プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

よろしくお願いします。
DTPで1.25DualのG4を使用しています。HDDを3つのパーテーションに区切り、そのうちの1つにOS10とOS9を入れています。アップルサポートセンターの方に、OS10を入れないとOS9は入れられない、とお聞きしたため、使わないOS10も入れているといった状況です。
ところで、デュアルプロセッサとは、Macの方で勝手に判断してこの仕事はこっちのCPUで、あの仕事はそっちのCPUで、といった具合に振り分けてくれているのでしょうか(つまり、現時点でもちゃんとふたつのCPUのお世話になっている)。それとも、一度マシンを起動した後に何らかの方法で二つ目のCPUを立ち上げて、ユーザ側がこれはこっちのCPU、それはそっちのCPU、を振り分けるんでしょうか(つまり、現時点では二つ目のCPUは一度も使ったことがない)。
これまでのシングルプロセッサと何ら変わらない使い方をしているので、もしかしたら折角デュアルなのにばかばかしい使い方をしているんじゃないか、と思い質問させていただきました。

A 回答 (3件)

OS9を起動システムとしているかそれともOSXなのかで話が違います。

OSXではシステムが積極的にデュアルプロセッサを活用するように働きます。2つの異なるアプリケーションが同時に動いていて、例えば時間のかかる表計算を実行させているときに別のアプリケーションで作業をすると言った場合、OSXではそれを2つのプロセッサに分散させるように動きます。OS9では時間を細かく分けて2つの仕事を切り替えながら実行するのでデュアルプロセッサの本当の力は発揮されません。また、PhotoShopなどデュアルプロセッサ対応のアプリケーションであるならばOS9でも実行速度は上がります。デュアルプロセッサ対応のアプリケーションを使用しないのならば、シングルもダブルも速度は上がりません。ユーザーがデュアルプロセッサを積極的に選択することはできません。
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この回答へのお礼

早速のご回答をありがとうございます。今の段階でまったくデュアルを使っていなかったわけではない、ということがわかったので、少しだけ安心です。主に使っているのはPhotoshop.Illusutraror.QuarkXpressです。これらがデュアルプロセッサ対応なら、恩恵を受けていることになりますね。

お礼日時:2003/07/13 09:52

基本的にどちらのCPUをどのアプリケーションに割り当てるということはできません。


そういったことをするとOSなども動いているわけですのでかえってCPU利用効率を下げます。
CPUの利用はOSがかってに振り分ける形になります。
OS 9では完全にはデュアルプロセッサの能力は生かし切れません。デュアルCPU対応のアプリケーションだったらいいのですがあまり無いですね。これはOS 9が疑似マルチタスクOSであるからです。OS 9ではマルチCPU用の機能拡張があるのでCPUどちらも利用しますが利用効率が悪いということですね。
ただ機能拡張が働いていますのでOSの動作にじゃまされずにアプリケーションが動いたり2つのアプリケーションを同時に動かすときも100%が200%になるわけではありませんが一応はデュアルプロセッサの能力が生かされています。

OS Xだったら「疑似」ではないマルチタスクOSですのでOS任せにすればCPU利用効率は高いです。
1.25Dualを使っているのだったらそろそろOS X環境に切り替えてやってはどうでしょう。

せっかくのデュアル生かし切った方がいいでしょうし。
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この回答へのお礼

いつもわかりやすく丁寧なご説明をありがとうございます。やはり、OSXに移行する時期が来たということでしょうか。とりあえず、今の段階でまったくデュアルを使っていなかったわけではない、ということがわかったので、少しだけ安心です。これから、環境の切り替えについて考えます。

お礼日時:2003/07/13 09:49

これは、Macintoshに限ったことではなく、Dual ProcesorはOSが対応さえしていれば自動でシステムが認識します。


そのため、基本的に設定は不要です。

マルチプロセッサを生かすためには、マルチスレッドに対応したソフトウェアが必要で、それに対応したソフトを使うことで処理負荷の軽減をすることができます。

ここで重要なのはマルチプロセッサ自体は速度を高めると言うより、高い負荷を与えたときに処理を分散し効率的に処理するのが目的であるため、2つだから2倍速いわけでもなければ、Dualなら何でも高速処理が出来るわけではないということです。

むしろ物によっては処理速度がそれほど向上しない場合もあります。これはシングルスレッド対応のソフトやOSが既に解答のあるように疑似(Virtual)マルチタスクを用いる物。MacOS9世代までとWindows3,1までのバージョンなどがそれです。

シングルスレッド対応の古いソフトや一部ソフトウェアの場合は、そのシングルスレッド対応ソフト自体の速度がそれほど向上しないか、場合によっては低下することもあります。(最近は多くのアプリケーションがマルチタスクに対応してきています。)

擬似マルチタスクでは、同時に複数のソフトで処理をしたときに、OS側からソフトを管理するのではなくアプリケーションが優先的にタスク(プログラム)を制御するという物でその結果、現在実行しているタスクが終了しないと次のタスクに移行できないという欠点がありました。見かけ上は複数のWindowで処理していても、実際にはプロセッサはせっせとそれらのWindowの処理を交互で行い2つのアプリケーションソフトが同時に起動していても、2つのソフトを効率的に同時に処理することはできなかったのです。

ちなみにWindows95以上とOS-Xはプリエンティブマルチタスクといい、これらを完全にOSが管理し、タスクが同時に発生してもそれらを同時に処理することが可能になっています。その結果、同時に複数のソフトウェアを起動したときにもたつかず、効率的な処理が可能なのです。
これによって、全体の処理速度を上げるだけでなく、プロセッサのリソースを十分に使うことができます。
特にマルチプロセッサ環境ではこれが驚くほどの負荷軽減と効率化に繋がります。


知ってましたか?

もしも、マルチCPUを生かしたいなら、それに対応したOSを使った方が元を取るはずです。古い資産も大事ですが、バランスを考えて新しい資産へ出来る限りシフトする方向で進んだ方が良いですよ。
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この回答へのお礼

わかりやすいご説明、ありがとうございました。やはりOSXに切り替えることを考えないといけない時期でしょうか。

お礼日時:2003/07/13 09:47

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