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建築の設計とデザインについて

お世話になります。
建築の仕事、作業範囲について教えてください。
私は機械の図面を書いていますが、建築の仕事はさっぱりです。
イメージだけの話ですが、建築は設計者が設計とデザイン両方を検討して
設計図を引くのでしょうか?

機械はデザインはありまり重視していなく、とゆうよりスキル的に出来ないため
もし、いいデザインを求めるならその道に精通した方の協力を得てデザインを取り入れます。
よって、デザインする者は設計が出来ないため強度・構造の理解が無い。
設計者はデザイン力が乏しいため、いいデザインを作れない。
とゆう状態ですが、建築では設計もデザインも出来る人が普通にいて
そんな変な状態や衝突の種が元々ないのか?と思った次第です。

ご回答よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

機械と同じような状態でしょうね。



建築の設計には、意匠設計、構造設計、設備設計の三種類の職種があります。
この三種類は別々の職種と考えられており、相互乗り入れはめったにないです。

意匠設計が発注者と共同で、外観、内装のデザインを決めます。世間で言われる建築家ですね。
一般建築物では構造設計、設備設計は、意匠設計の下請け的存在で、決定されたデザインを実現するための細かい作業が多い。
例外としては、巨大ドームの様な建築物では構造設計屋さんがリードし、また原子力発電所建屋や半導体のクリーンルームなどの特殊要件があるばあいには、設備設計屋さんがリードしないといけませんね。

昔、社会問題になった義歯さんは、構造設計の人で、いくら働いても生活が苦しい下請けさんだったですね。

多分、機械と異なるのは、建築では、施工という実際の建築作業の出来栄えが品質・性能を決定します。機械系だと誰が作っても図面通りできるということが期待できるのかもしれませんが、建築物の場合、施工のばらつきが非常に大きくて、施工管理が悪いと設計性能が出ません。最近、個人住宅でも重要になってきた気密性、断熱性などの性能はほぼ施工依存で決まります。

個人住宅の場合は、構造設計も標準化されており、設備設計と言っても大量生産品を選定するぐらいですので、一人の建築家や、一人の棟梁が、すべてを取り仕切ることができます。

その昔の棟梁は、奈良の大仏殿のような巨大建築物でも意匠設計、構造設計、設備設計(これは無いか?)を一人でたばねたのですから、今風の意匠設計だけの建築家よりもはるかに総合的知識と豊富な経験を必要としたでしょうね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

なるほど~。ためになりました。
意匠が強く 構造・設備は住宅とかでは日が当たらない感じなんですね。
たしかに建築はデッサンありきなイメージあります。
やる方は、おもしろくない気もしますが 慣れなんですかね。
建築は構造設計、機械は機構設計と根本は違うし
歴史・背景・経緯等 色々違いがあり、それで今は大分仕事の仕方が違うの
かもしれませんね。
ただ、意匠が優先的なのは対人用なことが多いからそうなると想像しました。
機械の場合、設備ものであれば能力優先で意匠がないのが普通です。
対人用のものは自然に意匠が重要視されるんでしょうね。
(乗り物、電化製品等)
ただ意匠が強くなると
見た目だけよくて中身が悪い 言わば詐欺的な代物を作るのが簡単で
それが問題になるんでしょうね。
能力優先ですと途中経過は着目されず、結果が評価対象になるため
誤魔化せない。

建築も機械も仕事が細切れになっており、昔のものづくりとは
違うようですね。
もしドラが流行っているのをみても
それに気づいていないで 仕事をしているのが今なんだろうと思いました。

お礼日時:2010/10/04 20:56

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