標高が100m高いと気温が0.6℃程度下がります。
同様に、緯度が100km北方に進めば、ある程度気温は寒くなります。
従って、例えば関東地方で標高1500m位の山の頂上では、北海道の北端・稚内と同じ位の寒さになるという話も聞きました。
このような標高による環境(特に気温)の違いの影響を緯度に換算して定量的に示すことはできないでしょうか。
例えば、上述の関東地方の標高1500m位の山頂であれば、その緯度を(標高による影響を考慮し)稚内の北緯と同等の数値に算出する様な計算式があれば、是非具体的な参考文献又はサイトをご教示頂きたいです。
どうぞ宜しくお願いいたします。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
無い
理由
標高差による温度変化は標高差による気圧の変化によって決定されます。
気体の状態方程式
PV=nRT
圧力 P が標高が高いので小さくなると 温度 T も小さくなる。
非常にシンプルなモデルに基づいています
緯度による温度差はこのような物理法則によって説明できない。
例示されている関東と稚内は単に近似的に当てはめているだけ。
No.3
- 回答日時:
> 計算式があれば
ありません。
標高による変化は物理的な式により出すことが可能です。
しかし、緯度による変化は、地形や海流その他の理由により変化が大きすぎて、定量的な式を出すことができないから。
No.2
- 回答日時:
気温の差が何で決まるかと言えば、
一番影響するのは日照時間です。
同じ日に同じように昼間ずっと晴天だとしても緯度が高くなるほど日照時間は短くなります。なぜなら南中時の高度も低くなりますから太陽が地平線上に在る時間も短くなり気温が変わります。
つまり地上の気温を上げるには太陽の高度と日照時間を積分した物になります。
太陽から地面に受けるエネルギーは、sin(高度)に比例します。
※sin():三角関数の正弦
日本国内では天頂に太陽が来ることは在りませんが、もし天頂に(つまり高度が90度)太陽が来たときに受けるエネルギーを1とすれば、もし太陽の高度が30度だとsin(30度)=0.5になります。
でもそれが直接気温の変化になるわけではなく、あくまでも先に述べた日照時間との積分した値から考慮する必要があります。
標高に対する気温は「理科年表」の「気象部」の中に在ります。
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