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ゲド戦記の原作・翻訳について
先日遅ればせながらジブリのゲド戦記を見ました。
『ハイタカ』というキャラクターが出てくるのですが、彼は原作・翻訳でも『ハイタカ』なのでしょうか?
日本語での『ハイタカ』は【メス】の呼称で、【オス】は『コノリ』というらしいです。
彼は何故『ハイタカ』なのでしょうか?
意味からすると、男性しかも雄雄しいおっさんにつけるネーミングではないように思います。
原作(特に原文で)読んだ方、教えてください。

A 回答 (1件)

ハイタカ 原書ではSparrowhawk



標準和名はハイタカで、コノリは既に使用されていないです。
そのようなことをいえば、元々「ハイタカ」は「ハシタカ」と呼ばれていました。

オオタカの仲間は、
オオタカのオスは「セウ」、メスが「オオタカ」。
ツミのオスは「エッサイ」、メスは「ツミ」と言い、
オスとメスの名称が異なっているものがいました(現在は標準和名でメスの呼称が付いています)。

これらの種類は、オスとメスとではサイズがものすごく違い、
特にハイタカやツミは、翅の模様などまるで違う種類のような個体も出てきます。

そして、このオオタカの仲間は、鷹狩に使用されていることでもよく知られ、
使用するタカの名を、性差や年齢によっても細かく分けて呼んでいました。
現在の標準和名は、メスの名前が選ばれています、多分この鷹狩用の鷹の分類も影響しているのだと思います。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。

sparrowhowkを『ハイタカ』と訳したのは、語感や翻訳者さんの好みだったのかもしれませんね。

現在ではオスメス『ハイタカ』で統一されているのですね。
鷹狩等の文化から生まれた名称だったのですね。知りませんでした。
文化も言葉も変わっていくのは仕方の無いことなのですが、使われなくなる言葉が
いずれ消えてしまわないかと、少し残念にも思います。

お礼日時:2010/08/26 12:44

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