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早口言葉の一つとして「東京特許許可局」があります。発音しにくいのは分かりますが、どうしてなのか考えると分かりません。言語的観点で説明していただけませんでしょうか?

A 回答 (1件)

  ローマ字で書きますと



  toukyoutokkyokyokakyoku

ky (キャ行音)が四回あります。その三回目と四回目の間に k (カ行音)だけが一回あり、さらに四回目の ky の後に k が来る、ここが難しくなる原因でしょう。

 全部 ky ですと、k の前よりの所で全部片付きます。全部 k ですと、後ろ寄りのところに舌を置いて反復すれば済みます、

 三回も ky をやると、つい ky を次にも繰り返したくなるので「東京特許キョキャキョキュ」になる、これならまだ楽です。

 ところが「許可局」は、k のあとにすぐ母音が来る「カ」と最後の「ク」がある。すなわちいったん ky を三回反復したが、もう一度舌の位置を変えて k の発音をし、さらにもとの ky に戻りまた ky からはずれた「ク」に終わる。

このようにトレモロ的反復の癖がついて近道の名案が舌に浮かんだ頃、突如として「キャ」行から「カ行」にかわり、また元の「キャ」、さらに「カ行」と予測を許さない構造だからだと思われます。

 k の口蓋化音を A , k の非口蓋化音をB としますと、AAABAB と並んでいるため、発音し難いのだと思います。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。NHKのアナウンスの早口言葉としてあった言葉ですが、どうして発音しにくいかわかりませんでした。東京大学大学院の試験問題にもあったので、どうしてだろうと常日頃疑問におもっておりました。発音記号で分析すれば理解できるのだと回答で理解できました。

お礼日時:2011/02/20 23:20

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