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わざわざ難しく考える人は、頭が悪いのではないのか?

先日、仕事先の人と昼食休憩に将棋を指した。
僕は昔将棋に凝っていたので、割と早く指せるだが、その人は
勝負にもこだわっているのだろう、一手一手慎重に長く考える。

そして僕はいつも思うのだが、長く考える人に強い人はいない。
正解がでるのに時間がかかる。ということだからだ。
その人も例外ではなかった。


一手一手慎重に考え、挙句の果ては一手に10分も考えたこともあった。
この人はいったい休み時間が何分あると思っているのか?
そして挙句の果てに指した手が、まったくの的外れの筋の悪い手で、
10分も考えて、いったいこの人は何を考えていたのかが気になり、
読み筋などを聞いてみた。

確かにヘボはヘボなりに考えてはいるが、わざわざあまりにも難しく
考えすぎているようだった。


そこで僕は思う。
簡単に考えればいい事を、わざわざ難しく考える人。
簡単に言えばいい事を、わざわざ難しく言う人。
そういう人は、頭が悪い人ではないのでしょうか。

A 回答 (17件中1~10件)

 「わざわざ難しく考える人は、頭が悪い」といえるかどうかということは、


 例に挙げていらっしゃるような将棋のケースでいえば概ねその通りだと思います。同意します。
 しかし、それを将棋以外のケースに一般化して「頭が悪い」という表現を使うことができるかどうか、という問われれば、まったく同意しません。

●同意できない場合が存在する理由について:「簡単である」とはどういうことだろうか?

ある問題Xという問題が「簡単」な問題として捉えられるか、「難問」として捉えられるかは、問題の評価枠組み次第で変わる、と思うからです。

A.将棋における知性の評価
 例えば、将棋は、差し手の棋力というものも、明確に分かれるゲームです。ある局面における悪手・良手の評価というのは、上級者であればあるほど、手筋の評価がある程度似通ってくる(むろん、本当に高度な妙手などの評価は難しいでしょうが)。将棋においては問題自体の難易度評価も、指し手の、棋力の評価もある程度、合意される水準というものが成立しえます。

B.ファッションにおける知性の評価

 次に、「今日、どのような洋服を着て外出しようか」というような問題の場合を考えてみましょう。
 洋服に興味のない人が気にする要素は、おそらく二つぐらいしかなくて(1)フォーマルな格好をすべきかカジュアルな格好をすべきか。(2)外の気温や天気に沿った格好かどうか といったところぐらいだろうと思います。
 一方で、洋服に興味のある人が気にする要素は、遙かに膨大になりますドレスコード、季節感、天気といった要素に加えて、配色、素材感、ブランド、自分自身の自己イメージ、今日自分が出会う人達のファッション感覚、今日出かける街の雰囲気etc....。
 このとき、「洋服に興味のない人」と「洋服に興味のある人」とでは、同じ問題であっても評価枠組みはまったく違っています。興味のない人には、簡単な問題。しかし、興味のある人にとっては、複雑さをもった問題です。
 ファッション好きな人からすれば、おそらく服を着る、という行為を「簡単なこととして<しか>捉えられない」ということ自体が、「この人はファッションに疎い人なんだな」と判断するはずです。
 このような時、問題を、複雑な問題として捉えることができるということそれ自体が一種の「知性」であると言っていいのではないか、と思います。

 また「洋服の良し悪し」「ファッションの良し悪し」というのは、将棋のように一義的に決めるのは困難です。ある程度の良し悪しの水準はありますが、ある人が「いい」というファッションが、別の人は「だめ」と言う。それが、頻繁に起こります。そのとき、なぜ、ある同一の服装が、褒められたり貶されたりするのか。そのメカニズムを理解することができる、ということも、一つの知性だろうと思います。

●知性はランク付けできるのか?

 問題の難易度や、解答の質を明確な基準によって測れるようなケースを作り出すことは我々には可能です。そして、そのような問題に対する成績によって、我々は、個々のヒトの<知性>という曖昧なものに強引にランク付けをしてみることは一応可能です。IQなどを測る知能テストや、将棋、学校の入学試験などは、そういう類のものです。こういうタイプの問題では、簡単な問題にわざわざ時間を使いすぎる人を<頭が悪い>と表現してもいいかもしれません。問題に慣れていないため考えなくてもいい余計なことを考えてしまったり、何度も類似の問題を解いても余計なことをわざわざ考えてしまうのは、問題を解くための効率が悪い人だと言えます。

 しかし、世の中には、ある問題が「簡単」であるかどうかを決めることの出来ない問題が数多くあります。夕飯を食べるとき、栄養バランスだけを考えればいいわけではありませんし、自分の人生の進路を決めるという問題の「難易度」は全く謎に満ちています。評価の要素が多い問題は、解答の質を簡単に決められません。

 短期記憶/長期記憶、相互のトピックごとの関連性の理解、手続き記憶/意味記憶、論理展開能力、空間把握能力、言語能力……人間の知性というのは極めて多種多様な要素が複雑に絡みあうなかでできあがっています。我々が、学校のテストの成績などの結果をもとに<頭がいい>と言っているのは、人間の知性の一部の話に過ぎません。
 様々に存在する知性の中で、多くの人がそのようなIQ的知性を、重要な知性だと信じているから、IQ的知性が<頭の良さ>だと思われている。それだけだ、と私は思います。

 こう書いている私もまたIQ的知性を<頭の良さ>と感じることの多い一人です。IQを頭の良さと感じる感性の中では、質問者さんの疑問に共感するところはあります。しかし、論理的な一般化については全く同意できません。
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その人は、単に一生懸命やってただけでは。


わざわざ難しく考える…というのとは、あまり繋がらないような気がします。
そして哲学に関して言えば、人種が違うことを理解し、
自分の興味のある分野のカテゴリに行ったらいいと思います。
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下手の考え休むに似たりですね

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No14の補足です。



No14では、

No12のvivipvpvさんが書いていらっしゃる

「つまり、質問者さんは将棋のコツを心得ているけど
仕事先の人はそうではないとういだけの話ととらえることもできる
例えば、両者ともに将棋歴が同じにもかかわらず、
そのような結果になるなら、仕事先の人→頭が悪いは成り立つかもしれん」

 という点について言及しませんでしたが、私もvivipvpvさんの言うとおりだと思っています。将棋歴の長さ、将棋を教えてもらえる環境の多寡などの条件が同じである、と言いうるかどうか、という前提はむろん、重要です。

(ただし、vivipvpvのお書きになられている、後半部分については、さほど同意していません。まあ、自己顕示欲が関係するケースも、一定程度はあるのでしょうが、自己顕示欲によって問題を複雑な話にしている人、というのはそんなには多くないだろうと思います。…たぶん。) 
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アメリカのハーバード大学イギリスのオックスフォード、ケンブリッジ大学の教授を頭の良い人達と呼ぶなら質問者様の言う事は正しいですよo

(^-^)o
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>その人は勝負にもこだわっているのだろう、一手一手慎重に長く考える


>確かにヘボはヘボなりに考えてはいるが、わざわざあまりにも難しく考えすぎているようだった。
>簡単に考えればいい事を、わざわざ難しく考える人。
>そういう人は、頭が悪い人ではないのでしょうか。
以上から、仕事先の人→頭が悪いということになりますなぁ
この事例に関しては頭が悪いとはかならずしも言えんのではなかろか
つまり、質問者さんは将棋のコツを心得ているけど
仕事先の人はそうではないとういだけの話ととらえることもできる
例えば、両者ともに将棋歴が同じにもかかわらず、
そのような結果になるなら、仕事先の人→頭が悪いは成り立つかもしれん

>簡単に考えればいい事を、わざわざ難しく考える人。
>簡単に言えばいい事を、わざわざ難しく言う人。
思考・発言の対象となる主題を十分理解していなければ、
そもそも簡単にできないなぁ
だから、
>そういう人は、頭が悪い人ではないのでしょうか。
とひっくるめてしまうのは、発展途上にある人に対して酷ではなかろうか?
友人のへたくそなマリオの操作をなぜにそんなへたくそなまねができると、
イライラして見ていた経験があるからなぁ
質問者さんもそんな心境にあるのかと思ったり思わなかったり・・・

ただ、わざわざ難しく考えることを美徳化する人もいますな
専門用語の濫用、なんでもかんでも哲学化
その根底にある心理は、誰にもわからない認識していないことを私は理解できる、
という優越感かな?

質問者さんの主張を否定しているわけではないよ
物事が簡単であれば、問題にはならない
逆に、物事が複雑化するから問題になる
と単純に考えることができると思うよ
例えるなら毛糸が絡まった状態

そんでもって問題の渦中に必ず複雑化させる人物がいる

考えが複雑化していくようなら、間違った方向に行っている
そう考えて、一からやり直す
これが自分の主義だよ

そういうわけで、質問者さんの主張も一理あるなぁ、と思うわけ

話は以上
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将棋に関しては、頭が悪いといっていいかもしれません。

しかし、将棋というゲーム以外では、当然ながら未知数です。

プロ棋士はその面で、将棋というゲームでは、オタク的に非常に優秀です。ただそれ以外の部分ではふつうのひとと変わらない面が多いということかと。
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基本的に



複雑性と単純性は、哲学的命題です。

わたしの意見として、一般論としては、
哲学を中心に考えると「個」が「多」に先立ちます。

思想としては、一体感が孤独に先立つべきです。

この一体感というのは社会ではありません。

将棋について
将棋は、孤独なゲームではありません。

将棋の進みは、ある種のコミュニケーションです。

ルール
駒のもつ機能というのがわかっているのは、バカではありません。
質問者様が発言なさっておられますように、そのかたは、単なる「へぼ」です。

バカな人は、自分の無知を自慢して、
「世界はわからないことだらけである」という内容を、念仏のように唱えまくります。
バカとは
「俺様は今まで誰も極めたこののない境地に達している。」と信じて疑わないことを言います。

「自分の周りにはわからないことばかりである」という主観的事実が自分の無知を原因にして現象しているという事に
自覚がない「自己認識の欠如」が、「バカ」です。

たとえば、負け組みのこの人が、
「質問者様の将棋の強さはスンごい。誰もあのひとには勝てないだろう」と触れ回っていたとしたら
定義的に、この人はバカです。

そういう意味で
コンピューターもバカではありません。

将棋の話に戻ると
機能と操作の問題ですね。

パイロットになる為の資格は、視力と注意力が散漫なことです。じっくり考える正確をもつ人は心理テストではねられます。

将棋にひきつけて言えば、流れの読み替えが出来ないということでしょう。

「気」の流れではありません。

自分の指してきた手筋の機能的読み替えが出来ないということです。

3六歩が初盤でさされたとき、いろいろな意味があると考える。アアだコウダ、無駄な哲学を展開する。

勝負にとって
中盤以降の全体感が大事なのに
「ああなればこうなる」と思いなやむことを定石であるとかんがえ
それにとらわれてしまうのがヘボです。

講釈士と操縦士の違いです。着陸の問題です。
講釈氏は、無知を自覚し、成果主義を放棄して、自分の解釈に埋もれ生きていく。
操縦士は、はじめと特に終わりに気をつけ、リズムをシステムに対応させて生きていく。

少なくとも生計を立てるという観点からは、
どちらが良いか
人それぞれだと思います。

余談ですが
パイロットの20%ちかくの人は、アルコール依存の傾向がある生活を送っているといいます。
細かいことを気にしないようにするという目的で
質問者様が、心得てご自分の神経質な気苦労を押さえながら、お酒の力で
「パイロットの全体感」を養ってはいない ということをかげながら祈ります。
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ソクラテスが知識人に問いをして、知識人がAと答える。



ソクラテスは心の中でBなんじゃないかと思っている。

ソクラテスは、別の例を挙げて知識人に質問をしていく。
やがて知識人は最初の答えはAではなくBだったと気づく。

熟慮していない答えがA。熟慮した場合の答えはB。

ソクラテスのやり方は産婆術とか呼ばれた。



人々は眠りこけていて表面的なことを捉えて謝った判断をして日々すごしている。
それを常識として疑いもしない、
熟慮することで、常識が間違えていることに気づける。

ということをしたソクラテスは死刑になった。

ということは熟慮することは間違いである、やっつけで当座しのげばそれでよい と言いたいのでしょうか?


例えば中国がやんや言っているが、さっさとビデオを公開して「この嘘つき 恥を知れ」と日本政府が中国政府に恥をかかせたほうがいいってことでしょうか?
これが中国と日本の将来にとってプラスになるから、さっさとやっちまえ ぐずぐずするな ってことでしょうか?
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 こんにちは。



 ★ そういう人は、頭が悪い人ではないのでしょうか。
 ☆ と問うておられるのですが どうも敵は本能寺――あれっ たとえが間違っているかな?――でおっしゃっているのでは?

 ★ この人はいったい休み時間が何分あると思っているのか?
 ☆ という情況で
 ★ 一手一手慎重に考え、挙句の果ては一手に10分も考えたこともあった。
 ☆ そういう性格って めづらしいなぁ かえって大事なことかも知れないなぁ 将棋はヘボだけれど自分の仕事には真面目なんだろうなと――こう思ったということではないのですか?

 
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