人生のプチ美学を教えてください!!

B♭クラリネットを吹いています。
私は、真ん中のA♭(シ♭)の音がとても汚いです。
他の音と比べると、息が入りにくく、指を変えても良くなりません。

A♭の音色をきれいにする方法があれば教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

この中央シ♭周辺の音はスロート・トーン(喉の音)と呼ばれ、クラリネットの構造上、奏者の癖がはっきり出てしまうやっかいな音です。

私自身が行っている対策は以下の3点です。

まず、リードの選択。
この音域の一番の問題は「他と吹奏感が全く違う」ということでしょう。実際、奏法を大きく変えればそれなりの音は出ますが、この音域だけ奏法を大きく変えるのは演奏時には現実的ではありません。このため、まず吹奏感をできるだけ近づけることが必要になります。
チューニングB♭付近の音はリードの厚さによって息の抵抗感が大きく変化しますが、実はこの中央音域、(他の音域と比べると)それほど抵抗感が変化しません。いま質問者さんはこの音域だけ息が入りにくい(抵抗が大きい)ということなので、今より厚めのリードを選んでみることを推奨します。全体的に抵抗感が増しますが、奏法の慣れの問題で、そのうち今まで通り吹けるようになります。その状態で、スロート・トーンを吹いてみると以前よりも>(他の音と比べての)抵抗の変化が少なくなっていることに気付くでしょう。私は昔、質問者さんと全く逆の症状(スロート・トーンの息が入りすぎる)症状に悩んだ際、リードを薄めにすることでだい改善したことがあります。

次に練習方法。
抵抗感を近づけてもこの音域、やはり他の音とは多少息の入れ方が異なります。その感覚を体にしみこませるため
 ド→シ→ド→シ♭→ド→ラ・・・・・・
 シ→シ♭→シ→ラ→シ→ラ♭・・・・・
という練習をしています。はじめは四分音符=60、二分音符から始めて、音色の変化が無いように気をつけて、だんだん早くしてみてください。

最後に指使い
右手の指をいろいろふさいでみたりしていると思いますが、まずソ~シ♭の音域では左手の薬指をふさいでください。音程・音色・運指ともに抜群の安定感をもたらします。その上で右手の指をいろいろ試してみるといいと思います。私は(左手薬指と)右手人差し指のみや、右手中指以外などを使っています。
あと、イレギュラーですが、「ラの指+サイドキーの上から2番目」という指遣いは元はトリル用ですが単音でも非常に安定した音が出ます。私は運指上問題ない際によく使用しています。
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こんにちは


>私は、真ん中のA♭(シ♭)の音がとても汚いです。他の音と比べると、息が入りにくく、指を変えても良くなりません。
 σ(^_^;も他の音に比べて汚いです。 #1さんのアドヴァイスのように響かせようにも管が短く、ただでさえ響きにくい上に標準の左手親指と人差し指の運指はその音に対しては物理的にも綺麗に鳴らない構造なんですね。

 みんながこの音を改善するためにいろんなことを考えてます。 要点をまとめると以下のようになるでしょう。

(1)少しでもよく鳴る楽器に換える
(2)少しでもよく鳴るマウスピースを探す
(3)少しでも鳴りのよいリードだけを使う
(4)少しでも音色が悪くならない息の入れ方を続ける
(5)少しでも音色がよく鳴るようなボイシング(歌手が声を響かせるために行う訓練)を会得する
(6)楽器自体で少しでも響きを豊かになる指使いを試す
(7)楽器技術者にクラの検品(必要なら音質調整/改造)をお願いする
(8)マウスピース技術者にマウスピースの検品(必要なら音質調整/改造)をお願いする

 すでに#1さんのアドヴァイスもあるのでコメントだけ。
 (1)と(2)は、次に購入するときのチェックポイント。とりあえずは現状維持ということで。
 (3)は、リードを選ぶときのチェックポイントとして必須。
 (4)息が入らないのは(3)との関係でリードが弱すぎるのか強すぎるのか、アンブッシュアとして口に力が入りすぎて噛んでいるのか、音が終わるまで息を力強く入れ続ける(ppでもffでも体をコントロールすることについては変わりありません)意識がないのか、よ~く思い起こしてみる必要があるかも
 (5)よく「体に響かせなさい」というのはこのことです。クラシック歌曲の歌い手さんや合唱の歌い手さんにお友達がいるならよいコーチになるでしょう。
 (6)いろんな指使いがありますよね。つまり個体差(楽器や吹き手)によって利く運指が違うということなのでしょう。あなたにとって一番よい音に聴こえる運指を探しましょう。
   サイドキーの運指は物理的によい位置に近いところにあるのですが、普段から鳴らしておかないと急には音色/音程ともに満足する結果が得られないかもしれません。一度も使ったことがないキーが無いようにロングトーンは計画しましょうね。
 (7)と(8)はより専門的で、周りにそのような環境があってお金持ち(あるいはクラリネット演奏で元を取れる)でないと難しいですね。
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