
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
膜電位について誤解しているようですね。
膜電位とは膜内を膜内外へ移動するイオンで生じます。膜が不透膜でイオンが移動しないのなら膜内外のイオン濃度差がどうであろうと膜電位は生じません。細胞膜の内側と外側の話で細胞内と細胞外の話ではありません。静止電位は、K^+が細胞膜を細胞内から外へKチャネルを通って漏れ出す移動によって生じます。K^+というプラスイオンが細胞外へ移動するのですから細胞膜の内側はマイナスになり細胞膜の外側がプラスになります。その細胞膜内外の電位差は外側を基準(0mV)として内側が-80mVの静止電位が生まれます。K^+の漏れ出しが無くなり、K^+が膜内を移動しなくなれば静止電位は生じなくなります。
膵臓の細胞内にグルコースが増加すると解糖の結果ATP濃度が高まり、ATP依存性のKチャネルが閉じることで、K^+の移動量が減少し、静止電位が0mVに近づきます。静止電位が無くなれば発火点に近づき、脱分極しやすくなります。
K^+濃度が細胞内で高まると言うことは、濃度差が増すと言うことでしょうか。初めから濃度勾配がありますからそのためにはKチャネルではなくKポンプが作用することになります。私の知識では疑問に思います。詳しい方の回答をお待ちください。
この回答へのお礼
お礼日時:2011/01/30 20:25
有難うございます、
しっかりと読ませていただいたのですが、未だ理解不足で、膜電位や脱分極についてもっと基礎を勉強しないといけないと思っております。
No.2
- 回答日時:
>Kはプラスなので、細胞内のKの濃度が上がると、細胞内はプラスになるのではないでしょうか
それでいいのではないかなあ。
>Kが内側で多くなると、何故脱分極しやすくなるのでしょうか
うーん。細胞内がプラスになって(=脱分極して)閾値を超えるんじゃないかなあ。
脱分極って電位だと上向きの反応だよね。プラスになる=電位が↑向き(=脱分極)ってことじゃないかなあ。
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