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美濃囲いの攻略法として、駒の配置が、
先手:4一飛
後手:6一金、6四歩、7二銀、7三歩、8一桂、8二玉、8三歩、9一香、9三歩
持ち駒は、
先手:銀と香
後手:なし
正解は、▲6三香△7一金▲6二銀(この局面を(イ)とします)となっています。
3手目を▲6二香成(この局面を(ロ))とするのとではどう違いますか?
局面(ロ)~△同金▲7一銀△9二玉▲6二銀成としたときがぬるいでしょうか?
これは詰めろになっていませんものね。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

自玉の前提が必要で、自玉に詰めはかかっていないが、銀または香を渡すと相手に詰めろをかけられると考えるとわかりやすいです。



▲6三香を取れば▲6一飛成で詰めろに迫りますので△7一金とかわす一手。

そこで▲6二銀が詰めろ、△同金でも▲同香成が詰めろですので相手には攻めに転じる余裕が全くありません。

しかし▲6二香成△同金▲7一銀△9二玉▲6二銀成なら、後手玉は詰めろでないので後手は手に入れた香で先手玉に詰めろをかけることが出来ます。

もっともそれで後手が勝ちかというとそうでなくて
そこで、▲8二金△同玉▲7一飛成△9二玉▲7二竜とすると後手は△8二金合の一手になり、▲同竜△同玉▲7一銀△9二玉▲8二金までの詰みとなりますので、後手は手に入れた香で詰めろをかける手は無いということになります。(香を持ち駒に残しておけば△8二香で詰まない。)

▲6二銀成で相手に一手の余裕を与えることが負けに繋がるわけでは無いのですが、正解手順のほうが間違いないことがわかります。

実戦では、よく似た形でも自玉の状態、後手の持ち駒、端歩の状態で大きく変わってきますので注意が必要です。
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この回答へのお礼

QES様、こんばんは
御礼が遅くなりました。

おーーー
不謹慎ですがこれが私の率直な感想です。
まさに完璧なご回答です!
すっかり合点がいきました。
ありがとうございました。
02/15 22:59

お礼日時:2011/02/15 22:59

> △同金▲7一銀△9二玉▲6二銀成としたときがぬるいでしょうか?


> これは詰めろになっていませんものね。

ぬるいということはないと思います。何故なら最初の▲6三香も詰めろにはなっていないからです。それにもかかわらず△7一金と逃げているということは、後手から先手玉を詰めろにする攻めは無いということです。

香を渡してしまうと先手玉に詰めろをかけられてしまう、という状況ならば、▲6二香成りは不正解で▲6二銀が正解と言うことになりますが、先手玉の状況がわからないと正解は分かりません。逆に銀、を渡すと先手玉が詰んでしまう局面なら▲6二香成が正解になりますから。
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この回答へのお礼

なーるほど、自玉との兼ね合いですね。
駒を渡すことにより、相手からどんな厳しい手が来るのか・・
詰ましにいくのでなく”寄せ”の場合、そのことを考えないといけないですものね。
肝心なこと忘れてました。
目からうろこでした、ありがとうございました。

お礼日時:2011/02/13 18:25

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