どうして「読書をする人が減っている」事が問題になるのでしょうか?
某Q&Aサイトに「読書をしない人は読書をする人に比べて愚かなのでしょうか?」という質問がありました。それに対して次のような回答がありました。
人間性と読書は関係ないです。逆に読書のしすぎでダメになる人もいます。読書はすべきか否か。すべきです。他人の考えの塊を読み解くというのは、得になることです。ですが無理にすることはありません。人それぞれです。
この回答に対して質問者は次のように納得していました。
とても心にスーッと入ってくるご回答でした。きっと読書は万人がオススメする行為なんでしょうね。どうしてニュース等で「読書をする人が減っている」事が問題になるのでしょうか?人間性に関係ないのに。
質問者は回答に満足する一方で「読書をする人が減っている」事がどうして問題になるのかということについて疑問を呈しています。
読書をする人が減っていることは果たして誰にとって問題なのでしょうか。出版業界にとっては実に深刻な問題であることは明白ですが・・・
読書をする人が減っていることについて、作文や小論文の添削指導を長年行って来たという樋口裕一氏はその著書で次のように言っています。
小学生から大学生までの「書く」「読む」ことの現場を見ていると、大変な危機感を覚えます。長文が読みきれない子、主語・述語の関係が理解できていない子は多数派ですし、大学生でも中学生レベルの漢字が書けない、社会人でもことわざや慣用句を知らないという例は枚挙にいとまがありません。
なぜ、ここまで日本人の国語力が低下したのか。理由はただひとつ。本を読まなくなったからです。
( 引用 : 樋口裕一 著「『本を読む子』は必ず伸びる!」より )
No.1
- 回答日時:
一概に悪いというわけではないですが、活字を読む行為は一部の脳の活性化に繋がりますし、樋口氏の言うように主語述語がおかしかったり、ことわざや慣用句を知らなかったりすると他人に何かを伝えるのが難しくなりますよね。
「他人に物事を伝える」というのは社会生活において最も重要な能力の一つですから、それが劣化することはやはり問題だと思います。
ただし、本ばかり読みすぎているのも問題で、例えば政治家を見るとわかるように、難しい単語を当たり前のように使いすぎて多くの人に伝わらないという現象も発生します。
まあ本を読まなくても主語述語がしっかり出来ている人はたくさんいますし、
あくまでも「なるべく読んだほうがいい」程度の話だと思います。
この回答への補足
確かに読まないよりは読んだほうがいいということでしょうが、社会には盛んに読書を推進している団体もあります。その活動方針を読むとなるほどと思うところも少なくありません。
私などは若いころ本を読む習慣を身につけなかったことを今になって本当に後悔しています。本を読む習慣を身につけることの出来た環境にあった人が羨ましくてなりません。
No.2
- 回答日時:
人間性とは直接関係無いとは思いますが、育む手段ではあると思います。
で、何が問題か。
ここまで変化しながらも発展してきた、「日本語」という豊かな言語が、どんどん縮小していくことは文化的な損失だと思います。文学や論理から科学まで、何でもこなせる言語ばかりではないので。
極端な話、話者が居なくなればその言語は消滅します。現に、多数の言語が今でも消滅していっています。
私は30代前半(広義のゆとり世代)ですが、20代前半(狭義のゆとり世代)の日本語能力には危機感を抱いています。ネイティブのはずなのに、自分の日本語が不自然であるという違和感すら抱かないのです。
文字を持たない言語もあるようですが、日本語の場合は書き言葉・話し言葉を含めての言語であると思います。また、話し言葉やニュースだけでは得られない表現も多いでしょう。
そのような世代が、国際化などと言いながら英語やその他の言語を学習するわけですが、母語の能力を超えることは出来ないと言われています。となれば必然的に、日本人として世界で戦える人材も減少していくことでしょう。
これは国家的な損失であるし、国力の衰退に繋がると思います。
この回答への補足
「国家的な損失であるし、国力の衰退に繋がる」というご指摘ですが、まったく同感です。だからこそ、読書を推進する活動もあるのだと思います。
補足日時:2010/06/21 23:31No.3
- 回答日時:
基本にあるのはこういう事をいう人は本が好きな人であり、加えて「昔はもっと」という過去を美化したノスタルジーがありますね。
個人的には、テレビや他の公共的メディアというのは、公共的であるが故に多くの人の目に触れる分、規制だったり複数の人手を介しての集約がされている事であったり、時間的な制約などがあるため、いろいろな事が削られる事が多くその事が物事を非常に表面的に伝達する傾向にあるように思えます。
対し、書籍というのは少人数で作られているので、規制もほとんどないですし、非常に主観的で まるで手紙を読むようでその人の考えというのが伝わってきます。こういう人の考えを深く考察するという経験は非常に重要で、それが社会的に軽視される事に危機感を感じるという事が、「読書をする人が減っている」事が問題という話に繋がるのだと思います。
この回答への補足
> 基本にあるのはこういう事をいう人は本が好きな人であり、加えて「昔はもっと」という過去を美化したノスタルジーがありますね。
「こういう事」とは・・・?
No.4
- 回答日時:
国語力の低下の理由をただ一つ、と置くのはいかにも"あたまの悪い人の話し方"
で支離滅裂の謗りを免れえぬものであろうかとも思いますが、
それでも老大家諸氏のおっしゃることでございますから、
何かしら得るものはあるのでしょう。
というわけで日本文学を読んでみましょう。
太宰治の『如是我聞』にはこんなことが書いてあります。
『私は、或る「老大家」の小説を読んでみた。何のことはない、
周囲のごひいきのお好みに応じた表情を、キッとなって構えて見せているだけであった。
軽薄も極まっているのであるが、馬鹿者は、それを「立派」と言い、
「潔癖」と言い、ひどい者は、「貴族的」なぞと言ってあがめているようである。
世の中をあざむくとは、この者たちのことを言うのである。軽薄ならば、
軽薄でかまわないじゃないか。何故、自分の本質のそんな軽薄を、他の質と置き換えて
見せつけなければいけないのか。軽薄を非難しているのではない。私だって、
この世の最も軽薄な男ではないかしらと考えている。何故、それを、他の質と
まぎらわせなければいけないのか、私にはどうしても、不可解なのだ。』
『この頃、つくづくあきれているのであるが、所謂「老大家」たちが、
国語の乱脈をなげいているらしい。キザである。いい気なものだ。
国語の乱脈は、国の乱脈から始まっているのに目をふさいでいる』
・・・いやぁ、痛快。やっぱり本って素晴らしいですね。
私の言いたいことを何十年も前に全て言われちゃってました。
神聖にして不可侵たる『ご本さま』に僭越ながらもう一言だけ付け加えるならば、
陋習(あるいは老醜)に付き合う必要はないよね、ってことくらいでしょうか。
この回答への補足
「国語の乱脈は、国の乱脈から始まっているのに目をふさいでいる」とは知りませんでしいた。
「目からうろこが落ちる」とはこのことかという気がします。
( 補足の訂正 )知りませんでしいた。 ⇒ 知りませんでした。
太宰治の『如是我聞』はまだ読んでいません。今度、読んでみようと思います。
貴重な御意見ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
>>( 引用 : 樋口裕一 著「『本を読む子』は必ず伸びる!」より )
インターネットだって、ある意味文字の集合体ですよ。
2から4歳に至るまで、夜寝る前に親に童話などを読んでもらわない子が多過ぎるし、本を読むよりTVのスイッチ入れれば文字や絵が勝手にこんにちわしている世の中なので、便利さが学習能力や勤勉さに影響が出始めているのかもしれないと感じられる。
>>なぜ、ここまで日本人の国語力が低下したのか。
詰め込み方の教育方針の限界。ゆとり教育でも駄目。
例えば、電次郎先生のような型にはまらない個性豊かな教育者で、個人の持つ個性で
これは面白いんだよ~と感情を高める教育が必要な次期に近づいているのでは。
出版業界は、各社に強烈な枠(領域)があるのですよ。
これは、うちじゃ取り扱ってないよ~とか、線引きしているのを撤廃でもしたら
良いものが集まるかもしれないかも。
今度は、出版社業界関係者からの質問とは、トホホですね。
今まで、政治家やマスコミ、アメリカの工作員まで盛んに大集合していましたので.....。
この回答への補足
私は出版社業界には何ら関係していません。知り合いもいません。
読書の必要性は痛感しています。私自身が若いころ読書の習慣を身につける環境になかったからです。
今、問題解決のために様々な本を読んでいますが、子供のころから読書の習慣を身につけることのできる環境に恵まれた人を羨ましく思っています。
「政治家やマスコミ、アメリカの工作員まで盛んに大集合していました」というのがどういうことか理解できませんでしたが、回答ありがとうございました。
No.6
- 回答日時:
読む力がないとカンタンに欺されるからです。
一面的なモノの見方しか出来ない人が、様々に考えることが出来るようになる近道の一つだからですね。この力を国民のひとりひとりが持たないと民主主義が成立しません。カンタンに情報操作されてしまう大衆になってしまいます。
ご質問文にあるやりとりの例はその典型に見えるのですが。
この回答への補足
私も本を読むことの必要性は痛感しています。
最近は情報は本からだけでなく様々な媒体を通じて得ることができますが、本を読むことで得られる情報は思索を深めるうえにおいて極めて重要です。それは本からでなければ得られないものがあるのではないかとさえ思います。
ですので若い時の読書の効果は大きいものがあると思います。年を取ってくるとなかなか頭に入って来ません。
私は子供の時から本を読む環境に恵まれた人を羨ましく思います。そういう環境を設定するのは大人の責任だと思います。
私の質問文にあるような稚拙なやりとりをしないようにするためにも、やはり本を読む習慣を身につけることは必要だと思います。
回答ありがとうございました。
No.7
- 回答日時:
本の凄さは、それを書いた人の考え方を直接知ることが出来るところにあります。
いつの時代でも、歴史に残るような優れた思考を出来る方は滅多にいる訳ではありません。十年を一つの世代として、どの時代でも一つの世代に数人もいないでしょう。そんな優れた作品でも、運が良くなくては残りません。別な言い方をすると、時代を超えて残って来た作品は、確実に優れているのです。そして、本を読めばその優れた思考に直接触れることが出来ます。ところが本を読まないと、結局その時代のその他大多数の凡人による解釈による過去の優れた作品の受け売りだけに接することになる。大学の著名な教授だ、売れっ子のエッセイストや小説家だと言った所で、その人の本が歴史的に残ることはまずないでしょう。たとえ本を読んでいると言っても、そんな程度の人達の書いた本しか読まない人や、もっと酷いのは、そんな凡人達の解説をメディアやマンガだけを通して知識を仕入れている人達は、折角人類の得て来た滅多にない財産の万分の一も知ることが出来ずに人生を送ってしまうのです。何とも勿体ない話ですね。
ですから、読書をしない人は、そんな優れた作品を読む人と比べて確実に愚かです。しかし読書をしていると言っても、現代人の書いた作品や解説書ばかりを読んで、歴史に残っているような元の作品を読まない人もはっきり愚かです。まさか、現代人だけが人類史の中で特別優れている訳ではありませんからね。人生は短いのです。あ~、勿体ない。売れっ子の流行りもの作品など無視して、歴史に残って来た本を読みましょう。
この回答への補足
「論語に学ぶ会」のHPに次の指摘がありました。
人類の英知が蓄えられるようになったのは、文字の発明によってでありますし、時代を超え地域を超えて英知が伝達されるようになったのも、文字情報として蓄積されるようになったからです。人間が思考による擬似体験ができるのは、文字情報として蓄えられているものを読むからなんですね。サルと人間の決定的な違いは、文字情報を介して思考の擬似体験ができるか否か、ではないでしょうか。ですから、読書をするのが人間で、読書をしないのはサル及びサル化した人間なんですね。
( 論語に学ぶ会 http://rongo.jp/kaisetsu/rongo.php?169,1 )
私たちは読書によって他人の経験したことを疑似体験することが出来ます。それは時間や空間を超えて疑似体験することが出来るということです。その場に行かなければ経験出来ないことでも読書によって疑似体験出来るということです。この読書の魅力に気付かずに人生を送ることはまったくもってもったいないことです。ここにも教育の果たす役割があるように思います。
No.8
- 回答日時:
まず、一般に言われる「読書離れ」「活字離れ」というのが実際に起こっている、という前提そのものが、実は極めて根拠に乏しいものであったりします。
http://www.j-sla.or.jp/material/research/54-1.html
これは、全国学校図書館協議会と毎日新聞社が、毎年行っている小中高校生の読書量についての調査結果です。1970年代からグラフがあるのですが、1ヶ月の平均読書量は決して低下しておらず、ここ数年は、「読書運動」などもあって増えていることがわかります。
また、1ヶ月に1冊も読まない児童・生徒の数も減少傾向にある、と言えるでしょう。
つまり、データから見て、読書をしなくなっている、というのは実は根拠が弱いのです。
この手のコメントが言われるようになった最大の理由は、出版社、新聞社などの業績不振にあります。
しかし、これは、単に「本を読まなくなった」ということが理由ではありません。出版社の書籍の売り上げは、1997年がピークで、それ以降は減っているのですが、実は、1989年より、2006年の方が売り上げそのものは多いのです。しかし、それでも出版社、書店などの倒産などは増加しています。
これは、書籍の売り上げ以外の部分により理由が挙げられます。書籍、雑誌などには、広告が付いています。出版社にとって書籍の売り上げと並んで、広告料収入というのは大きな収入源です。しかし、90年代からの景気の低迷で、広告料収入というのは大幅に減少しました。
また、出版社と言っても出版に関する業務だけをしているわけではなく、土地などを持っての不動産業のようなものなども行っています。こちらも、バブル時代と比べれば大幅に減少しています。
また、古書店チェーンやネット書店などの進出、というのも、一般の書店に取ってはマイナスになります。
こういうものが重なった結果が、出版社や書店の倒産などに繋がっているのです。
そういうことを考えず、出版社がつぶれる→若者が読書をしなくなったせいだ、と無責任な責任転嫁をしているケースが極めて多くあります(例えば、質問文の樋口氏のような)
それから、学力低下なども、実は根拠が極めて薄弱だったりします。
よく、「最近の大学生のレベルが落ちた」と愚痴を言っている学者先生などがいますが、これは、簡単な算数の問題です。
日本の10代人口というのは、1970年代の団塊ジュニア世代から減少を続けています。今も昔も、最難関の大学と言えば東京大学でしょう。合格すれば、殆どの人が、東大へ入るでしょう。
しかし、東大の合格者の数は1970年代と2000年代で、人数が減ったわけではありません。分子は変わらないのに、分母は減っているのです。当然、そうなれば、それまでは「合格できないレベルの学生」も入れるようになるのです。
というか、大学進学率は上昇の一途をたどり、また、大学自体も増えているわけですから、大学生全体のレベルは下がって当然です。そういうことを考えずに比較しても、何の意味もないのです。
ということで、長々と書いてしまいましたが、活字離れ、に根拠がなく、また、それによって起こる問題なども極めて疑わしい、という風に言えます。
その上で言えるのは、問題視するされやすい、というのは、一つはノスタルジーに訴えかける、ということ。
人間というのは、自分が慣れ親しんだ文化は良いもの。そうでないものは怖いもの、悪いもの、という感情を抱きがちです。大人世代にとって携帯電話やパソコンなどは、つい最近になって登場したものであり、慣れ親しんだ文化とは言い難い部分があります。
それに対して、書籍などはずっと昔から慣れ親しんだ文化です。
先に書いたような理由で出版社などが苦戦している、と、パソコンなどの登場を組み合わせて、パソコンなどが出来たから若者が本を読まなくなって出版社がつぶれているんだ、というと、何か説得力があるように感じてしまうわけです。
もう一つは、そういう発信をするメディアが、そもそも活字媒体と切っても切り離せない関係だから、というのもあるでしょう。
日本のテレビ局、ラジオ局などはその殆どが新聞社などと資本関係があります。系列出版社を持っている例も少なくありません。つまり、テレビなども、利害関係者に当たるわけです。そういう点で、メディアを通して、そのような言説が発信されやすい、という背景もあるかと思います。
以上、私は、困る、というよりは、根拠が極めて薄弱な「活字離れ」ムード蔓延の中で、色々な社会問題(とされているもの)が結びつけられているのが現状なのではないかと見ています。
No.9
- 回答日時:
学識のある回答も多く出ていますが、私はまた違った視点から。
現代に出回っているイジメや犯罪の中には、サスペンスや心理や法律の本などの内容が本当か否か人間を使って試していたり、犯罪については、やってはいけない方を読んで実践していると気づく事があります。
買った本の内容だと気づくようにストーカーをしてる人も居ます。
出版や読むのが悪いのでも無く、遭った方も著者も不快になることはあると思うのですが、1つの事例としては不審行動を早期発見、気づかずに思い悩むことを少しでも避ける為には読んだからこそ言えることも出てくるということです。
既成概念・固執した考え以上のことはいくらでもあり、理解不可能なことや知らないがゆえにもありますし、考えてからものをいう・考えなければならない事も多い・静かに何かに没頭できる落ち着きや冷静さや集中力が要る・根本的なことの理解も出来ず噂や勝手な判断で浅はかな言動を取りやすいのも人間だから軽率さを抑えたいなど現代社会を知れば本から得られることは多いと思います。
多くは学校に通った経験があると思うのですが、どの学科でも教科書など本に関わることはあって、共通する物だからこそなところもあると思います。
言葉を発する表現方法もありですが、人はそれぞれの事情で活動をしながら様々な言葉を交わしますし、時には傷つくことも悩ませることもあると思いますし、情報処理能力を高めるにも言葉を発するだけでは人間の脳が酸欠状態になっている時にも気づかずに続行するのも人の勝手になりやすく防げず選べないことも増しますし、コミュニケーションとして言葉や文字で交わすとなれば、終始おさまりまとまっている文字によって理解していく・調べていく方が無理をさせずに済むこともあるとは思います。
日本人は働かせすぎ・働きすぎだと以前頻繁に問題視されていましたが、生まれてから受け入れていかなければならない物事も複雑化して長いので、人間関係においても精神的なことでのトラブルも多い世の中ですし、問題視されるとすれば、一度は静かに国全体で再度見直しをしなければならない、そういった方にあると思います。
言葉と文字が混同状態で入り乱れすぎてることから窮屈に感じることも多い気がします。
私自身は低学歴ですが、幸い読書は好きなので、そこから得られたことで、どうにか社会人として活動していけてる部分は大きかったです。
よく分からないことだらけだったので、こういうことかと思ったり、さらに調べていくことも出来たり、他の人々が進学し学んできたことも大まかだけれど知れて、何でも参考書となり現実的に助かってます。
この回答への補足
> どの学科でも教科書など本に関わることはあって、共通する物だからこそなところもあると思います。
何のことを言っているのか、よく理解できないのですが・・・
> 言葉と文字が混同状態で入り乱れすぎてることから窮屈に感じることも多い気がします。
「言葉と文字が混同」とはどういうことをいうのでしょうか。言葉には「書き言葉」と「話し言葉」がありますが・・・
No.10
- 回答日時:
読書は思考能力を育てます。
読書しなくなると、考えるのが億劫になります。
これが恐ろしい。
第二次大戦(日中戦争・満洲事変)に至る翼賛政治も、
思考しなくなったのが遠因です。
さて、ただいま選挙の最中ですが、「じっくり考えきちんと投票」
たって無理。そういう考える事をしなくなったのです。
政治?そんな面倒なのパス。そこまで言うならあんたやってて。
てな事に。
この回答への補足
最近は大学生でも何を考えているかわからない者が増えていると言います。自分の考えを筋道立てて話すのが得意でない者が増えているそうです。こんなことではさまざまな情報や価値観が交錯する現代において国際化に対応はできません。憂うべきことです。
理路整然と話したり書いたりすることが出来ない学生が増えてきていることから早稲田大学では、「日本語の文章講座」を行っているそうです。
再び戦争というおろかな道に踏み出さないためにも思考能力を育むことは大切です。戦争という事態に至らなくとも政治が間違った方向に進むことを防止するためにも私たちはよく考えなければならないと思います。
回答ありがとうございました。
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