
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
『~に劣るとも勝らない』と『AでもなければBでもない』は全く違う判断です。
前者は同じ範疇に属する対象の優劣を判定しているものであり、後者は範疇を決めているものです。この両者を同じとすることは不可能です。また、比較的な表現によるもの』が客観性を欠くということはありません。客観的な比較はあり得ますし、極力そうするべきですね。質問文が間違ってしまい失礼いたしました。
「勝るとも劣らない」でした。
>前者は同じ範疇に属する対象の優劣を判定しているものであり、後者は範疇を決めているものです。
なるほど、比較の対象が違うという事ですか。
私は前者のつもりで質問したのですが、解釈が広がったようです。
おっしゃる事はごもっともですし、参考になりました。
AとBとCの優劣といった場合には、やはり同じ範疇での判定という事になるのでしょう。
「勝るとも劣らない」という言い回しが、どうも釈然としない事から質問させていただいたのですが
人間の感性的判断から生じたような、この言葉使いを正しいものとして扱ってよいのかどうかという思いがありました。
客観性の決め手とするには、余りにも疑問があるように思ったからです。
>極力そうするべきですね。
まったくその通りです。
判定の表現を濁した形にしなければならない場合においてのみ正しいと言うべきなのかもしれません。
それにしても、半ば判定そのものを否定している、とさえ思えるこの言葉が私はあまり好きではありません。
結局、人間臭さの問題になってくるのでしょう。
的確なお答えありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
「勝るとも劣らない」という言葉に対応するものは数学の厳密な言葉として存在します。
それを数学では「半定正値」あるいは「非負値」と言います。例えば、「AはBに勝る」と言う単純な表現は「AはBより大きい」すなわち、A>B を意味しますが、「AはBに勝るとも劣らない」と言うもっと複雑な表現は「AはBより大きいか等しい」と言う意味です。それを数学ではしばしば、「A-Bは半定正値である」と表現され、その意味は「A-Bは正かゼロである」を意味します。そしてそれに対応して、「AはBより大きい」は「A-Bは定正値である」と表現される場合もあります。
従って、この表現は数学的に厳密な表現ですので、
>客観性の決め手とするには、余りにも疑問があるように思ったからです。
と感じるのは、貴方がこの表現を十分に使い慣れていない、あるいは十分に使いこなしていないことから起こる貴方の主観的な印象を表白していることになると思います。
ありがとうございました。
学術用語があったのですか、知りませんでした。
それはそれで、数学の世界で使われる用語なのでしょう。
>貴方がこの表現を十分に使い慣れていない、あるいは十分に使いこなしていないことから・・・
まったくその通りなのですが、日常会話の中でその言葉が出てくると
私はどうしても煮え切らないというか、奥歯にものが挟まったような感触を味わってしまうのです。
勝るとも劣らない・・・
勝るとも劣らない・・・
勝るとも劣らない・・・
と心の中で繰り返してしまいます。
同じだ、同じである、となぜ言わない?
曖昧な言い方だとしか思えないのです。
>貴方の主観的な印象を表白していることになる
その通りなのですが、何か上手い方法はないでしょうか
主観的なイメージが変わって気の済む方法は・・・
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