を研究して取り組んだ大作。
偶然、実の父親と巡りあったのになかなか気がつくのが遅くって、主人公の妹が無くなる時は本当に号泣しました。
NHKでドラマにもなりましたね。
「白い巨塔」
大学病院が舞台になった長編小説。
大病院の体質が浮き彫りになった非常に興味のあるものでした。
今は、病院や医者の質が問われる事件がよく起こっていますが、そのはしりとも言えるような小説でしたね。
これも確かドラマになってたと思います。
それから初期の作品ですが「華麗なる一族」
財閥一族の話ですがそのしがらみにより、落ちぶれていく話。
以上です。
No.3
- 回答日時:
好みが具体的にわかって答えやすい質問ですね。
漱石もヘッセもヘミングウェイも十代の頃に読んで非常に感銘を受けました。特に「車輪の下」はおっしゃる通り、大人になってから読んだら同じように感動できたかどうか?です。
そこで私が同時期に読んで印象に残っている本をあげておきますと、太宰治の「人間失格」、三島由紀夫の「金閣寺」、ドストエフスキーの「罪と罰」などです。
どれも定番中の定番なので読んで損は無いと思うし、おそらく気に入ると思います。
ありがとうございます!「人間失格」はもう3年位前によんで面白かった記憶がありますがあまり内容を覚えてないので(笑)もう一度読んでみるのもいいかもしれません^^
「罪と罰」はけっこう長いんですよね。興味はあるんですが最後まで読む自信が・・・。でもいつかチャレンジしてみたいです!
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