よく昆虫の擬態は敵から身を守るために獲得したみたいな表現をよくされますが,そんなことが本当にあるえることなのか不思議でなりません。たとえばハナビラカマキリがいなかったころに花びらに似せようと思ってその場で変化したとも考えにくいですし,その思い?が遺伝して子孫にまで影響を与えるのもどうかと思ってますが・・・。何か明快な答えをお持ちの方いらっしゃいませんか?

A 回答 (2件)

こんばんは。


昆虫の擬態は敵から身を守るために自ら獲得したのではなく、
必然的に自然淘汰を繰り返した結果、
捕食者から発見されにくい容姿の個体だけが生き残り子孫を残した為、と言うのが一般的のようです。

ちょっと回りくどい表現をしましたが・・・
要するに、捕食者から発見されにくいという事は、
少なくとも自然色に同化する事が出来たと考えられます。
緑色の背景に赤と緑の固体がいたとすれば、赤い色の固体が目立つのは言うまでもありません。
自然環境に同化出来ない固体は、捕食者の餌食となり生き残る事が出来ません。

ほどんどの昆虫の場合、子孫を残す世代交代のサイクルは1年です。
それに昆虫は、一度に生まれる固体数も圧倒的に多く生存競争も哺乳類に比べ、より厳しい環境にあります。
結果的に、ほんの一握りの優秀なDNAを持ち生き残った固体が早いサイクルで子孫を残し続けた結果、
多様性に富んだ昆虫が繁栄する事になったのではないでしょうか?

捕食者の側も獲物を捕らえる為の優れた機能を持ったものだけが生き残り常に進化をした訳ですから、
昆虫はとんでもなく厳しい生存競争を勝ち抜いて遺伝子を繋いだ、
言わば『野生のエリート』とも言える存在なのではないのでしょうか?

何故ハナビラカマキリのような極端な擬態を持つ
固有種が生まれたのか?
という問いには、
『それ程、気が遠くなる様な生存競争を勝ち抜いた結果、あんな姿になってしまった・・』ということです。
昆虫は哺乳類より先に陸に上がり、空を飛んだ、
言わば、進化の草分的存在なのでなのですから、
あなどれませんね。。

しかし・・、一介の人間が語るにはあまりにもスケールが大きすぎる話です。
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございます。
昨日もある蝶の幼虫がさなぎになる時に茶色の枝では茶色のさなぎになり,緑の枝では緑のさなぎになるという番組をやってましたが,たまたま同化できた結果と考えればいいんですね。その番組(NHK)でも,あたかも自ら獲得したみたいな表現をしてたのがひっかかりました。この表現の方が教え易いのかもしれませんが,事実と異なる認識をしてしまうので(私のように・・・)気をつかってもらいたいものですね。

お礼日時:2003/09/21 11:02

擬態に限らず、進化の仕方というのは、#1の方が書かれているように、自然淘汰によるところが大きいでしょう。


もうひとつ、昆虫特有の性質があります。
それは、昆虫は環境変化によって短期間で遺伝的変化がおきやすい生き物だ、ということです。
毎年発見される新たな生き物のほとんどは昆虫であり、そのほとんどは亜種です。
亜種というと、ちょっと違う程度と思われがちですが、昆虫の場合、亜種であっても別種と思われるほど、見掛けが異なることがあるのです。
そのことが擬態のような極端な進化をする原因のひとつとも思われます。
同一種内でわずかな遺伝子変化で、多くの変化系を産出することができれば、環境変化に対応して生き残れる子孫がいる可能性が高くなる、といえます。
ただし、これは「意思」でできることではなく、やはり自然淘汰の結果なのです。
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この回答へのお礼

さっそくの回答ありがとうございます。
よくテレビでハナビラカマキリが採り上げられますが,本当に自分で分かってて花びらの近くにいるんでしょうかね。
偶然そこにいたところを撮影しただけってことはないんでしょうか??
疑問は残りますね。

お礼日時:2003/09/21 11:05

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