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IP電話の普及が勢いを増しています。

各IP電話会社同士が回線網を開放しあうと、一層普及が進むのではないかと言われています。

(1)このままでいくと、社会全体で見てNTT固定電話は要らなくなり、無くなってしまうのでしょうか?

(2)そうすると、会社や個人がNTT東西にお金を毎月支払うことも無くなってしまうのでしょうか?

(3)NTT東西の収益事業って何が残るのでしょうか?

皆様のご意見ご感想をお聞きしてみたいです。

A 回答 (9件)

IP電話会社間の回線網接続について


先日の日経新聞にNTTコムとKDDI連合が接続すると掲載されていました。

(1)と(2)について
現状としては、IP電話もNTTのメタリック回線を使用してADSLを実施しているのが大半であり、最低限、NTTに基本料金を支払う必要がありますので、当面は必要となると思います。しかし、光ファイバーが普及した場合には、ご指摘の用になってしまうのかも?

(3)について
東西の幹部の意見として、掲載されていたのを見たのですが、NTTの再編して業務区分を見直さないと私たちの将来が無いって載っていた記事をみました。
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>(1)このままでいくと、社会全体で見てNTT固定電話は要らなくなり、無くなってしまうのでしょうか?



現在のIP電話は特殊な番号(0120、110、117等)への発信は出来ません。また携帯への発信もできません。
このような状態だと完全に普及する事は出来ないでしょう。
またそれらの条件をクリアしたとしてもADSLの場合は基本的に電話回線が必要であり、電話の基本料は払う事になります。電話の基本料が必要ないADSLタイプ2もありますが、これは基本料が高く普通に電話回線をひくのと大差がありません。

>(2)そうすると、会社や個人がNTT東西にお金を毎月支払うことも無くなってしまうのでしょうか?

上記の通り今のままではなくなることはありません。
また固定電話が無くなってもNTTへはADSL基本料等を払うでしょう。

>(3)NTT東西の収益事業って何が残るのでしょうか?

先述したとおりADSL、Bフレッツの収入、そして企業向けの専用線の収入も残ります。
またNTT東西は回線販売だけでなく、企業向けのSI事業を行ってます。SI事業者として企業内の情報システム(社内LANや様々なシステム)の構築を行ってますのでこれらの収入もあります。


個人ならともかく、企業にしてみれば現在のIP電話は非常に不安定であり、全回線をIP電話にすることは非現実的です。IP電話企業が「絶対に回線は切れない。万が一回線が切れたらその分その分損害賠償する」するといえばもっと普及するでしょうね。

また現在同じIP電話事業社内は無料で通話が出来てますが、ある程度普及してしまうとIP電話事業者が運営が出来なくなってしまいます。通話料無料というのは異常だからです。ですから今後は通話料無料はなくなり、ある程度の通話料がかかるようになる可能性は高いと思います。(3分5円くらいになるかも)
今は顧客確保の為にサービスで運営している部分が多いですが、ずっとそのままではビジネスは成り立ちませんからね。
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この回答へのお礼

迅速かつ的確にお答えを頂戴しありがとうございました。参考になります。

お礼日時:2003/09/09 02:07

交換機とメタリック回線を使う固定電話は相対的にコスト高のため縮小していくでしようが、直ぐに無くなるものでもありません。

新旧設備を混在して維持していかなければならない現状で、ユーザ指向やサービスの切り替わりに素早く対応して収益の上がる事業分野へシフトしていかないと存続は難しいと思います。
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>>各IP電話会社同士が回線網を開放しあうと



当分無いです。NTTコムとKDDIやNTT-ME、日本テレコム、パワードコムが接続なんて話もありますが、NTT回線経由となり3分8円で、相互接続の意味無いです。
(IP電話からNTTにかければ、8円以下で話せます)
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/2564.html


>>(1)このままでいくと、社会全体で見てNTT固定電話は要らなくなり

ブロードバンド+IP電話で考えるとIP電話は安いように見えますが、IP電話単独となると回線料+IP電話基本料+IP電話機器代が高く、とても使える代物ではありません。

また、ブロードバンドの出来ない地域もまだかなり残っています。

>>(2)そうすると、会社や個人がNTT東西にお金を毎月支払うことも無くなってしまうのでしょうか

ブロードバンドの回線のほとんどは、NTT回線(ADSL,光 共)を使っています。自動的にNTT東西に金は落ちます。
また、ブロードバンドの上位回線はNTTのダークファイバーを借りきっての営業です。使用料は間接的にNTTに入ります。

>>(3)NTT東西の収益事業って何が残るのでしょうか
NTT東西は昨年、従来電話への新規投資を止めました。
IP電話投資に全力投球です。
この秋から、法人向けにNTT東西のIP電話サービスが始まります。

IP電話の有無にかかわらず、携帯の普及やダイヤルアップ・ISDNフレッツ人口の激減で、電話通話料自体は激減しています。
この穴を埋めようと、フレッツADSLそしてBフレッツの売りこみになりふりかまわずやっています。

そして、IP電話はもちろん第二電電系は必ずNTT回線へ接続しサービスを提供していますが、この接続料を値上げして生き残りを図っています。

今のブロードバンド全盛は、NTT回線を借りることで成り立っています。
そういう意味で、NTTは生かさず殺さず、それなりに生き残ってもらいたいです。

参考URL:http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/2564.html
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この回答へのお礼

迫力あるご説明感謝いたします。

お礼日時:2003/09/09 02:10

現状のシステムは


高速接続回線の過渡期でしょう
将来的には、
今のブロードバンドも100M~1000M以上になると同時に
携帯電話のように、無線での接続になります
その時には、
電気やガスのようにインターネット接続が当たり前の
世界となり
当然、有線の固定電話はなくなり
"NTT" も "NT" になってしまいます
で、収益事業としては
現在の、ドコモのようになると思います
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こんばんわ、jixyoji-ですσ(^^)。



下記HPなどで雑多なIP電話の知識を蓄えてください。Masataoさんにもわかりやすいと思います。

「FUSION IP-Phone」
http://phone.biglobe.ne.jp/fusion/what.html

「IP電話について」
http://www.iptpc.com/iptpc.html

「IP電話とは」
http://www9.ocn.ne.jp/~a-net/ipphone.html

「[パソQ] Web Online Store IP 電話」
http://www.pasoq.co.jp/shopping/special/series/i …

IP電話の色々な不具合などは下記HPに詳しく書いてあるので参考にして下さい。

「IP電話サービス,音質も重要だけど信頼性はもっと大事」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/2 …

●このままでいくと、社会全体で見てNTT固定電話は要らなくなり、無くなってしまうのでしょうか?

NTTの固定電話が一切要らなくなるかどうかはまだわからないですね。総務省がNTTという存在をどうするかで決まってきますし,まだNTTも完全な民間企業ではありません。株式の約半数を財務省が保持しており厳密には【半民半官】であるのと,NTT法という法律が存在するので何とも中途半端です。

少なからず現在の大半のIP電話はNTTの電話回線を使用しているので明日にもNTTが無くなる事はありませんが,少なからずNTTの業績は転がり落ちるように悪化しているのは事実です。

●そうすると、会社や個人がNTT東西にお金を毎月支払うことも無くなってしまうのでしょうか?

現在総務省は聖域といわれる【NTT基本使用料(アナログ\1,750-,ISDN\2,850-など)】に着手に踏み切る可能性があります。規制緩和でADSL,FTTH(光ファイバー)などの事業でも新規参入者(Yahoo!BBなど)が相次ぎ,携帯電話,インターネットの普及で固定電話の存在意義すら問われる時代になっています。

ところが一切固定電話を使用しないにもかかわらず【NTT基本使用料(アナログ\1,750-,ISDN\2,850-など)】を支払わなくてはいけない整合性が問題になっています。そもそもこのNTT基本使用料はNTTの全身である【電電公社】時代から全国あまねく張り巡らす電話回線を施設する為の設備投資金の意味合いで徴収がされています。しかし現状日本全国津々浦々まで電話が引いてある今この料金が現状の金額で徴収される必要はないですし,投資した金額分は既に回収しています。そこで監督官庁の総務省がその聖域に着手する方向で動いているのでゆくゆくはNTTに対するお金を支払う金額が少なくなるか,無くなる可能性もあります。

●NTT東西の収益事業って何が残るのでしょうか?

最早NTT東西は2年前に比べ総売上が約1.6兆円も落ち拍車をかけて転がり落ちています。固定電話の次の収益で見込んでいたFTTH(光ファイバー)事業もADSLの登場や技術革新によるスピードアップの影響で完全に当初の見込みに比べ思うように進んでいません。

それに元来ISDN→FTTH(光ファイバー)に移行する予定が規制緩和で安価で高速なADSLの登場,それに伴う新規参入業者に足元をすくわれさらにはデフレ経済の中値下げ競争に引きずり込まれ,約10万人もいる人件費の高騰から大赤字の有様ですね。

結局NTTは全ての競争から大きく立ち遅れる結果になっており最終的には電話回線のリース企業などに落ち着くのではないでしょうかね。しいて言えばFTTH(光ファイバー)による巻き返し,といきたいですがADSLなどの技術革新が早すぎて暗雲立ち込める状況です。グループ企業のDoCoMoで何とか保っている状況ですがかつて程の勢いもなく,第3世代携帯に関してはauに大きく溝をあけられる有様で"独占排他"で【親方日の丸】で我が物顔でザル商売をしてきた準お役所NTT東西もビニールハウスから競争という荒波にもまれ消えるかもしれませんね。

ADSL,FTTH(光ファイバー)それぞれの契約者数の推移は下記HPをご覧ください。

「DSL普及状況公開ページ」
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/whatsnew/dsl/ …

「インターネット接続サービスの利用者数等の推移【平成15年7月末現在】(速報)」
http://www.soumu.go.jp/s-news/2003/030829_2.html

回答していただいた皆さんには一言お礼をした方が次の質問の際により詳しい回答を得られると思います。

それではよりよいネット環境をm(._.)m。
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この回答へのお礼

これはもうすごい!
様々な知見を頂き深謝いたします。

お礼日時:2003/09/09 02:12

NTTの固定電話回線が完全に無くなると一番困るのは


IP電話会社です。

というのは、IP電話はいいとこどりをしていて、
コスト割れする通話はどんどんNTT側に
割り振るようになっているからです。

たとえば、市内通話(域内通話)については
IP電話システムによって扱いが違うようですが、
緊急電話については、将来的にも
NTT経由とする意向のようです。

また、停電時にもIP電話回線は使えません。
NTT回線に直接電話機がつながります。
災害時もそうですね。
第一、ADSLはNTTの電話線を使い、NTTの局舎に
設置した機械でサービスをしています。
NTTが倒産したらADSL業者も困ってしまいます。

しかしNTTはNTT法によって縛られています。
このため、NTTは負担ばかりを強いられていますから、
これを解消し、本来の負担と同じ割合にすることを
NTTは強く求めています。

基本料金の値上げ、もしくは接続料金の値上げ
そして、NTTの長距離電話料金の値下げ
NTT自身のIP電話への参入
更に、NTT自身によるIP電話網の構築
(一般的な意味でのインターネットを使わない
 IP電話)
長距離電話会社と地域電話会社の合併。
東西NTTの併合
といった方向に進むはずで、すでに接続料金に
ついては、値上げを総務省が認可しました。
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回答ではありませんが


(1)このままでいくと、社会全体で見てNTT固定電話は要らなくなり、無くなってしまうのでしょうか?

 異なるISP間でも接続されるみたいですが、つなぎかたが 「IP網」―「固定電話網」―「IP網」になる可能性があるみたいですね(NNT-COM)。つまり異なるISP間だと無料にならない?。なんとしても3分8円くらいは取りたいみたいですね。

参考URL:http://www.zdnet.co.jp/broadband/0309/05/lp03.html
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そもそも、電電公社は国民の税金から成り立っていたものなのに、NTTはあたかも自分の所有しているものと主張することがおかしい。


NTTをなくして、本当の自由競争ができるようになればいいのだけれど・・・。ハードの保守なんかは電電公社を復活させればいいのに。
なんてね。
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