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乾電池とは、電解液がもれないように密閉された一次電池と聞いていましたが、充電式乾電池という言葉を最近耳にします。

充電式乾電池とは、乾電池のように密閉されており、かつ充電可能な二次電池を言うのでしょうか。

たとえば、形状が単三とか単一のようなものばかりでなく、携帯電話の電池までこれに含まれるのでしょうか。
それとも、鉛電池やリチウムイオン電池とかマンガン電池とかの種別で異なるのでしょうか。

二次電池とは、自動車に搭載されていたり、ビルの非常電源の電池のようなものをイメージしますが、正しい用語の使い方を教えてください。

A 回答 (4件)

 大事なことはNo1.の方の述べられた通り。


 充電出来ないのが「一次電池」で、充電出来るのが「二次電池」です。

 で、「乾電池」についてですが、「ボルタ電池」をご存知でしょうか。検索していただければ沢山ヒットしますが、原理図はどれも「希硫酸に亜鉛板と銅板を突っ込んだ物」です。容器の中身が液体なので、傾けたり揺らしたり容器が破損したりすると、こぼれます。その液体は希硫酸なので、こぼれるとちょっと大変です(ちなみに、液体から電気を取り出せるので電【池】、イケと云う字を使うとか。これはウソかホントか判りません)。

 で、とにかく発明されたばかりの電池は取り扱いが大変で、そこで電解液を紙などに滲みこませて密封し、落っことしてもひっくり返しても手で振り回しても中身の液体がこぼれない様に工夫したものが乾電池、「乾いた電池」と云うわけです。

 イマドキは車のバッテリーを除けば大概「乾電池」の範疇に含まれるハズの物ですが、一般に乾電池といえば、単一から単五の【管型のアレ】(*1)を指すようで、ケータイの電池も定義として乾電池には違いないが、ソレを「乾電池」と言うと笑われるか呆れられるかどちらかのようです。

 以上、豆知識まで。

*1 (と、006P、角型の9V電池も)
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり大変失礼致しました。
乾電池の定義がはっきりせず、いろいろ混乱しています。

いずれにしても、携帯電話に使われているリチウムイオン電池は密閉型電池ですが乾電池と言ったら笑われるのですね。
大変勉強になりました。
有難うございます。

お礼日時:2011/03/06 21:14

乾電池と言っても大抵のものはゲル化するなどして流れにくくしているだけなので液漏れする事が有ります。


今は無くなりましたが、昔の乾電池にはピッチ(タール)で蓋をしただけで密閉とは言えないようなものが有りました。これはすぐに液漏れしましたね。

空気電池と言うのが有ります、これは正極活物質として空気中の酸素を利用するので密閉することはできません。
主に補聴器の電源として使用されています。
正極活物質を電池に含まないので小型の割に容量が大きいのが特徴ですが、一旦空気を遮断するシールを破ると使用していなくても容量が減ってしまうという欠点が有ります。

乾電池に対して湿電池というものが有ります。
湿電池は電解液が液体のままの物を言います。
身近な例としては自動車のバッテリー(鉛蓄電池)が有ります。
鉛蓄電池の中には密閉式(シールド型、又はメインテナンスフリー型)の物が有りますので、全ての充電池が乾電池で有るとは言えません。

というわけで、密閉式かどうかと乾電池かどうかは関係が有りません。
充電池と乾電池と言うのも関係が有りません。
鉛蓄電池以外の電池は普段ほとんど見かけないので、電池と言えば普通は乾電池ですね。

電解質を固体にすれば液漏れをしなくなり、安全性も高くなるので実用化に向けて開発がなされています。
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この回答へのお礼

ありかとうございます。

湿電池には、鉛蓄電池やアルカリ蓄電池(産業用)などがあるようですが、いずれも、化学反応から発生するガスが周囲の金属を腐食させるとか、産廃処理に問題があるなど、敬遠できるものは使わない方向にあると思います。
そうすると、電池は空気電池を除くと密閉された構造のものが主流だと思います。鉛蓄電池が電池単体のコストが高くてもシールドを採用されているように…

空気電池は一次電池ですが開放式ですから乾電池とは言わないのでしょうか。
多くの補聴器使用者は夜間電池をずらし、極力空気穴を塞いで放電を少なくする努力をしているようですが、意味のないことでしょうか。

乾電池の正式な定義はどこに記載されているのでしょうか。
技術の進歩に規格が追いついていないのでしょうか。
頭が古く最近の規格を知りません。

お礼日時:2011/03/06 00:03

>乾電池とは、電解液がもれないように密閉された一次電池と聞いていましたが、


定義的にはそうみたいです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%BE%E9%9B%BB% …

国際標準、及びJIS規格で呼称が決まっているらしいです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/IEC_60086

乾電池の発明者は日本人だそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%8B%E4%BA%95% …
http://cobs.jp/life/regular/hatsumei/bn/020207.h …

>充電式乾電池という言葉を最近耳にします。充電式乾電池とは、乾電池のように密閉されており、
>かつ充電可能な二次電池を言うのでしょうか。
乾電池は一次電池のカテゴリーであり、二次電池には乾電池とつく分類が無いので、本来充電式
のものに使うのは違っているようですが、単三乾電池を代替する、同型で充電式のニッケル水素
電池(エネループとか)等をイメージ的にそう呼んでいるのでしょう。

>たとえば、形状が単三とか単一のようなものばかりでなく、携帯電話の電池までこれに含まれる
>のでしょうか。鉛電池やリチウムイオン電池とかマンガン電池とかの種別で異なるのでしょうか。
先の定義的には充電式の蓄電池を乾電池とは呼ばず、化学構造の分類で呼ぶようです。携帯電話は
普通リチウムイオン電池ですね。

>二次電池とは、自動車に搭載されていたり、ビルの非常電源の電池のようなものをイメージ
そうですか? 家庭内にも電気製品で充電式のものも結構昔からあると思うのですが。電気カミソリ
とかハンディの掃除機とか。近年では、それこそ乾電池代わりにと前述のエネループが出ています
し、デジカメあたりに使われるなど身近になっています。自分ではラジコン模型(飛行機とかヘリ)を
してますが、以前からニッカド(単三乾電池形を一つのパックにしたもの)は使いますし、最近では
動力用としてリチウムイオンポリマー電池も使います。これらも充電式である以上「二次電池」です
から、ある程度大きなものを呼ぶというイメージは個人的に持ってないです。

ニッカドは近年カドミウム含有物の生産が取り止められてきた影響で生産されなくなっていて、
ラジコン用途ではニッケル水素、リチウムフェライトなどに置き換えられつつあります。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答有難うございます。
私の言葉の定義は
1 法令などに定義されているもの
2 JISその他の公的規格で定義されているもの
それに、あえて加えるなら
3 学会・協会など公的機関で定義されているもの
が正式なもので、
私的文献に記載されているものは、引用先が明記されていなければ、個人的用語だと思っています。

教えていただいた、「国際標準、及びJIS規格」をみると、乾電池と定義されているものは、マンガン乾電池とアルカリ乾電池だけであることを始めてしりました。

ご回答のなかで、
>そうですか?
以降に書かれている各種電池は確かに二次電池ですが、いずれも密閉されており、これらは乾電池かと思い矛盾してしまいました。
頭混乱しています。

お礼日時:2011/03/05 23:27

充電式乾電池とは、乾電池の形状をした充電式電池を指すと思います。



普通の乾電池も、充電式乾電池も化学反応により電気を発生している部分は同じです。
そのまま使用すれば物質が安定化して、電気を発生できなくなります。
そうなる前に、電圧を加えると物質が電気分解によりイオン化し、もう一度電気を発生できるようになる物があります。
それが充電電池です。
そういったイオン化し易い物質や発電量の多さ、価格などの違いから、幾つかのものが実用化されています。
その材質の違いが名称となり、鉛蓄電池やニッカド電池、リチウムイオン電池などと呼ばれています。
形状の違いは、使い勝手であったり、性能重視であったりで、いろいろな形をしています。
同じ名称の充電電池でも同じ形でない物は、沢山あります。
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この回答へのお礼

早速のご回答有難うございます。

>充電式乾電池とは、乾電池の形状をした充電式電池を指すと思います。
これでわかりました。

60年も昔大学時代、電気化学の授業で習ったのは、乾電池とは一次電池の一部と聞いていたのですが、充電式(つまり二次電池)の乾電池という言葉で混乱してしまいましたが、技術が変化(進化)して表現が変わったのですね。

有難うございました。

お礼日時:2011/03/05 23:00

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