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国によって一番偉い?と言うか権力と持った人の
呼び方ってそれぞれ違うじゃないですか!
もちろん、同じところもありますがそれぞれなにが
基準で首相と言ってみたり大統領と読んだりするのでしょうか?なんとな~く、もやもやっと定義は
わかっている気もしないでもないのですが、うまく
人に説明できなくって、・・・どなたかスパっと
回答できる方いらっしゃいますか?
よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

大統領:一般に君主制でない国の最高の統治者の称号です.皇帝,王などがいない国です.



アメリカ,フランス,ドイツ,ロシア,イタリア,パキスタン,マレーシア,インドネシア,フィリピン,メキシコなどです.台湾の総統もプレシデントですから大統領と同じです.

ただし,大統領が直接内閣を指揮して統治実権を握るアメリカ,フランス,ロシア型と
大統領の下に総理大臣がいて,総理大臣(首相)が内閣を指揮して統治実権を握るドイツ,マレーシア型が
あります.

首相(総理大臣):内閣を指揮して統治実権を握る人物です.
日本,イギリスのように君主(天皇,王)が象徴で,その下にいるのと,
ドイツ,マレーシアのように大統領の下にいる場合があります.

書記長:政党の書記局(事務局)の最高責任者です.特定の政党が事実上国政を掌握している場合は,書記長が事実上統治実権を握ります.
ソ連のスターリン書記長がよい例です.

将軍:軍隊が政治実権を握っている国(軍政をしいている国)の最高権力者です.
リビアのカダフィー大佐などがこれに近いのだろうと思います.
朝鮮の将軍様は俗称でしょう.

王:イギリス,タイ,トンガなど皇帝よりも下位,公や侯よりも上位の称号を持つ君主です.マレーシア(連邦)の構成国のスルタンは王に当たると思います.

公・侯:王よりも下位の称号を持つ君主です.ルクセンブルグ大公や,モナコ侯や,アラブ首長国連邦の構成国のエミール(侯)などがこれにあたります.
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この回答へのお礼

具体的でとてもわかりやすかったです。
ありがとうございました。

お礼日時:2003/07/24 22:49

皇帝:君主制の国の最上位の統治者の称号です.



中国の場合,殷と周の時代までは,王が一番上位の統治者でした.
周の後半の春秋時代になると各地の支配者が勝手に王を自称するようになり,王が何人もいるようになりました.
これを統一した秦の王が,王よりも上位の統治者として皇帝を称したのがはじまりです.秦の始皇帝です.
以後,中国の一番上位の統治者は代々皇帝を名乗り,清の宣統帝(ラストエンペラー)まで続きました.

中国では,皇帝の下に,王,公,侯などに皇帝から封じられた(現代の言葉では,任命が近いと思います.),皇帝の一族や貴族がいました.(封建制度)
中国の皇帝は,近隣の外国の統治者をも,王などに封じました.
日本,朝鮮,ベトナムなどです.
皇帝は東アジアでは中国に一人いるだけでした.
しかし,中国から見ると日本国王ですが,国内では天皇と称していました.朝鮮国王,ベトナム国王なども,それぞれの国内では皇帝を僭称していました.

欧州でも似たような制度があったようです.
カエサル(インペラトール,ツアー)は地中海世界(後に欧州世界)に一人しかいない最上位の統治者でした.
日本語で皇帝と訳します.
ローマ皇帝だけが皇帝でした.後に東西に分裂して「西ローマ皇帝,後継者の神聖ローマ皇帝」と「東ロ-マ皇帝(ビザンチン皇帝)」です.
イギリス,フランス,ドイツなどは王で,皇帝の下位の称号です.
10世紀以後,自称,他称の皇帝が現れてきます.
チンギス・ハーンの長男ジュチの子孫(キプチャク汗)はロシアを征服しますが,ロシア人はキプチャク汗をツアー(皇帝)と呼び,後にイワン4世は譲位を受けてロシア皇帝になりました.
フランスではナポレオンがフランス人の皇帝となりましたし,オーストリアではハプスブルグ家の王がオーストリア皇帝に,ドイツではプロイセン王がドイツを統一してドイツ皇帝(カイゼル)になりました.

イランでは,「シャー(王)の中のシャー(王)」という称号があるそうです.これは,中国や欧州の皇帝にあたる地位称号だと思います.
ムガール帝国の皇帝という場合は,これに近い称号があったのだろうと思います.

総合します.--皇帝とは大勢の君主のなかで一頭地を抜く,最上位の君主の称号です.原則は一人でしたが,後世になると複数の皇帝が林立するようになりました.
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この回答へのお礼

こちらも同じ方だったんですね。ありがとうございました。

お礼日時:2003/07/24 22:53

ちょっと大雑把にまとめました。



天皇:日本の天皇(王様とも皇帝ともすこーし違います。英訳するとEmperorみたいですが)

皇帝:その国の君主。一般的には王様よりも格上のイメージがある。

王:その国の君主。皇帝よりも格下のイメージがある。

首相:議院内閣制で選出された内閣の長。国よっては大統領から任命されることもある。

大統領:民主主義国家で国民から選出される国の代表者。

書記長:党の実権を握る人。共産主義政党や社会主義政党にはたいていこの人がいる。

将軍:軍隊のトップの一人。
なお、北朝鮮の金正日国防委員長に対して、敬愛の念を込めて
『将軍様』と呼ぶことが、近年日本で流行っている。
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>どなたかスパっと 回答できる方いらっしゃいますか?



出来ませんよ。時代が違い国が異なり政治の仕組みが異なり言葉が違います。

将軍は日本では9世紀から1868年まで使われた呼称です。現在は軍隊用語としてのGeneralの翻訳語かニックネームで使われますね。

皇帝、大統領、王様などは日本に存在したことがないので
ある国の長を指す言葉を漢語を参考にしながら翻訳しただけで、果たして実態を表した正しい翻訳になっているかどうかは別です。

要は国の政治形態とその長の呼称(日本語の訳)をセットにして覚えるほかないでしょう。呼称は本国では変るが
我が国では馴染みのある旧呼称が使われることもありえます。
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どう呼ぼうと、それは国家の主権問題ですから、その国の勝手です。

共通の基準なんてありません。

まあ政体によって変わるのでしょうが、要は主席だろうが、最高軍事委員長だろうが、ムラーだろうが、大統領だろうが、法王だろうが、スルタンだろうが、なんだって良いんです。

ちなみに日本の場合は、対国内向けには天皇であり、対外的には帝であり、宮中では天子と呼び名が変わるそうです。
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政治の仕組みの違いによるものだと思います。



天皇・皇帝・王様これは一緒にくくれると思います。絶対王政の統治者であり、発生当初は、「統治能力に優れた親族の長」、お金だとか武力に優れた者で、結果的に国を統治した者という存在だと思います。

民主主義のカテゴリーの中で、首相は議院内閣制における長で、大統領というのは大統領制の長であります。大きな違いは、首相というのは議員によって間接的に選ばれるのに大統領は国民の直接選挙によって選ばれるという違いがあり。このことによって、首相は議員の顔色を伺わなくてはいけない存在であるのに対して大統領の選挙には国民の世論が直接反映されやすいので、国民の人気が大切だということだと思います。

書記長は社会主義の仕組みで作られた長で分かりやすく言えば、ある一企業の労働組合の長と同じような意味で完璧に等しい立場(会社で言えば従業員として同じ立場)の代表の意味です。

将軍は、征夷大将軍という坂上田村麻呂に由来する役職が進化したもので、歴史上に存在する天皇より一時期に力を持った武力による統治の形態の長という存在だと思います。

ただ、これだけは共通するというのはどんな時代にも、統治者になる人には神がかり的な「運」というものがあったのだと思います。
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