長い小説教えてください！！

長い小説教えてください！！
最近カズオ・イシグロの「充たされざる者」を読みました。
なかなか面白かったのですが、読み終わるとなんとなく喪失感が・・・
そういうわけで長い小説を教えていただきたいです。

・文庫本１冊完結である
・ノンフィクション及び歴史モノ以外
・純文学系◎


という条件をクリアしているとさらにうれしいです。

その他、これは！！というオススメの本があれば、
長くなくてもご紹介いただければと思います。
よろしくおねがいします。

No.1 回答者： root_16 回答日時： 2010/06/23 16:06

長いといえば、グイン・サーガ。

130巻、未完です。

長すぎて私も途中までしか読んでません。

参考URL：http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%82%A4% …

この回答へのお礼

ありがとうございます！
グインサーガ、すごいですよね・・・
鋭意読行中です。

ありがとうございました！

お礼日時：2010/06/24 21:57

No.2 回答者： hazucha 回答日時： 2010/06/23 17:23

長い小説で、文庫本1冊もしくは数冊で完結のもの、として・・・

・楡家の人びと/北杜夫
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4101131066/
上下巻ですね。
すっごく昔に読んだので正直ストーリー詳細は覚えていませんが、面白かったです。
当時はハードカバー一冊だったと思うので長かったですが、文庫本だと二冊に分かれてしまい、あんまり長いという印象じゃないですね・・・

・屍鬼/小野不由美
http://www.amazon.co.jp/dp/410124023X
有名なので読んだことがあるかもしれないですが、面白いです。
ただ、こちらも私が読んだ時はハードカバー上下巻だったのですごく分厚かったですが、文庫本になると何冊かに分かれているので・・・

他にもあったと思いますが、残念ながら今思い出せないです。
帰宅して本棚見たら何かあるかな・・・(＾-＾；)

ちなみに、内容はともかく分厚い本として
http://stillblue.ti-da.net/e417484.html
とか
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/2490315.html
とかが紹介されているようです。
京極さんがやっぱりすごいですね・・・。

この回答へのお礼

ありがとうございます。

「楡家の人びと」を存じ上げなかったので、ぜひ読んでみたいと思います。

帰ったら・・・ということは、お出かけ中（お仕事中!?）にご解答いただいたのでしょうか？？
ありがとうございました。

お礼日時：2010/06/24 22:00

No.3 ベストアンサー 回答者： rkd4050 回答日時： 2010/06/23 17:43

　文庫本一冊完結だと、ほとんどのものが『充たされざる者』より300ページほど短くなってしまいますが、それはそれで構わないですよね？

　トーマス・マンの『魔の山』とかなら、多分あれと同等の長さなのですが、文庫だと上下巻になってしまう。
　長さはともかく、カズオ・イシグロが好きなら多分気に入るだろう作品を挙げておきます。

　最近の長編文庫で面白かったのは、奥泉光の『モーダルな事象』です。実力のある作家が、あえて自分でも制御できないくらいギャグやらミステリーやらSFやら、ありとあらゆる要素をありったけ詰め込んで無茶をやらかしている作品。

　レーモン・ルーセル『アフリカの印象』は、過剰に長いわけではありませんが、それに匹敵する充実した読後感を味わえる作品です。奇妙な出し物が次々に披露されていく、文学の花火大会のようなサイケデリックな作品。一応後半がネタばらしになっていますが、そんなストーリー的なこじつけよりも、ただ出し物を楽しむだけの作品と思った方が面白いでしょう。原語で読めたらもっと面白いんだろうけどなあ。

　砂を噛むような地獄の読書感を味わいたいなら、カフカの『城』はいかがでしょう。いつまでたっても城にたどり着けない男のお話。カズオ・イシグロの方が洗練されているので、お気に召すかはわかりませんが、このくだくだ感と、読んでも読んでも意味のない読書体験が病みつきになるかもしれません（笑）

この回答へのお礼

ありがとうございました。

「魔の山」「城」は読んだことがあるのですが、
他の二冊は存じ上げませんでした。
ぜひ読んでみようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時：2010/06/24 22:03

No.4 回答者： mokha 回答日時： 2010/06/24 03:02

山口雅也『生ける屍の死』

京極夏彦『魍魎の匣』
殊能将之『ハサミ男』
井上夢人『ダレカガナカニイル…』
貴志 祐介『天使の囀り』
岡嶋二人『クラインの壺』
ドストエフスキー『罪と罰』
アンドリュー・クラヴァン『真夜中の死線』
スティーヴン キング『ミザリー』
なるべく一冊でページ数が５００前後のものを選びました。ジャンルはホラー、推理、ＳＦなどバラバラです。
一冊に拘らないなら、アレクサンドル デュマの『巌窟王』もおすすめ。

この回答へのお礼

ありがとうございました。

「ダレカガナカニイル…」「天使の囀り」「真夜中の死線」は存じ上げませんでした。
ホラーはこわいかなぁ・・・（笑）
ぜひ読んでみたいと思います。

ありがとうございました！

お礼日時：2010/06/24 22:05