
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
構造主義というのは、探求の方法を示す用語です(方法論)。
その方法は、文化人類学、文学研究のみならず、テリー・イーグルトンの言葉を借りると「フットボールの試合から生産の経済様式にいたる全領域の対象に適用することができる」(『文学とは何か ――現代批評理論への招待』岩波書店)。
記号論というのは、研究の分野を示す用語です。
「記号」を扱う学問が、記号論です。
人間の言葉は、音が意味を表しているので記号であるし、一方通行や進入禁止を意味する交通標識も記号、あるいは葬式のときの喪服も、死者に対する哀悼の意を表する、という意味で記号です。
こうした記号の本質や機能について研究する分野が記号論(学)です。
先に引いたイーグルトンは、こう続けます。
「このふたつの用語はオーバーラップする。なぜなら、構造主義は、ふつうなら記号の体系とは考えられないようなもの――たとえば、部族社会の親族関係――を記号の体系として扱うが、一方、記号論は一貫して構造主義的方法を用いるからだ」
もう少し詳しい説明が必要でしたら、あるいはよくわからない点があれば、補足ください。
No.1
- 回答日時:
言葉を例にとって
極めて直感的アプローチをしますと、
「記」と「号」と「論」が記号論であり、
「記号論」が構造主義であります。
数学なら
「1」と「+」と「2」と「=」と「3」
が記号論であり、
「1+2=3」が構造主義であります。
多分ゴチャゴチャ難しく書いてあるから、
解りずらいのだと思います。
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