インドのアシュラムには、欧米人などの外国人がよくいますが、どうしてでしょうか。
また、同じように、仏教を学びに(というか、禅とかを体験しに?)アジア圏に来る欧米人も
割といますよね・・?
でも、イスラム教を学びに中東に来る外国人(特に欧米人など)は見かけたことが無いように思います。
(もともとイスラム教徒の人が、イスラム教を勉強しに、聖地とか、有名な大学のある国に勉強しに来るというのは見聞きしたことがありますが・・。また、欧米人で「私イスラム教徒に改宗したよ!」というような本も見たことがありますが、ごく例外的にです。)
イスラム教は排他的な感じがするからでしょうか??
(個人的な印象としては、アラビア語を知っていない人にとっては、
ちょっと排他的なようにも見えるのですが、間違っていますか?)
だってコーランが読めなかったら、勉強しづらいだろうし、
またインドのアシュラムのような、修行・勉強できるような施設が
あるわけでもなさそうな・・(モスクがその役割でしょうか。でも、モスクって普通
イスラム教徒以外は立ち入りご遠慮下さいみたいな感じですよね・・?
ヒンドゥー教の寺院も、ヒンドゥー教徒のみ、ってとこもあると思いますが、
モスクほど排他的じゃないような感じの印象なのですが・・)
でも、インドも排他的だったんじゃないでしょうか?
カースト制度のあった頃は、『外国人は、そもそも、どのカーストにも属していない、
汚らわしい(?という表現だったかはうろ覚えですが)存在だ』という考えがあったと
聞いたことがあるような気がするのですが、今はそんなことは無く、
ヒンドゥー教は、誰に対してもオープンだということなのでしょうか。
まとまっていない質問文ですみません。
ふと思った質問なので、要点が何なのか、書いていて自分でもよく分からなくなってしまいました・・・。
またカテゴリーもここで良かったか自信無いですが、間違ってたらすみません。
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
No.1です。
ご質問に対する回答はNo.2さんがおっしゃっている通りだろうと思います。私は薄っすら理解しているだけで、自分で書けるほど理解していないのです。
(カウンターカルチャーとか書きましたが、もっと前から研究していた西洋人もいたと思います、少数派ですが)
イスラーム世界に関しては日本語でも色々本が出ていますね。新書でも手軽に読めるし、ニュース解説で有名な池上彰さんも出してらっしゃいます(これは自分は立ち見しただけですが)
クルアーン(コーラン)はNo.2さんがおっしゃっているようにどこの国でもアラビア語で書かれていて、各国語の翻訳版はありますが、翻訳しちゃうとクルアーンとは呼べないそうですね。
「イスラーム」といっても国によって戒律を守る厳しさ・緩さが違うし、考え方も違います。
また、単純に宗教だけの問題でなく、イスラム以前の土着の風習、近代~現代の政治やら民族問題やら絡むと複雑になってしまう。
カテゴリー的には、歴史カテゴリーとか哲学カテゴリーがいいのかもしれません。私もよく分かりませんけど。
再びご回答いただいて、ありがとうございました。
最初はインドのアシュラムについての質問だったのに、だんだん内容がそれてきてしまって
すみませんでした(汗)
>翻訳しちゃうとクルアーンとは呼べないそうですね。
そのようですね・・。なんか、アラビア語圏の人にはとっても有利な気がして、不公平な感じがしてしまいます。それに比べて、インドの宗教についての教えみたいなのは、特定の言語が分からなくても、
英語版でも何でも出ているし、何語に翻訳されたって、価値は変わらないであろうと思うので、
何かインドの宗教はオープンなのかな、と、思っていたのです。
だから文明の進んだ社会で暮らしている、余暇も一番手に入りやすい欧米人が
ふらりとやってきて、必要な部分をひょいっと学んでいるように見えたのです。
その「ふらり」感は何なんだろう・・・と思っていて、それに比べたらイスラム教って
ふらりとやって来る人、あまりいなさそうだなあと不思議に思ったのです。
No.2
- 回答日時:
イスラム教の神学校は世界中にあり、特にエジプトのは有名で敬虔なイスラム教徒が集まりますが、確かに入門者向けの普及施設という側面はあまりない気がします。
イスラム教はもともと口伝で教えが広められてきましたから、今でも集会のような形で人々がつどい、その場で教えを請うようなケースが多いです。イスラム教徒は常に神を感じて生活しています。修行施設に身を隔離しなければ極めることができない、という認識があまりないのではないのでしょうか。言葉に関しては確かに排他的です。聖典は神の言葉ですから、翻訳という人の意思を通せばそれはもう聖典ではなく聖典の解説書になります。しかし聖典はどちらかというと憲法のようなもので、日々の行いの具体的なことは預言者やその後の僧が決めた法律にしたがいますから絶対的な問題ではありません。実際トルコ、インドネシア、イランなどイスラム国として存在感をはなつ非アラビア語国家はたくさんあります。
ごく一部のモスクは異教徒の入場ができませんが、個人的には悪いことだとは思いません。祈りをささげ神への思いを共有するために整備した場所を観光地として開放する義務が果たしてあるのでしょうか。もし現地の人と同じ思いで入場するなら外国人であろうと暖かく迎えてくれます。
キリスト教圏の人にとって、仏教、ヒンドゥー教などはかなり異質なものです。別の宗教の一つと言うよりは、宗教以外のもの、いわば哲学や精神論のような位置づけではないでしょうか。自分の向上のため、または心の安らぎのために勉強する甲斐を感じるのだと思います。一方でイスラム教は同じものの別解釈です。乗り換える必要性をあまり感じないのかもしれません。またそれ以上に千何百年も続いた敵対関係を容易に乗り越えることは難しいでしょう。一神教を信じる人にとっては異教徒とは単に別の教えを信じているというだけではなく、自分が信ずる世界の理の根底を否定する人たちなのです。
>修行施設に身を隔離しなければ極めることができない、という認識があまりないのではないのでしょうか。
なるほどそうですね、仏教のお坊さんのように、出家みたいな考えも無さそうですし・・(?)
コーランの言葉に関しても、確かにインドネシアやマレーシアなど、アラビア語から全然かけ離れているのに国民のほとんどがイスラム教徒ですね。彼らはコーランをすらすら読めるのでしょうか。
学校などで、勉強するものなのでしょうか。(日本人が学校で、『古英語』を勉強するみたいな
感じでしょうか・・??)その辺りも気になります。
神様はどうしてアラブ人を介して聖なるお言葉を発せられたんでしょうか。
どうしてアラビア語だったのか、すごく気になります。
宗教的にいったら、「そうだから」としか言いようが無いと思いますが、
日本人の目からしたら、「あっちの地域の宗教だから」みたいな感覚でしょうか…。
不思議に思ったのは、キリスト教徒の欧米人は、自分がキリスト教徒という自覚があっても
インドのアシュラムで修行をしたり、禅について学んだり、ダライラマの教えを勉強したり
しているのかな、そしてそれは彼らの中で、自分の宗教(キリスト教)を否定することには
ならないのかな・・という点です。
文明が進めば、あまり宗教に頼らなくても、快適に人生を送れる。
だから、「神様を信じています」という感じの敬虔な人も
減ってきて当然だとは思いますが、では同じようにイスラム教の国が発展していったら、
欧米人みたいにインドに赴いて、アシュラムとかで「哲学」としての
ヒンドゥー教に接したりするのかな・・というふとした疑問が浮かんできました。
でも、イスラム教は、もっと信じるものが生活に根付いていそうなので、
また家族がイスラム教だったらそう簡単に他の宗教に改宗するのも出来なさそうなので、
ありえないことなのでしょうかね・・・。
自分で書いていて、またわけが分からなくなってしまいました(汗)
No.1
- 回答日時:
>(モスクがその役割でしょうか。
でも、モスクって普通イスラム教徒以外は立ち入りご遠慮下さいみたいな感じですよね・・?
そうでもない国もありますよ。
シンガポールのサルタンモスクは、確かに真ん中の場所は立ち入れませんが、外国人も見学できます。
日本にあるモスクもOKみたいだし、トルコ、エジプトなんかも観光見学できるモスクがあるようです。
http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclien …
見学に入れない場所もあるんでしょうが、それは仏教寺院でもありますから、イスラム教だからということではないのでしょう。メッカ巡礼はムスリムでないと立ち入れませんが。
インドには今でもカーストの考え方がありますよ。「名誉殺人」で調べてみてください。
それと、IT系の仕事はカーストに入らないから自由なんだそうです。
なぜ仏教に惹かれるのか?
西洋と違うエキゾチックな文化や思想に惹かれるというのもあるんでしょうが、「イスラム教が排他的」というより、仏教が自由だからかもしれません。洗礼とか改宗とか特に無いと思いますし・・・・・・キリスト教だって正式な信徒になるかどうか区切りがありますから。
それと歴史的にキリスト教とイスラムはある意味で近過ぎるか(元は同じ神様だし)、あるいは敵だったか、しがらみが多いんじゃないでしょうか。
だから全然別なものを求める人々がいるのかも。
カウンターカルチャーとかニューエイジの頃からだろうと思います。
参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5% …
以前お礼を書いて送信したつもりが、送信されていませんでした・・!
お礼が遅くなってしまいすみませんでした。
確かに見学可能なモスクもありますね!
イスタンブールでは、お祈り中も、観光客が後ろの方に座って見学可能な
所があったのを思い出しました。
でも、また他の国で観光客向けに開放されているモスクに入ったのですが、
その時は本当にイスラム教に興味があって、すがるような思い(?)で
入ったのですが、帰り際、バクシーシを強要されて(しかも渡したら
足りない!といって更に要求された)、とても悲しい思いをしました。
スカーフ(私は女性です)もして、一人で入って、写真とか撮りにというよりかは、
何かに助けてもらいたいというような悲しい気持ちを持って入ったのです。
でも、やっぱり入信してない人には冷たいのだなーと、勝手に傷ついたのでした…。
インドの名誉殺人は、両親などが、娘を殺してしまうやつですか?
娘が、親が望まないような男性と結婚したがっていると知ったとき、
娘の幸せよりも家の名誉が傷つくことを防ぐための殺人・・だったでしょうか。
根が深そうですね…。
参考URL、面白いページをご紹介いただいてありがとうございます。
そんな時代の流れもあったのですね。
どうもありがとうございました。
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