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ピューターに付けられる釉薬のようなものってないですか?

こんにちは。
私は趣味でピューター製の花器を、蝋の模型と石膏で型どるキャスト製法で作っています。

ピューターは融点が低く加工しやすいので、趣味で扱うにはとても便利な素材ですが、
出来上がりの質感や色味などが、もっと表情作れればいいなと思っています。

理想を言えば、陶芸の釉薬のようなものを思っていますが、そもそも陶芸の焼成温度がピューターより遥かに高いので、
そんな都合のいい事は出来ないのかなとも思っています。...

経験論があれば一番ですが、理論上は出来るみたいな話でも、ご想像つく方おられましたら宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

陶芸の釉薬という観点からお答えします。



温度の関係上厳しいと思います。

釉薬とは本当にざっくり言うとシリカとアルミナによって構成されているガラスです。
ガラス質の物にはガラス転移点があります。転移点以上の温度に加熱されると液体となり様々な反応を起こし、冷めて転移点以下の温度になると固形化します。なので釉薬を粉からガラスに変えるにはどうしてもガラス転移点以上の温度に加熱する必要があります。

釉薬によって溶ける温度は違いますが一番低いのは低火度フリットでしょう。(一度焼結したガラスを粉砕し粉状にしたもの)

低火度釉や上絵の具に使われているこのフリットのガラス転移点は500℃程度だと思われます。ピューターの融点は約250~300℃程度なので釉薬が溶ける前にピューターが溶けてしまいますね。もし300℃以下の温度で溶けるフリットがあったとしても、溶ける温度が低い=溶かす力が強い釉薬なのでピューターの表面と反応して釉に溶け込んでしまうことも考えられます。(ピューターに含まれる錫は還元剤など、アンチモンは酸化剤、銅は着色や結晶を出すため釉薬の原料として使われている物です)

他の方が書かれている漆は加熱しませんのでピューターの表面の装飾に使えると思います。シルクスクリーンなどもいかがでしょうか。
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漆塗りの技術に螺鈿ってありますよね。

薄く切った貝を枠にはめ込んで漆を塗って行き最後に磨き出す方式なのですが、これをピューターでやるのは。直接焼き入れのでは無く、別に七宝焼等で作っておいて(蛸の目とかを)、型の中に設置して、錫を流し込んで冷えたら、磨き出す。ってのはどうでしょうか?
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蛸の模型って何? それの意味が判らないんだけど(^^;



 ニスとかラッカー塗ればいいだけでは?焼く必要なんて無いんでしょ?

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

説明不足でしたね。
当方、ピューター(錫の合金)を使った鋳造で花器を作っています。
シルバーアクセサリーなどに見られる製法ですね。
http://www.naturalmoment.jp/silver/content49.html
こんな感じです。

確かに、鋳造し終わった後にニスやラッカーという手もありますが、可能であれば、錫を鋳込む時(石膏の型に流し込む時)に添付する事で得られる効果はないかと探していたのです。

補足日時:2010/08/31 17:29
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