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花嫁和装の帯揚げについて。

式・披露宴共に、手持ちの振袖を着通します。
式後、振袖は袖を切って訪問着にするつもりです。
せっかくなので、帯揚げも後々まで使えるものを買ってしまおうと思っているのですが…
花嫁衣装の帯揚げは、雑誌を読みあさる限り、総鹿の子しか見たことがありません。

 (1)花嫁衣装の帯揚げは、基本的に総鹿の子しか用いないものなのでしょうか。
 (2)訪問着に総鹿の子の帯揚げは使えるのでしょうか。

以上2点、着物や花嫁衣装にお詳しい方にご回答頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
 

A 回答 (1件)

ご結婚おめでとうございます。



<式・披露宴共に、手持ちの振袖を着通します。
式後、振袖は袖を切って訪問着にするつもりです。

それは素晴らしいお考えだと思います。着物も喜ぶでしょう。

(1)花嫁衣装の帯揚げは、基本的に総鹿の子しか用いないものなのでしょうか。

そんな事もありませんが、結婚式という一世一代の晴れの日ですので、そういうおめでたい場にこそ使う特別なものである事に意味があります。
例えば綸子やちりめんの帯揚げを使って悪いという事もないですが花嫁らしさという点で見栄えが劣ると思います。
使うならそれ相応に豪華な刺繍入りのもの等、鹿の子絞りにひけをとらない華やかさが必要だと思います。

(2)訪問着に総鹿の子の帯揚げは使えるのでしょうか。

まだ若くて新婚のお子さんもいないミセスなら使っても差し支えありません。
振袖の時のようにたっぷりと出すのでなく控えめに結んで帯の中に半分入れるように使いましょう。


着物には普段着とフォーマルでは明確な区分けがある事はご存じですね?
なぜかと言えば、晴れの日と普段の日をしっかり区別する、ハレとケの精神が日本人にはあるからです。
大切な日の装いと普段着とを区別する事に意味があるので、普段にもフォーマルにも両方に使えるものという衣装は本来存在しないのです。
ましてや最も晴れがましい日の主役である花嫁の装いともなれば、生涯でその日一日しか用いないという事に重要な意味があります。
未婚時代の振袖を着ることは結構だと思いますし、袖を切ればもう別の着物になるので結婚後に着続けるのも結構なことです。
でも帯や小物類でこそしっかり区別をつける、という事がけじめという事につながるのではないでしょうか。
帯は花嫁用の丸帯を用い、小物類もそれにふさわしいものを、抱え帯をしてハコセコや扇をつけてという花嫁スタイルを踏襲して成人式とは区別する事にこそ意義があると思いますよ。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答、どうもありがとうございました!!
また、お礼が遅くなり、誠に申し訳ありませんでした。

〉フォーマルにも両方に使えるものという衣装は本来存在しないのです。
 ましてや最も晴れがましい日の主役である花嫁の装いともなれば、
 生涯でその日一日しか用いないという事に重要な意味があります。
…このご指摘、大変身に沁みました。
資金的な問題から、質問のような作戦(?)を立てましたが、やはりけじめを付けることは大事ですね。
何とか工夫して、一生に一度の装いをぜひとも花あるものにしたいと思います。

お礼日時:2010/08/23 20:02

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