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中国の都市を日本語の文脈で表現する場合、
(1)上海(シャンハイ)のように現地の発音通りとするケースと
(2)成都(セイト)のように日本語読みするケース
がありますが、北京は(1)ではベイジンであり、(2)では例えばホクキョウなどとなります。
なぜ、ペキンと呼ぶのが一般的なのでしょうか?

A 回答 (4件)

英語でも、その昔はPekingと書いてピーキンと呼んでおりました。



http://en.wikipedia.org/wiki/Beijing

それは標準語たるマンダリンの発音を模したものではなかった為に、当局からクレームがついたのだとおもいますが、今はBeijingと表記して、ベイジンと発音しているとおもいます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD% …

では、なぜ日本に対してはクレームがつかないかというと、北京と書いている限り、ピーキンだろうがペキンだろうが発音は問題では無いのが表意文字圏の掟だからですね。

ですから、先方において我が国の名称は日本と書かれますが、発音はマンダリンでイルベン、リーベンみたいに聞こえます。
表記が正しいので、発音に関しては、我政府も苦情は言っていないようです。
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この回答へのお礼

意外と奥が深いのですね、ありがとうございました!

お礼日時:2011/05/08 10:44

>(2)成都(セイト)のように日本語読みするケース…



中国の人名や地名などの固有名詞に関しては、これが原則です。
中国人は日本の人名や地名などを中国語読みしてしまい、「東京 = トウキョウ」、「菅直人 = カンナオト」ではありません。
したがって、日本でも中国の固有名詞は日本語読みします。
相互主義といいます。

一方、韓国・北朝鮮に対しても昔は日本語読みしていましたが、全斗煥大統領の時代 (1980-1988) に韓国政府から日本政府に申し入れがあり、お互いに言語風に読むこととなりました。
このときから日本のマスコミでも「全斗煥→チョンドファン」に変わり、韓国でも「東京 = トウキョウ」、「菅直人 = カンナオト」と報道されています。
この前後、1893年に起こった金大中事件は「キンダイチュウ事件」と読まれましたが、その後同氏が大統領になったときは「キムデジュン大統領」でした。

>(1)上海(シャンハイ)のように現地の発音通りとするケース…

これは例外扱いで、世界的に名の通った地名まで日本語読みしてしまうと、かえって分かりづらくなるので、言語風に読んでいます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
そうですよね、(2)が一般的であり、(1)はあくまで例外ですよね。
上海以外にも何かあるのでしょうかね??

お礼日時:2011/05/08 10:51

 ゲーテとは俺のことかと・・・○○言い  というような川柳がありましたが、昔々の人が、始めて「北京」という言葉を知ったとき、「ぺきん」と聞こえたのでしょうね。




 直接の回答ではないのですが、例えば、韓国人との関係では 金はキンではなくて「キム」、朴はボクではなくて「パク」ですか、互いに現地語式に発音するのが礼儀にかなうとされていますが、中国との関係では、習慣的に、お互いどう読もうと(つまり発音)はOK、お互いがお互い式に読む(発音する)でOK、ということになっているそうです。

 あの国は、漢字は同じでも、北京語と、広東語みたいに、国内でさえ発音がいくつか違うでしょ。少数民族の発音まで入れていたらたくさんある。だもんだから、もうひとつふたつ、べつな発音が増えてもどうということはないらしいですよ。問題は「文字」なんでしょうね。

 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
日本にとっても、韓国語はハングル表記がメインなので敢えて漢字に直して音読みするのも違和感ありますし、逆に中国語はもともと漢字表記なのでそのまま音読みするのが覚えやすいですね。

お礼日時:2011/05/08 10:50

「日本では一般的に「ペキン」と読む。

このペキンという読みは中国南部の方言の唐音に由来する歴史的な読み方である。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E4%BA%AC% …
古い時代に伝わった読み方をそのまま残しているからだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
勉強になりました!

お礼日時:2011/05/08 10:41

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