
タイトル通りの話ではあるのですが。
電子回路の制作初心者です。
論理回路を使用して、カウンタを作成しました。
カウンタは、正弦波の数をカウントする目的です。
正弦波は、5V程度です。
正弦波の入力にダイオードを接続し、正方向の出力のみとした後、
NOT回路を経由して、カウンタのクロックとして入力しました。
カウンタは、12ビットで4096カウント出来るようにしてあります。
フルカウントまでの時間は、30秒程度かかるはずでした。
ところが、実際には、ものすごく早くカウントしてしまいました。
2~3秒程度でフルカウントとなってしまいます。
電圧が高すぎるのか、電流が流れすぎているのか、
と、抵抗を入れてみたりしてみたのですが、状況は変わりませんでした。
なぜ、このような現象になってしまったのか、ご教授願いたいです。
ちなみに、カウンタは非同期式です。配線等は間違いがないか再三チェックしています。

No.1ベストアンサー
- 回答日時:
正弦波の周波数は予定通りとして。
>NOT回路を経由して、
普通のNOT回路入力に、正弦波のような立ち上がり・立下りが緩やかな信号を与えると、
入力がLowから閾値を超えてHighになる時→出力がHighからLowに、
入力がHighから閾値を切ってLowになる時→出力がLowからHighに、
というようにと学習されたと思います。
理想的な環境ではそうなのですが、残念ながら現実は理想と違っています。
現実には、信号には微細な上下動や、電源・GND変動の影響により
変化がゆるやかな入力信号を与えると、普通のデジタル回路は「誤動作」します。
具体的には、緩やかに変化する信号には、微細な上下動があり、
本来の入力信号は閾値を一度またぐだけの場合でも、
現実の微細な上下動のせいで閾値を超えては戻ってと、閾値を何度もまたぎます。
これにより、NOT回路の出力の変化は1度でなく、
短時間に間にHigh→Low... という変化を何度も起こします。
このためカウント数が予定よりも多くなります。
オシロスコープで観測すると明白なんですけどね。
解決方法はあります。
正弦波のように変化が緩やかな信号を扱うには、
「シュミットトリガ入力」であるICを使うか、正転バッファと抵抗器を組み合わせて
「シュミットトリガ」を作ればいいです。
詳細説明は省略しますが、シュミットトリガとは、
先の「微細な上下動」があってもある程度なら影響されない、という特性を持ちます。
回路図シンボルには「ヒステリシスループ」をかたどった記号が付いてたりします。
NOT回路でシュミットトリガICというと 7414が著名なので、これに交換するのも一法です。
この回答への補足
回答ありがとうございます。
シュミットトリガを使ってみます。
>正転バッファと抵抗器を組み合わせて「シュミットトリガ」を作ればいいです。
シュミットトリガを作成できるのですか?
出来るとすれば、どのように回路を構成するのですか?

No.3
- 回答日時:
No.1 です。
>どのように回路を構成するのですか?
すみません手抜きします。
Wikipedia シュミットトリガ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5% …
の中ほど
>コンパレータによる構成
にコンパレータ(OPアンプ)を使った図があります、
- 端子を削除して正転バッファに読み替えればいいです。
一度 High と受け付けると出力で自分の入力をずり上げます。
逆に Low と受け付けると出力で自分の入力をずり下げます。
という動作によりヒステリシス幅を持たせることができます。
実際に使った事はないのですが。
No.2
- 回答日時:
素人ですが、シンクロでカウンター入力信号を見ることが出来れば
一目瞭然なのですが、入力側で何らかの共振現象が起きているとか、
入力信号が歪んでいると想定されます。
入力の5Vの信号をスライダックなりで、波形整形回路に加える前に
0~5Vに変化させ動作がどうなるか観測するとか、カウンター前に
発生しているであろう雑音電圧をバイパスするコンデンサーを並列
に入れて動作させて観測するのも面白いと思います。
お礼が遅くなりました。
オシロスコープがあるので、カウンタの入力信号の確認をしてみたいと思います。
バイパスコンデンサーも、no1さんの回答と合わせて入れて
見たいと思います。
ありがとうございました。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
関連するカテゴリからQ&Aを探す
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
周波数433MHzについて
-
バッファ・ドライバ・トランシ...
-
音声ラインの600Ωは何故60...
-
(*`・ω・)ゞの意味教えてください
-
なぜ20log10(1020)が60になるの...
-
波の反射の固定端と自由端:光...
-
コンデンサに抵抗を並列接続す...
-
単相交流を3相交流に変換する方...
-
エンコーダの出力パルスは3種類...
-
位相定数について
-
ベクトルネットワークアナライ...
-
オペアンプのボルテージフォロ...
-
電気回路のフェーザ表示の質問...
-
振動の周波数応答
-
一番高いユンケルをもらったら...
-
制御工学の問題です。
-
オペアンプの位相差についてで...
-
ダイヤフラムたわみ量の計算式
-
自然放射増幅光(ASE)について
-
オシロスコープでみる交流電圧...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
バッファ・ドライバ・トランシ...
-
周波数433MHzについて
-
スーパーラジオのIFT調整について
-
ArduinoとXbee、通信によるラグ...
-
XR-2206を両電源で使用する
-
2系統が同時に再生できるプリメ...
-
フィーリングカップルの装置を...
-
FMワイヤレスマイク キットの回...
-
各種フリップフロップ 機能変...
-
PICマイコン、PWMが100%になり...
-
色々な鳴り方のする電子ブザー...
-
魚探と振動子のメーカーが違うと
-
D-FF4つを用いた10進カウンタ...
-
量子コンピュータの動作原理が...
-
マキ電機のUTV2400Bの使用方法...
-
D-GPS付の魚群探知機で魚探側の...
-
ホンダCBR250RRの生産終了年
-
周波数を10倍にして出力する回...
-
タイミングチャートについてま...
-
PIC出力Hi←→Low時、5V←→0Vにな...
おすすめ情報