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スピリチュアリズムで、幽界という死者が先ず赴く世界があることを説いています。極楽も地獄もこの幽界に属しているといいますが、この幽界とは実際に実在しているものなのですか、或いは霊たち個々の想念が生み出す明晰な妄想状態のことを言っているのですか?
また幽界が妄想だとしたら、生前からその事実を知っていた霊たちは、死後も幽界はただの妄想に過ぎないということを把握しているのですか?

A 回答 (1件)

妄想に過ぎないとしたら、妄想を説く利点はありません。

少なくとも真面目な人たちは存在を信じています。
逆に妄想であるとしても、それが妄想でしかないという証拠はドコにもありません。立証不可能です。
ない事を立証するにはまず、幽界がいかなるものかを定義づけしなければ成りませんが、現在言われている幽界の姿は論者の経験や得た知識から来る仮説に過ぎないので、仮説を否定しても不在の根拠とはなりません。
つまり、不在を説く者も在を説く者も同じだと言うことです。

不在を説く者の中には、スピリチュアリズムを利用して人心を惑わしたり、金儲けをする輩の主張を否定の根拠としているものが居ます。これはもう論ずるに値しませんね。科学でさえいい加減な論拠で金儲けをしている輩が多いのですから、成らばそれを根拠に科学を否定できるかということになってしまいます。

ただいえる事は、死後などない、死ねば無に帰すだけと言っている輩が命の大切さを説く根拠は何も無いということです。彼らにとっては死までの生きている間だけの価値ですが、死後の世界を信じているものにとっては永久の価値ですから。その重さには必然的な差があります。

質問に定義されている幽界は存在しないかもしれません。しかし、生きている間は霊の世界の真の姿は封印されているので、誰も把握する事が出来ません。唯一封印から漏れ出す僅かな光を頼りに想像するだけなのです。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございます。
それは誰も分からないことですね。
ただ、人類にわずかに想像しうる微かな材料だけは与えられているのかもしれませんね。

お礼日時:2010/11/09 16:30

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