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オペアンプでボルテージフォロアを組む場合、教科書ではVoutと-入力を短絡すればいいと書いてあるのですが、あるアンプの回路をみたら短絡ではなく10kオームになっていました。
先輩に聞いたら発振防止のために入れるらしいですが、なぜ10kオームなのかという理由はわかりませんでした。
抵抗を入れるのはどういう場合なのでしょうか。
抵抗を入れる場合は定数をどうやって決めるのでしょうか。
教えてください。

A 回答 (4件)

短絡でなく10kオームとなっているのは、+入力から見た信号源インピーダンスと-入力から見た信号源インピーダンスの差を小さくし、出力のDCオフセットとDCドリフトを小さくするためでしょう(バイアス電流の影響)。



ただし、ここに10kオームを入れると、高い周波数でのフィードバック位相が-入力の容量の影響で遅れますので、発振しやすくなります。
この場合、10kオームとパラレルにコンデンサを入れることもあります(位相補償)。
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この回答へのお礼

なるほどと思いました。でも難しいですね。

お礼日時:2008/05/23 22:11

ANo.3です。


バイアス電流とオフセットについて説明されているページがありましたので、ご紹介しておきます。
http://www.miyazaki-gijutsu.com/series4/densi061 …

6.1.(4-B-c)
をお読みください。
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この回答へのお礼

そうなんですか。
オペアンプって思っていた以上に難しいです。

お礼日時:2008/05/23 22:08

ご質問の場合に抵抗を入れる場合というのは、オペアンプ入力の寄生容量などに対する対策が一番考えられます。


必要ない場合もありますし、入れた方がよい場合もあります。
入れる必要があるのか、また入れるとしてどの程度をいれればよいのかは、オペアンプの仕様により異なるので、一概に簡単にいえる話ではありません。
通常は位相のマージンをみて決めています。
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この回答へのお礼

教科書を離れた応用の領域なのですね。
デジタル3年アナログ10年といいますが、まじで10年かかりそうな気がしてきました。

お礼日時:2008/05/23 22:06

オペアンプの非反転増幅回路の増幅率の式は、A=1+Rf/Ri です。


この回路でRiをはずすと、あなたのいう回路になり、このときの増幅率は、A=1+Rf/∞=1 となります。
Rfの値は幾らでもいいので10kの根拠など無いはずです。また発振防止という点では0の方がいいような気がします。
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