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ギターには色んな奏法があると思いますが、それらの開発者とは誰でしょうか?

例えば、DJのターンテーブルの音を出すスクラッチ奏法は、Rage Against The Machineの、トム・モレロなど。

A 回答 (2件)

開発者というのは厳密には決められないでしょう。

エポックメイキングな人だけピックアップしてみます。

1940年前後に活躍したチャーリークリスチャンと言う人はモダンジャズギターの開祖で、ジャズのインプロビゼーション(即興演奏)を当時できたばかりのエレキギターでやってのけました。彼の演奏は、粒のそろった8分音符のシングルノート(単音)をホリゾンタルに長ーく並べるというもので、現代のジャズ・ロックのギタリストたちに何らかの形で直接・間接的な影響を与えています。当時のレコードを聴くと、チャーリークリスチャンの演奏だけはつい最近演奏されたような斬新な印象を与えます。エレキギターの基本的なすべての奏法を開発した人、と言えます。

同じ時期にTボーンウォーカーという人が、やはりエレクトリックギターで初めてブルースを弾きました。ピックを使い、チョーキングを多用し、1940年代からジミーペイジやジミヘンドリックスと同じようなフレーズを弾いています。当時ロックはまだありませんでしたけど演奏スタイルは最初のロックギタリストと言ってもいいかも。

大物はこの二人だけで、あとはその小改良型というか小技ばかりですね。

1950年代にチャックベリーは、それまでコードやリフを弾いていたギターがソロに入ると、音が減ってしょぼくなるという問題を解決するために、二本以上の弦を一度にピッキングして迫力を出すという奏法を編み出しました。ロックンロール系では今でもチャックベリー風の演奏をする人いますね。

1960年前後に登場したジャズギターの巨人、ウェスモンゴメリーはオクターブ奏法という奏法を有名にしました。それだけでなくハンマリングオン・プリングオフを多用して速いフレーズを弾くという技法も一般的にしました。

1960年代後半に登場したジミヘンドリックスはビブラート用にしか使われなかったトレモロアームのスプリングをはずしてフニャフニャにし、大きく音程を変えるために使いました。

1970年代に入るとたくさんの技術が開発されて、ギターの奏法にもいろんなものが出てきます。例えばクィーンのブライアンメイはディレイマシンを使って一人で何人分もの音を出してみたり、MTRを使ってオーケストラのような演奏をしてみたり。

1970年代中ごろくらいにエドワードバンヘイレンがライトハンド奏法というものを始めて注目されました。ただ彼はアランホールズワースという人が左手の運指だけで弾いていたものがどうしても弾けなくて、右手を使ったと言われています。そのアランホールズワースはギターアンプの増幅能力をうまく利用してピッキングをほとんどせずに長くて複雑、高速なフレーズを弾きますね。エレキギターの能力を極限まで引き出した人と言えるかも。

1980年代に入るとスタンリージョーダンという人がこのライトハンド奏法をさらに推し進めて、右手と左手で自在にハンマリングオン、プリングオフをするタップ奏法というものをやり始めました。右手と左手で別々のギターを弾くなんて曲芸的な演奏もありますね。

最近の細かい奏法はあまりフォローしていないので知りません。
ギターの奏法って結局エレクトリックギターを廻る新しい技術が開発されると生まれてくるということだと思いますね。
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もう先の方が凄い良い回答をしてくださっているので、私は一つだけ。



編み出した技となると自身の名前が入っていないと駄目でしょう。
ということで、これを忘れちゃいけない、マイケル・アンジェロ先生の

アンジェロラッシュ
 

以上です。。。スミマセン。
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