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英国にはミス・マープルのような女性が多いのですか
イギリスには、アガサ・クリスティの小説に出てくるミス・マープルのような女性が多くいるのですか。

A 回答 (3件)

あの様な推理力(?)が在るかどうかは別にして、お茶と庭園を愛しながらも、好奇心を持って活発に家庭外に向けて情報を発信する女性は多いと思います。


女王が君臨する時期は国が栄えた歴史もありますが、若い女性がビジネス街で闊歩していますし、大英博物館前で中国人と間違えられて老婦人から抗議を受けそうになった経験もあります。
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 一時期、ロンドンの、中産階級…といったらいいのでしょうか、会社の役員さんやお医者様といった階層の方々のソサエティのティーパーティーに3度ばかりお誘いを受けたことがありました。



 いらっしゃるんですよ、そうした方々の奥様の中にミス・マープルが…、そうした階層には、お三時には白いドレスに着替えて、ウェッジウッドとかジャスト・セント・ジェームス、フォートナム&メイソンあたりでお茶のひと時を楽しむ、やや高齢ながらとてもシックで、しかもいたずら好きそうな眼をしたマダムが多い気がします。

 それはたしかに、アガサ・クリスティーが愛読書で、推理大好き…かどうかまでは分かりませんが、そういう方々って、皆様とてもお話上手。お上品な会話の中に突然ちょっとアブナいことを挟んだり、その場をとても大切にして楽しんでいらっしゃる、そんな雰囲気をとてもうらやましく思ったものでした。

 お手洗いに立ったその途中ですれ違ったご主人様、どうだい、楽しんでいるかい…とお声をかけてくださったもので、奥様とても優雅でいらっしゃるから…とお話したら、なんと、ご主人様、当の奥様がいらっしゃる席にまでおいでになって、おいおいルイーズ、Nさんがなんと言ったと思う、君が、ホゥホウ なんと 優雅だってさ、アッハッハ…なんて大きな声でバラされてしまったり、楽しい人たちでした。
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#1ですが、昨日ミステリーチャンネルでミスマープルを観た時思った事を追加で。



英国はやはり階級社会で、生活に余裕を持つ層と持てない層がはっきり分かれます。
両者の違いはまず外見で判り、特に女性では太った上流階級の人はまずいません。
英国の食事は不味いといいますが、上流階級では自宅で料理を作る事は趣味意外では無く、料理人を雇って作らすのが普通で、大英帝国時代は植民地であったインドや香港から料理人を連れて来るのが流行り、今でも中華料理やインド料理の店は多いのです。
下級層の女性もあまり料理は作らず良く外食しますが、その対象は例の「ポテトアンドチップス」の類で、「安くて量が多くハイカロリー」が常食になります。
ホテルでバイキング形式の食事をした事がありますが、太ったおばちゃんが驚くほどの食べ方をしていて、その迫力に圧倒されてしまいました。

上流階級は大英帝国時代の遺産で「働かなくても喰える」ため、事業をしてさらに金儲けをしなければ、趣味や社会活動に生きる事が出来、そのため新しいゲームやスポーツやナショナルトラスト等が生まれて行きました。

女性においても同様で、そもそも主婦に例のアフタヌーンティーが出来ると言う事は、後片付けも夕食の支度もしないと言う事ですよね。
ガーデニングや編み物やお茶で暮らしていける人達が、結構な比率で存在できると言う英国は、やはり戦争に勝ち続けてきた国と言う事でしょう。
勿論そういった余裕があるので、教養やウイットに富んだ会話はお手の物ですし、若い時代に社交界デビューした人脈が、年を取れば顔見知りの上流階級の集まりに繋がる訳です。


ご質問の趣旨に合わない脱線かもしれませんが、ふと日本を含めた英国以外の国との差に考えさせられてしまいました。
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