
No.8ベストアンサー
- 回答日時:
まず、善悪について考えてみますと、絶対的な善悪の存在は宗教の領域になると思われますので割愛します。
人間における善悪は殺人や自由の侵害など、一見絶対的に定まっているように思われますが、立場の違いにより相対的に解釈されるものと思われます。
人間の解釈である以上、善悪の判断は潜在意識ではなく、顕在意識のみで行われるものと判断されます。
潜在意識の仕組みそのものが現在の科学においても不明確なため、厳密には言えませんが、潜在意識は顕在意識の行った意識活動の情報を単に受け取り、或いは夢などを通じてフィードバックするものと思われます。この情報を受け取り、フィードバックをなす際においても、人間が無意識である以上、善悪の判断は為されないものと思われます。つまり「意識」無くしては善悪の判断は為されないものと考えられるわけです。
話はややそれますが、潜在意識からのフィードバックがある以上、潜在意識は繰り返された事柄を顕在意識にも伝えるため、程度の差こそあれ、いつの間にか顕在意識もそのフィードバック内容を信じることになると考えられます。
潜在式を利用したポジティブシンキングなどは、この仕組みを利用するものと思われます。
kenima9169さん、ご回答、ありがとうございました。
意識が善悪を判断し、無意識の世界に、いわゆる潜在意識の世界に伝える。
伝えられた潜在意識は、それを受け入れ、また、意識の顕在意識にフィードハックする。
それによって、顕在意識も、自分で判断したことをより強化していくということと解釈しました。
よく理解できました。
ありがとうございます。
No.9
- 回答日時:
No.6
- 回答日時:
潜在意識は、言葉を替えて言うなら、『人間の心を形成する、もう一つの要素です』人間の心を顕在意識のみでは説明出来ない事が多々在ります。
心や身体や人生の神秘に付いて、顕在意識のみでは説明出来ない事を幾つか挙げてみます。
端的に言うなら、『心を病む原因』『神経症が発症する原因』『自律神経失調症の原因』人生の疑問について言うなら『人間は何のために生きているのか?』或は『何処から来て何処へ行くのだろうか?』と言う全ての疑問についてと、全て繋がっています。
これらに付いて全て同じ原因から、違和感を抱いていたり、疑問が生じています。この同じ原因と言うものは『心の矛盾』です。
『心の矛盾』を『心=自我意識』の何処に如何いう風に感じているのかで、『心を病んだり』『神経症になったり』『自律神経失調症』になったり、或は自分で出した疑問に自分が苦しんでしまう場合があると言う意味です。
人間に心(意識=人格)が二つ在る事を証明している文献をウイキペデアから載せてみます。
”ロジャースペリー 分離脳
ノーベル賞受賞者
受賞年:1981年
受賞部門:ノーベル生理学・医学賞
受賞理由:大脳半球の機能分化に関する研究
ノーベル賞の受賞理由となった業績として分離脳研究がある。てんかん治療の目的で半球間の信号伝達を行っている脳梁を切断した患者に、片方の脳半球に依存することが知られている作業を行ってもらい、二つの脳半球が『それぞれ独立した意識』を持っていることを実証した。”
貴方の場合も脳梁を切断した場合、左脳に存在する意識(自我意識)の他に、右脳には『潜在意識や無意識』の中に封印された形で存在している、もう一つの意識が在ります。
この意識はお釈迦様が仏性と名を付けた意識です。或はキリスト教においては『神』と名前を付けた意識です。神や仏は、経典や仏典の中に存在しているものでは在りません。一人の人間には必ず一人の神が存在しています。
この意識は、自我意識と違う機能で成り立っているものです。この機能をもう少し詳しく書いて見ます。脳の機能を詳しく調べた文献からも分かりますが、文献に書いてい無い事を詳しく書いて見ます。
右脳の機能を先に書いてみます。この意識は言葉を話す事が出来ません、機能から言うなら『言葉以上のものを伝えるためです』高い所に上がった場合には、脳梁を介して『言葉では伝える事が出来ない情報』を、言葉以外の伝達手段で送っています。
狭い所にいた場合もです、鋭い刃物を見た場合、或はスピードを出し過ぎた場合などですが、あらゆる場面で『自我意識に』言葉に拠らない情報を、言葉以外の方法で脳梁を解して送っています。
生命保持と言う立場を守っている者としては、心臓の速さから呼吸数や、ホルモンの調節や腸の働きさえも自在に行っています。その機能は『命の働き』という言い方が適当と思います。そうしてその起源はと言うなら、命として芽生えた瞬間から働き始めています。
始めの働きは『細胞分裂』と云う事になります。そうして母親のお腹の中でも働いていて、生まれたと同時に、誰からも教わらないにも拘らず、怖い事や不安な事や、安心する事も身につけています。
大人になって、悲しい場面では、人間の心を悲しくさせています、楽しい場面では楽しい事を教えています。劇場などの名場面では、他の人達と、同じ心にさせています。感動する場面では皆と一緒になって『総立ちとなって拍手をさせている者』の事です。
暑くなったら汗を流す仕組みそのもの、寒くなったら血管を収縮させて火を欲しがらせている働きです。腹が減った事を教えるすステムです。のどが渇いた事を教えるシステムです。
従って潜在意識や無意識を統率するシステムの主人公として、働いている者としては、『是非善悪』をする必要が無い事を意味します。命を守る者として働いている働きには『是非善悪』と言う判断を下す必要が無い事になります。
人間の心に湧き上がる感情は全て『この者』の情報が元になっています。ですがこの者も『自分の心の一部ですが』自我意識という顕在意識には『分かり難い』システムになっています。
分かり難い事を、分かりやすく書いてみます。人間が悩む時、眠り難くなる場合がありますので、眠れない事を例にします。
普通健常者と言う人達は、眠る事を意識していません、眠る場合『意識がなくなってゆきます』そうして『身体と心』を、無意識の自分に安心して任せきっています。
任せられた無意識の自分は、明日の予定や行動を元にして、『心と身体を』深い眠りに入らせています。朝が来て予定の時間に、意識する自分に『身体と心を返しています』この場合、眠る事に違和感が在りません、言い換えるなら『眠る事』に違和感がない事を意味します。心地良い目覚めと心は感じています、立場を替えて言うなら『心地良い目覚めと感じさせる事が出来ています』
その反対に眠れない事を意識した場合です。『自我意識の力で』或は『自我意識単体で』眠れるものと勘違いする場合があります。この場合『意識を凝らして』眠りに付こうとします。意識したままでは『人間は眠りに入る事は出来ません。
この場合『心に圧迫感』を覚えます。『無意識からの交替要請です』
人間の心は、意識と無意識が交替しながら、毎日がつつがなく過ごす事が出来ています。『意識と無意識は、心の奥底で』相談しながら、どちらので出番かを決めています。
この交替制が順調にゆかなくなった事を、心は微妙に感じる場合が在ります。そういう人の事を『神経質或は不安になり易い人』と形容しています。
二つの意識は物事に関しては、違う立場を取っています。是非善悪にはこだわらない事、そうして結果にもこだわらない事=この場合『無功徳』という言い方が適当かも知れません。
自我意識は『計らいで生きていますが』その働きをする者は、『計らいがない行動をする者』です。
この二つの意識が『意識の根底で』意識や無意識に分かれる前の段階で、未だ混沌としている時(刹那ですが)同時に存在する場合が在ります。この瞬間を『見性した』と言います。つまり悟りが開けた瞬間です。
二つの意識が出会うと言う意味ですが、この経験をキリスト者なら『神と和解した』と言っています。仏教なら他力本願なら『阿弥陀様に救われた』と表現します。自力本願なら、自分を苦しめていた元が分かる事によって、『自分が苦しむ事が自分の思い違いと分かる事』になります。
どちらにしても、自身の中に、滅びない者が既に存在していた事を『実感できる事』を意味します。
是以後『心の矛盾』は解消される事を意味します。二つの意識は『もう二度と争う事が無くなる事』を意味します。一切皆苦と感じていた世界が、全て妄想が生み出していた事が分かります。この時点で世の中の見方が変わると言う意味です。
今までは自分の肉体(目に見える世界)が一番大事と思っていましたが、自分の肉体の死よりも大事な事があることに気が付くと言う意味です。ものの見方の転換です、言い換えるなら『第三の目が開けた事』を意味します。
是以後『心は澄み渡り、静寂に包まれます』=『涅槃』と言う世界です。
その世界とは、『お金や地位や名誉など』のために働き、生きていた世界が、もう魅力的ではなくなってしまう世界です。それ以上に大事な事に目覚めた世界です。
世間の是非善悪にはとらわれないで、『お金や地位や名誉など』を求めない生き方の中に、『生きる目的を』持つ事が出来るようになります。自分の人生を生きてゆく事の中に自然と自分の生き方がにじみ出てゆく生き方という意味です。
心の矛盾が解消されたと言う意味は、心と言う現象で語るなら、『意識』VS『無意識』の主導権争いから、自我意識が一歩引くという生き方です。湧き上がる感情を大事にしてきた生き方から、感情を湧き上がらせる者のほうに重きを置く生き方です。
『神の僕となる』生き方です。脳の機能から説明するなら、左脳の感情が湧きあがっている方の意識と、右脳の感情が湧き上がる情報を送っている方の意識との間にホットラインが通じた事を意味します。
心がもう二度と争う事をしなくなると言う意味です。二つの意識が和やかに相談して出番を決めていると言う意味です。
意識が出すぎて『意識地獄になって苦しむ場合』とは、問題の解決出来ない機能の脳がでしゃばってしまっている事を意味します。この場合『感情を湧き上がらせる者とその感情を湧き上がらせる情報を』共に嫌っている事を意味します。意志が処方する薬は、その情報を送る者が送っている情報を『遮断』する働きがその効能となっています。
この場合、そういった感情を湧き上がり難くしたり(ストレス元の除去)その感情を感じ難く出来場合『寛解といっています』人間が生きて行くという場合『心地良い事』ばかりに遭遇する事を望んだとしても、不可能に感じます。
感情を湧きあがらせる方の心と仲直りする事で完治します。無意識との間の信頼を取り戻す事が『心の矛盾の解消』と言う意味になります。
tumaritou1さん、ご丁寧なご回答ありがとうございました。
とても博識で、深いところを研究されておられることが、分かります。
意識と無意識のバランスなど、少し理解できたように思います。
ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
少し違うかもしれないけれどニーチェさんが
「善悪というものは存在しない、善悪という解釈のみが存在する」
という言葉を残しておられます。(正確には少し違うかもしれませんが)
善という概念は善と解釈するから善になる。
アメリカは過激派のイスラム教徒によるテロを
悪だと解釈するからテロは悪です。
過激派のイスラム教徒はアメリカに対するテロ行為を
善だと思っているからテロは善です。
そもそも善悪は存在しないので
潜在意識は善悪を判断できないってことでしょうか??
顕在意識で善悪を解釈する。
質問の意図と違ったらごめんね。
africastationさん、ご回答、ありがとうございました。
お礼が遅くなり、申し訳なく思っています。
善悪は、人によって、立場によって異なるということですね。
あるのは事実だけ。
潜在意識は、顕在意識で解釈された通りを、そのまま受け入れるということですかね。
ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
善悪の判断は、当人の育った環境によって大きく左右される。
まさしく人それぞれとしか言えない。重要なのは、質問者の言う
「善悪の判断」をどの部位が行うのかということです。
学習し、後天的に形成されたものなので、「意識」がその判断を行います。
潜在意識とは、ユングやフロイトが提唱した「無意識」であり、深層意識とも言えます。
PCで言えば、意識の中における「善悪の判断」はOS上のソフトのようなモノで、
潜在意識はBIOSのようなものではないだろうか。役割が全く異なります。
「無意識」からWikiで辿っていくと、西洋心理学以外に、天台宗・日蓮宗系では九識、
真言宗では十識と・・・、という記述もあります。心理学上の学説として考えれば、
西洋心理学の面々が近代になって提唱していた事を、東洋仏教では1500年以上も前に
提唱していた事に興味を抱きましたw
まあ、ちょっと話はそれましたが、個人的に言えるのは、
「善悪の判断」は「潜在意識」が行うのではないということです。
極論を言えば、生まれたての赤ん坊にだって潜在意識は存在しますが、
その赤ん坊に善悪の判断ができるのかということです。
under12さん、さっそくご回答ありがとうございました。
善悪は、意識の世界。
潜在意識は、無意識の世界ですから、善悪は判断できない。
よく分かります。
赤ん坊は、意識の世界がまだ不十分ですから、無意識の世界が多い。
だから、善悪は、意識の中で育まれていくということですね。
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
そもそも、善悪を判断する主体の立場によって、善悪の基準は変更されやすいのですが、潜在意識が働いている領域では、主体の立場が自覚されていませんので、善悪の規定の基準が分かりませんね。
従いまして、潜在意識の領域では自己と対象との位置関係を比較し得ない故に、
潜在意識は善悪の判断を致せないのです。
因みに、繰り返す目的は、【顕在意識による邪魔】の抑制です。
littlekidsさん、早速、ご回答ありがとうございます。
潜在意識では主体がないから、善悪が判断できない、ということですね。
繰り返すのは、潜在意識からの邪魔に、抵抗しているということですね。
ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
>>潜在意識がどうして善悪が判断できないのでしょうか。
分かるように教えてください。書籍の潜在意識が何を指しているか?ですね。
1)単に自分の表面意識で存在を認識していないけど、自分の心の中で判断しているもの。
例)「自分は、凄く真面目で性的なものには無関心な女性である。世間的にもとても清楚な女性と思われている。が、現実にはとても性的なものに興味がある。」という場合、潜在意識では、表面意識と逆の判断を下して行動してしまう。
2)自分の守護霊の判断。
3)自分ではない霊的存在の影響を受けた判断。
たぶん、上記の1、2については、ある程度は善悪判断ができると思えます。でも、3の場合、いわゆる悪魔のようなものからの指導もありますので、積極的に悪を行なうことがあります。
たとえば、お酒を飲みすぎたり、禁断の薬を使ったりすると、自分の記憶は全く無いのに、人殺しをしていて、手に血のついた包丁を持っていたりとか・・・。この場合、自分では全く殺人をやった覚えはありません。
また、よく犯罪報道で、「あいつを殺せという声が聞こえたので、それに従った」「あいつは俺を殺そうとしているという声が聞こえたので、先に殺した」なんて犯人の自供がありますが、あれは嘘じゃあなく、実際に悪霊からの囁きがあったわけです。
とはいっても、実際に悪霊がのり移ってとか、悪霊の声に誘導されてだとしても、周りからみたら、その人が殺人を行なったのは明らかなので、処罰されることになります。
そして、当然ですが、自分の近くで「あいつを殺せ!」という声がずーと聞こえ続ければ、それは自分の判断だと思えてくるのは自然ではないでしょうか?
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