アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

先日知人からスパイク・ジョーンズという人のCDをもらいました。50年代くらいの録音だと思いますが、ピストルやうがいの音など、いろんな音が盛り込まれたパロディのような音楽でとても面白く、この人に興味を持ちました。ある程度のことは、英語ですがライナーに書いてありましたが、そもそもどういう経歴の人なのかがよくわかりません(例えばスパイク・ジョーンズが本名なのか、とか)。ご存知の方教えてください。

A 回答 (1件)

スパイク・ジョーンズの本名はリンドレー・アームストロング・ジョーンズといいます。

1911年12月14日カリフォルニア州生まれ。父親は鉄道員で、母親は学校の教師。

10代になった頃からディキシーランド・ジャズが大好きになり、ドラムに熱中します。ハイスクール時代に仲間とスパイク・ジョーンズ&ファイブ・タックスというバンドを結成。芸名のスパイクは、父の職業に関係のある鉄路用のスパイク(犬釘)にヒントを得たもので、ファイブ・タックスは五つの鋲ということ。その後ジュニア・カレッジ在学中に、レイ・ウエスト楽団のドラマーをやったことからプロ入りし、ハリウッドでスタジオ・ミュージシャンとなった後、1940年(41年という説もあり)に自分のバンド、シティ・スリッカーズを結成します。バンド名は、街のペテン師たち、街のいかさま連中、とでもいったような意味。

シティ・スリッカ―ズの「音」はお聞きになったCDでお分かりの通りです。音が出る小道具なら何でも使い、古今の名曲やヒットソングをジャンルに関係なく取り上げ、創意工夫に満ちたアイディアでアレンジして楽しませてくれました。1941年から55年までRCA、その後はヴァーヴで2枚、ワーナーで1枚のアルバムを作り、60年からリバティでレコーディングしました。リバティではシティ・スリッカーズとしての活動ではないですが、レコーディングには元シティ・スリッカーズの主要メンバー、例えばトランペットとベイビー・ヴォイスのジョージ・ロック、カール・グレイスンといったクセ者が参加しています。

ということで、スパイク・ジョーンズが所謂冗談音楽で活躍したのは、40年代初めから60年代初めにかけての約20年間でした。65年の5月1日に喘息の為にこの世を去りました。以上、駆け足での説明ですが。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
なんだかいつもbenjaminさんに回答してもらって、悪いような気がしてきました(^^;)。でも本当によくわかりました!

お礼日時:2001/04/09 00:09

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!