No.6
- 回答日時:
リンク先のようないろプラのことですね。
バンダイの人が言うには「バンダイのノウハウで詳しくは説明できないが、技術のヒントは射出タイミング、固まる温度、時間の制御、詰まり材料特性と金型の作り方がポイント」だそうです。
4色でも色が混ざったりしないのも同様の理由で、「4色で打てる成型機はここ(バンダイの工場)にしかなく成型技術やノウハウもここだけのもの。混ざらないようにするのは特許で金型の構造に工夫がある」そうです。
まあ結局は企業秘密ですから、詳しくは説明できないんですよね。
樹脂流動の解析もしないらしく、成型、金型職人の勘と経験だそうです。
参考URL:http://monoist.atmarkit.co.jp/fmecha/articles/gu …
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
バンダイじゃないけど樹脂関連の部品扱ってます。
まあ自分が多色成型やったのはもう何年も前ですが。そのときは大雑把にいってNo.1のやり方。樹脂金型はよく「タイヤキ」にたとえられますが、二つの型を合わせて間に樹脂を流し込むわけです。このとき、片方の型の一部を盛り上げて反対の型にぴったり合うようにしておけば、そこには樹脂が流れない。そして、片方の型を盛り上がりのない型に変えれば、そこには隙間が出来る。そこに別の樹脂を注入、と。
実際は「取り替える」というよりも「型の内部で回転させて切り替える」ですけどね。片方の型は同じものを複数つくり、交互に形状の違う型に合わせてやる。同じ形状の型をA1,A2。違う形状の型をB,B'としたとして、工程はこんな感じ。
1)A1とB、A2とB'を合わせる。
2)色1の樹脂をA1とBに射出。
3)色1の樹脂をA1に付けたまま、組合せをA2とB,A1とB'に切り替える。
4)色1の樹脂をA2とBに、色2の樹脂をA1とB'に射出。
5)2色注入したものを取り出し、色1の樹脂をA2に付けたまま、A1とB,A2とB'に切り替える。
6)色1の樹脂をA1とBに、色2の樹脂をA2とB'に射出。
7)2色注入したものを取り出し、色1の樹脂をA1に付けたまま、A2とB,A1とB'に切り替える。
以降、4~7の繰り返し。
No.4
- 回答日時:
システインジェクションですね。
率直に答えれば「バンダイだけがもってる技術です」。
その仕組も公開されてません(私も知りたい…説明されても理解できないかもしれないけど…)
ただ、この技術も、ランナーに境界がある多色成形も、原理的には同じではないかな?と思いますが(やっぱり違うんですかね)。
http://blog.goo.ne.jp/ossan-obahan1-2/e/13f6b9e0 …
参考URL:http://pinokio.shop-pro.jp/?pid=16770788
No.3
- 回答日時:
>あれ?No1の人と異なる回答ですね。
No2の回答が正解です。クリア系等のランナーも存在します。したがって4方向から
違う色の樹脂を流し込むわけです。
http://projectzero.blog84.fc2.com/blog-entry-722 …
ご回答ありがとうございます。
せっかくですが私の質問と回答意図がちょっと違います。
参考掲示していただいたURL,参照しましたが、確かにひとつのランナーのなかに
複数の色のパーツがあります。ただし、これは一つ一つのパーツは単色でできていますよね。
単にひとつのランナーの中に複数の色がある、というだけで。
私が質問したのは違うタイプです。
たとえば、初代ガンダム。初期のガンプラブームの時代は全部のパーツが白一色でできている。
これを組み立てて、赤青黄色のプラカラーを塗って完成させたわけですよ。
で1990年代ごろかな?いろぷらシリーズってのが出てきた。
これは色ごとにパーツを別ランナーで作って、それを組み立てるというもの。
たとえば初代ガンダムの足部分でいうと、初期のものは白一色でできた靴の形のものだったのが、
いろぷらシリーズになると、底部分の赤色パーツと甲部分の白色パーツに分かれていて、これを
パチンと組み立てると、赤と白の成型色がそのままにアニメと同じ彩色になる。
部品数は飛躍的に多くなるが、組み立てると同時にそれがパーツわけにもなっているで
自然とモールド感も表現できて評判だった。
で、さらに現在のガンダムはひとつの足パーツに二方向からのランナーが接続していて、それぞれ赤、白の
原料が流れ込んで、うまい具合にぴたりと甲部分、底部分で色分けされてるわけです。
これが、
「なぜ底の赤色原料が甲の白色部分を侵食しないのか? 同じく甲の白色原料が底部分に混ざったりしないのか?」
というのが質問です。
せっかくお答えいただきましたが、掲示のURLのランナーは単に多色をひとつのランナーに入れただけで、
パーツ単位では単色ですね。これはこれでいいんですよ。万一混ざったとしても、それはランナー部分で混ざるだけだしね。
というわけで秘密を知っているかた、ご回答お願いいたします。
No.2
- 回答日時:
バンダイのガンプラなどの多色成型のランナーは一つの金型に流し込んで作られます。
電動式多色成型機のプラモデルなどを見れば変わりますが、一つの金型に四種類のプラを注入する機械が付いています。
この多色成型ができる機械はバンダイしか持っていません。技術もバンダイの特許です。
なので、詳しい仕組みや「なぜずれないか」などの細かいことは企業秘密であまり公にされていません。職人技であることは確かですが。
特許なのでもちろん他のメーカーはこんな真似はできません。
コトブキヤの最近のプラモデルも色分けがすごいですが、すべて色別にランナーで作られています。
No.1
- 回答日時:
一度どれか一色のみの形状の型で成型し、それをまた別の型にはめて別の色を打つ。
それを色の数だけ繰り返し。と、言葉にすると簡単だけどそれをきっちりずれないように合わせるのが非常に面倒で。
あー、なるほど、完成形の金型を使うんじゃなくて、色ごとの金型があって、徐々に形が出来上がっていくようにするわけですね。つまり2色の部品なら2種類の金型が、3色の部品なら3種類の金型がある、ということですね。
それなら他の色の部分を侵食することないですね。金型が行き止まりだからそれ以上先に原料が流れ込むはずがないよね。なるほど、考案した人、頭いいですね。
お詳しいですね。バンダイの人ですか?
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