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ヴォーカリスト マイク


僕はバンドでボーカルをやってるんですが、マイクについて気になる事があります。
高校とかでライブをやると、マイクを口に対して垂直にしないと声が入らなかったり、かなり口に近づけないと音が入らなかったりしますよね。胸の位置なんて絶対ひろいません。
カラオケもそうです。さすがに垂直にとまでは行きませんが、マイクを少し遠ざけると声が入らなくなります。せいぜい息遣いが少しわかるくらい近づけないと声がはいりません。うちのマイクは、少しでも角度を変えると音が急にちいさくなったり大きくなったりします。角度によって拾わなかったり拾ったりするんです。

よくテレビやライブでボーカルの方やアナウンサーの方がマイクを胸くらいまで離して口ではなく地面に垂直にしたりして話したり歌っていますよね、でもちゃんと音を何の問題もなく拾っています。

アレはマイクの性能がちがうんですか?

声量の問題では無いとおもいます。
だって普通の張ってないときの声も、テレビなどでは拾っていますから。

もしマイクの種類の問題なら、歌手が使っているマイクの種類の名前をおしえてください。

また、その種類の値段とかもわかればありがたいです。

A 回答 (2件)

素人PA屋です。

素人イベントにゲストで来てくれたプロ歌手の音響もやらされたことがあります。

ステージボーカル用のダイナミックマイクは、基本的にはマイク軸線の正面からしか音を拾わない単一指向性です。また、音の大きさと言うよりは「マイクに近い音源ほど大きく、マイクから遠い音源ほど小さく」音を拾うようになっています。これはマイクの構造の問題です。
というか、わざわざそういうように作ってあるとも言えます。そういう設計にする事で、マイク直近の「録りたい音のみ」を確実に拾い、回りの余計な音は極力拾わないことで、「必要な音だけを高い純度で録る」ことを狙っています。

だから、
>マイクを口に対して垂直にしないと声が入らなかったり、
>かなり口に近づけないと音が入らなかったりしますよね。
というのが、設計の狙いどおりの性能です。

アナウンサーのインタビューなどで使うマイクは、大抵は「無指向性コンデンサマイク」を使います。
「無指向性」というのは、マイクの向きにかかわらず周辺の音をまんべんなく拾う構造です。また、コンデンサマイクは一般的には距離に(ダイナミックマイクほどは)関係なく、マイクのある場所に届いている音はその通りに録るという性質があります。

インタビューなんかでは、あんまりせわしく音源向けてマイクの方向を変えなくても、言葉が聴き取れるくらいの音量を確保できないと非常に使いにくいですから、この種の無指向性マイクを使います。
ただ、無指向性マイクは周辺の雑音を全部拾うので、ライブの合間(楽器音が止まってる)のステージ上とか室内インタビューではいいですが、屋外のインタビューや取材の時には雑音で肝心の声が聴き取れなくなる事が多いので、指向性マイクを使う事が多いです。
屋外での事件の取材なんかでは、アナウンサーが一生懸命喋ってる人にマイクを向ける事がありますが、これはそういう指向性マイクを使ってるからです。

プロの歌手が、明らかにボーカル用ダイナミックマイクを胸まで離して歌っているのは、あれは完全に「声量の問題」です。
私も生まれて初めてプロ歌手の音響をやった時に、本当にびっくりしましたが、本物のプロ歌手の声量は素人の想像を絶するほど大きいです。
何年か前に、和田アキ子さんが紅白だったかで、わざとノーマイクでNHKホール(だったと思う)で歌ったということがあり、「どこかにマイクがあったに違いない」みたいな憶測が良く出ましたけど、私は全然不思議に思いませんでした。あのクラスの人なら造作もないと思います。一流の歌手の声は、ノーマイクでオーケストラをバックにしても問題ないくらいでかいです。実際聞いたら驚きますよ。

それくらいの声量が有れば、ダイナミックマイクを胸元に置いても十分音を拾います。
というか、それくらいの声量があったら、ダイナミックマイクは口元だったらマイク自体が歪んでしまうんです。一流歌手は、そのことをよく知っているので、「マイクが歪む事を避けるために」「わざと」マイクを離すんです。
アマチュアでは、まぁそんなことするだけ無駄です。

ついでに言えば、一流の歌手の「ウィスパーボイス」の声も、常人の怒鳴り声より十分大きいです。それほど大きな声なのに「囁き感のある声質で歌う」ことができるのがプロです。
もちろん、その歌手にしてみれば囁きレベルで、MAXの声はもっともっと大音量なんですが。

あと、テレビが絡むステージ(テレビ局内にしてもライブ会場からの生中継にしても)の場合は、あらかじめインタビューがある時には、出演者に「インタビュー時専用」の小型マイクを別途身に付けて貰うのが普通です。喋る時にいちいち手元のマイクを口元に持っていくとしても、ダミーというか本人の本能的な反射行動というのが正解で(誰でも手にマイク持ってたらやっちゃう)喋り声は別マイクで拾っています。
放送では、必要な音声が入らないと事故扱いになってしまうので、スタッフ側で2重3重の万全の体制を取るのが(テレビ局側の)常識なんです。

ということで、SM58クラスのマイクであれば、アマチュアは「いくら離しても口から20センチ程度まで。普通は5~10センチ以内」で、十分に及第点です。SM58クラスで30センチ離してきれいに声が拾えたら、プロ目指しても良いかもしれないです。普通は無理。

ライブ会場で、ボーカルがステージ用ボーカルマイク(SM58等)以外のマイクを使う事は、やってはいけないことなのであり得ません。自分の声よりバックの演奏の方ばかり拾うようになって、結局困るのはボーカル自身です。
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インタビューマイクとライブ用のボーカルマイクは指向性が違う。



性能ではなく、性質が違う。ライブで指向性が広いとハウりやすくなる。

それに、インタビューとかは、小さい音で拾っても後で加工できるので問題無い。

普通のライブハウスで聞こえないならボーカルの技術の問題。

素人PAでやってるならPAの問題かもしれない。

ただ、サウンドチェックも含めて言い音を作るのはボーカルの責任。

とりあえずshureのSM58は定番、それで駄目ならマイクは悪くない。
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