身体は健康にもかかわらず、人は自ら苦しみを抱えてノーコン状態になることがあります。
そんな不安や苦しみが起こる仕組みと解決について、です。
例えば失恋がきっかけのような苦しさ、訪れてもいない将来の離婚や孤独死などを心配して苦しむ、ありもしない噂を気にして心病む、人と比較して劣等感で苦しむ、過ぎた過去をいつまでも悔やむ、など要は妄想的な苦しみなんですが、これらは自らの意識思考から発しておきながら、なぜ自らの意識思考では消滅させることが出来ないのか、という現象について。
こういうのは通俗心理系になるのかもしれませんが、意識的な思考や深層にある感情とは別に、無意識下に身体的な感情のようなものがあり、それら双方のバランスの状態で、精神的快楽や苦痛が自分の意図とは関係なく発生して、感情や気分を左右しているんじゃないかと、ある日気がつきました。
そこでやはり問題となってくるのが、負のノーコントロール状態の感情、気分が落ち込んで意識しても改善しない状態、うっ屈した気分からの脱出はなぜ強く意識しても解決せず、何かの精神的上書きが起こるのを待つしかないなど他力本願的なのか、ということです。
こじらせればうつ病へと発展していくこともあります。
脳の働きには様々な守備領域があり、もしかすると無意識部分の身体感情があるなら、というかあるようですが、これと意識思考のバランスが乱れている状態、それは意識部分が実現不可能な欲求を持っている時、身体側はそれを身体的なピンチと捉えて意識部分にも分かるように信号を送り(苦しみの脳内ホルモン分泌)、何か対策をしましょうねという仕組みで、苦しみを発生させているんじゃないかと。
しかしこれらは複雑ではなく、その身体側の感情のようなものと意識側の思考状態が食い違えば当然痛みが起こり、逆に意識側が身体側と仲良く歩調を合わせて協力し合えば、精神的には安定するという実にシンプルな現象なんだなと思いました。
既にこの手の苦しみの積極的な解決方法としては、精神カウンセリングのフォーカシングという手法や座禅瞑想などで、意識部分を無にして身体の状態に耳を澄ますと心の縛りが解きほぐされますよ、というのがあります。
そして昔からピンチの時は「大丈夫、心配ない」とか、「ま、いいか、何とかなる」 と自分に言い聞かせよと言います。
が、さらに身体側の感情のようなものを現実的に理解できれば、それに積極的に働きかけることで心の疲労はさらに軽減されるのではないか、と思いました。
無意識部分の身体感情のようなものに積極的に働きかけ、歩調を合わせることで、苦しみの脳内ホルモンの分泌を抑えられればノーコン状態に陥らずに済みますし、陥った後でも早期回復が可能ではないかと思います。
そこでこの、「無意識部分の身体感情のようなもの」って、学問的にはどう解釈されているのだろうか、ということや、このイメージをもっと具体的、積極的に活用したスキルはあるのか? です。
このような現象について、より専門的なご意見やそれ系の書籍があれば、そのご紹介などをと思いましての質問です。
ちなみに、アン著「やさしいフォーカシング」は読みました。
(スピチュアル系は少々苦手ですが、現実的、具体的で分かりやすければ良いかな、と思います。)
A 回答 (12件中1~10件)
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No.12
- 回答日時:
無意識と有意識の積極的バランスコントロールで解決?と云う事は、出来るなら可能と言う意味になりますが、出来ない相談と思います。
その理由はその二つの意識は『没交渉』の間柄だからです。お互いに毎秒毎秒連絡を取り合っていながら『お互いに知らない間柄』と言う意味です。
この関係性を科学的に或は論理的に説明する事は、今現在での脳科学の文献から、容易に説明する事は可能ですが、貴方に教える事は出来ません。禅的な言い方をするなら『貴方が分った時教えてやる事が出来る。』と言う言い方しか出来ません。
この意味は『知的理解』と本当の意味での『分った=体得とか、体認』は違うと言う意味になります。
知的理解とは『頭の中で理解した』と言う意味ですが、頭の中での理解だけでは実際の仕事の役に立たない事で理解し易いと思います、或は水泳の練習を畳の上で練習している状態でしかないと言う意味になるからです。
仕事のコツを知的理解だけで理解(体現)出来ないという意味です。
貴方の質問には大変有意義な問題が含まれています。この意味は人間としての全ての疑問が含まれているからです。
人間が抱え込んでいる苦しみ、或は魂の救済という問題がこの中に凝縮されているからです。人間の苦しみは全て、苦しんでいる『本人の頭の中で作られている。』と言う実態があるからです。
同じ環境の中でストレスにする人と、ストレスにしない人の違いです、同じ出来事でも同じ環境からのメッセージ(情報)でも、本人の受け取り方や感じ方がストレス源になっている事実があるからです。
こう云った感じ方や物事に対しての向き合い方で、人間は苦しんだり悩みを抱える事になっているからです。
如何いった理由でこうなってしまうのかを先に書いて、その原因を次に書いて、最後に解決するべき問題点を書いてみます。
如何いった理由でこうなってしまうのか、と云う事は『人間の心の構造上の問題からです。』人間は悩む様に出来ているからです、この事が分る事を道に至ると言い表します。詰まり自分自身を知るといった意味です。
人間の心の構造を説明したいと思います。人間の心は二つの機能から成り立っています。
一つは考えたり感じている『心』=自我意識です。この心が自分の全てと思っている事から、悩みや苦しみが始まりながら、解消する事が出来ないジレンマが始まっています。顕在意識と表現している心です。
是に対してもう一つ心が在ります。『今現在の情報の全てを受け止めて、自我意識に伝えている機能です。』この心のままで生きた場合には『真実の世界』で生きていると表現出来ます。今この場所での置かれた情報を全て処理する機能です。
恐い時には怖いと教えている機能です。安心出来るところでは安心出来ると教えてくれている機能です。身体的の苦しさも伝えている機能です。感じ方や考え方を『無視した存在としての機能です。』
この機能は『無意識の自分を司っている者です。』自我意識に『感情や考えを湧き上がらせてる者』としての機能です。
赤ん坊が、何も学ぶ以前から『全てを兼ね備えて、働いている機能』を働かせている者の事です。言葉にするなら『命を働かせている働き』と言う機能です。
脳の機能分化で説明する事が可能です。ウイキペデアからです。
『”ロジャースペリー 分離脳
ノーベル賞受賞者
受賞年:1981年
受賞部門:ノーベル生理学・医学賞
受賞理由:大脳半球の機能分化に関する研究
ノーベル賞の受賞理由となった業績として分離脳研究がある。てんかん治療の目的で半球間の信号伝達を行っている脳梁を切断した患者に、片方の脳半球に依存することが知られている作業を行ってもらい、二つの脳半球が 『それぞれ独立した意識』 を持っていることを実証した。”』
こう云った脳の機能を脳卒中の為に、自分の体験として死の淵にまで行ってしまって、九死に一生を得て生還して語っている動画をご紹介します。
もし出ないようでしたら、ジルボルト、テーラ脳卒中と検索して下さい。
URL:
この博士の体験を、宗教体験、或は神秘体験と呼んでいると思います。キリスト教的な表現なら『神と和解している最中』と言う意味です。仏教系なら『自分自身の仏性(命の働き)と出会っているところ』見性成仏中と言う意味です。
最後になりましたが、如何にしたら道に至る事が出来るのか?という問題です。悟りを開く体験はどうやったら可能か?と言う点に付いてです。
いろいろな観点から書いてみます、神経症で苦しんでいる場合や、心の病で苦しんでいる場合や、自律神経失調症や過敏性腸症候群などの心身症で苦しんでいる場合では、心の矛盾を苦しんでいると言う意味があります。
この場合では『症状を受け入れる事』で全て解消します。症状は全て自分の頭の中で作り上げた妄想と成っていますので、元々無かったものと分るからです。自分の意識する力で作り上げていただけだった事が『身体で分るからです。』是以後心の矛盾で苦しむ事がなくなります。心の矛盾が解消するからです。
健常者の場合では『強く願う事』が一つの条件になります。絶えず願う事が大事です。『意識的に願う事です。』ですが願う事を忘れてしまう場合があります。この時『願っていた事を忘れていた事』に気が付く場合があります。
この時『無意識の自分から、自我意識に戻る時』自分の意識が発生する瞬間に立ち会う場合があります。この時の体験を見性と言っています。
感想としては、元々分っていた事と感じます。母親のおなかの中にいた時の事とか、おなかから出た瞬間の心持が分かったと言った心持です。
神経症などでは『症状などは無くならなくとも良かった』くらいの感じです。健常者の場合では『悟りなど何処にも無かった』くらいの感じになっています。
何故かと言うなら、元々備わっていた事を『無くしてしまった』と勘違いしていただけだからです。目の前の事実をそのままに認める事だけが全てだったからです。
『嗚呼このままで全てが整っていた事』を実感するだけだからです。在るがままの世界に居た事を体感するだけだからです。
学ぶ本があるなら、鈴木大拙博士の著作したものをお勧めしたいと思います。博士の場合26歳で見性して、生涯を禅仏教の研究に費やしているからです。
体得してから書いていますので、その書き方には親切心が丸出しになっています。必要なところとか、強調したいところが書いてあるからです。無駄な表現が無いことが特徴だからです。
博士の本を読んで32歳の時に『無意識の意識に出合った事があるからです。』
>貴方の質問には大変有意義な問題が含まれています。この意味は人間としての全ての疑問が含まれているからです。
A. でしょ?
>人間が抱え込んでいる苦しみ、或は魂の救済という問題がこの中に凝縮されているからです。人間の苦しみは全て、苦しんでいる『本人の頭の中で作られている。』と言う実態があるからです。
A. やっぱり。(゜-゜)♪
こういう現象に気付いてからというもの、ムダな欲による雑念を意図的に一掃し、至って平常を保てるように、そして無意識または深層で欲しているであろう刺激も、叶えられない時にはその調整もできるようになりつつあるかと。
しかし世間にある様々な現象は非常に複雑で、もちろん全てをうまくやろうなんて思っていませんが、自分に出来る範囲で、要は言葉にすれば複雑なことも、感覚としてシンプルに捉えることで、少しは良い方向へ変われると感じています。
あまりに深く追求するにはとても難しいテーマですし、はっきりとした答えのない分野です。
今の私なりに思うのは、深く難しく追求し、これが正解なんだと主張するのも、また欲深い煩悩の表れではと薄々感じてしまいますので、今のところはそこまで至る必要はないな、と思っています。
しかし、ここに質問して様々なご意見を頂き、書籍を紹介して頂いて、おかげで少し進歩できました。
瞑想して自らの心と書く「息」に集中し、無心を目指すと穏やかになれるとか、「しなければいけない」からの解放を唱え自分へ暗示をかけることを勧めるセラピスト、過去の出来事が今の苦しみを生みだしているとかいないとかの心理学、ニューロンは分かっても意識を説明することはできない脳科学など、言葉や表現は違えども目指すところのイメージがちょっと見えてきた気がします。
詳細なご回答およびご紹介、有難うございます。
No.11
- 回答日時:
No.9です。
補足? 追加?の質問などに対して☆そうなんです。これが在るのか無いのか、に疑問を持っての質問です。
⇒ 「なにやらあるらしい」という段階では、「意識的な思考や深層にある感情とは別にある無意識下に身体的な感情のようなもの」とは限定できないでしょう。《意識的な思考や深層にある感情とは別》といくつかの例でもきちんと判定できないと、《意識的な思考や深層にある感情とは別》と説明するのは不適切です。通常の用語では感情は喜怒哀楽・快不快・不安恐怖・ハイテンションなどの心的状態を示します。かゆい・こそばゆい・ひりひり・ちくちく・重い・体が軽い・きびきび・鈍重・熱っぽい・まぶしいなどの身体的な感覚に関わるものは、通常の用語では感情の熟語は使いません。《無意識下に身体的な感情のようなもの》を何かの言葉や文章で表現し、10人中3,4人はその内容・概念を共有できるものでないと、《無意識下に身体的な感情のようなもの》があるらしいとも言えないでしょう。
☆目的論的に、価値の観点 の意味をもう少し分かりやすく砕いて説明してもらえると助かるのですが。(生理現象や病理現象、あるいは認知機能を、目的論的に、価値の観点で考察することから離れた方がイイ)
⇒ 「○○するために△△のことがおきる」のように、△△の発生を○○の実現や達成、○○への寄与を述べることで、△△の存在や発生を説明し、納得しようとする方法を目的論的にと表現しました。 「◇◇はとても重要だから、△△のことがおきる」のように述べるのを、価値の観点で考察すると表現しました。 汗をかくのは体温が上がらないようにするため、低温下では体表や四肢、筋肉系への血液供給が減るのは、体温低下を防止し脳血流を確保するため、というような理解の仕方を止めた方がイイという意味です。そのような理解の仕方をしていると、その説明では辻褄が合わない現象に遭遇したとき根本から破綻します。 (省エネルギー的な、短時間処理が可能な)ヒューリスティックな説明や解釈はとても便利ですが、何かを深く調べよう、考察しようとするときには、ヒューリスティックな解釈を利用するとしても、最終的にはそこから離れて、きちんと立証できる考察にしないとマズイと思います。
☆全体像が無いということは漠然としすぎている、ということですね?(広く共通理解されている全体像はない)
⇒ ポイントは「広く共通理解されている概念そのものがない・広く共有された共通概念がない」ということです。全体像と表現したのは、《無意識部分の身体感情のようなもの》が単純な一つの限定されたイメージではなく、一種の群・グループのような概念イメージで、その下位概念としていくつもの異なる内容のものや感覚、感情のようなものを含んでいるらしい言葉遣いをされていると感じたからです。
☆2)での幅広くというのは分かりますが、全部を書けばさらに長文になりますので省いています。 ………が、幅広く全体像で理解したほうが良いということですね。
⇒ 長文になるのかもしれませんが、全部を書き出さなくても、異なる内容になるものを具体的にいくつか挙げて、その個々の内容についてきちんと検討していく必要があると思います。 内容が不鮮明で他人と共通認識出来ない状態の事柄や現象では、先に検討が進まないと思います。 また私が「2)」の段落で書いたのは、気分や心的状況は、落ち込む方向のことばかりではないのだから、活動的・発散的な方向のことについても考えることが大事だろう、とにかく感情的にことを受取り思考や行動も感情的になるケースもあるけれど、とにかく冷静・客観的・傍人的・理性的に受取り分析的に思考しその結果でコントロールするようなケースもあるので、色々のタイプについても検討しないと、一つ方向でのみ検討して造り上げたものは、検討や検証が不十分で間違いを内包する危険が高くなると思います。
* 学問として捉えるなら、立証や裏付けや専門的な知識が必要、よって嗜好の範疇を超えないほうが良い、という事が分かりました。 健康な人の間で交わすくらいにしておきます。
⇒ おしゃべりとか、感想の述べ合い、意見を戦わすというのは、スポーツ観戦、映画鑑賞、役者の演技の好悪、小説のレベルのことでも、あるいは社会問題・政治問題でも、天文、生物、物理化学の問題でも、歴史上のことがらにでも、さらには会社員が上層部や上司に関して仲間内で言い立てるのも、結構楽しくて、人生を有意義な感覚にしてくれます。 病人同士でも、病気や治療、薬について談義したりしているのは、じーっと黙りこくっているよりも心が晴れるし、楽しいときを過ごすことにもなります。 ですから、健康な人の間で交わすとは限定する必要はないと思います。
ポイントは、それが科学的に検証に耐えるものでも、通説に沿ったものでも、真に近づく確実な方法でもなくて、人生を楽しく充実させる手段の一つであって、人間関係を親密にするやり方だとわきまえておくことだと思います。 そうした内容の(素人)談義を楽しめる間柄でやることは、良いのじゃないかと思います。 大事なのは、専門的あるいは公的に通用させるような内容でもないし、そうした目的を持った検討や思考をしているのではないと、きちんとわきまえておくことだと思います。
この回答への補足
無視されっぱですがそれは良しとして、皆さんから教えて頂いた本を早速数種斜め読みしましたところ、自分の無知さ加減に赤面しないでもなかったです(笑
科学的に立証とかとなると、あーでもないこうでもないという言葉の羅列で余計ややこしくなっている感がありますね。
結果、「不明」、「らしい」 ということを知ることができましたが、大勢で共有するためにはこういう手順で証明しなければいけないんだな、というのが分かりました。
しかし挙句、その意見は違うとか論争にまで発展する様は、むしろ滑稽にも見えます。
証明されてもいなくても、私たちは実際感じることが出来ます。
そこで思うのが、やはり、
「これらは複雑ではなく、身体側と意識側の状態が食い違えば当然痛みが起こり、逆に意識側が身体側と歩調を合わせて協力し合えば、精神的には安定するという実にシンプルな現象。」
というのは間違いなく在ると思います。
たったこれだけの事実を理解すれば、余計な心労は軽減されると思います。
しかし、そこにたどり着くまでの、様々なスキルが必要ではあるんですが。
(つぶやき五郎)
空想的な思い付きは、理論的な裏付けや適切な言葉で表現することで、ただの空想から実際に検討すべき価値の有無が分かってくる、ということですね。
そんな感じで考え直してみたところ 意識を内面に集中することで身体の微弱な違和感を感じ取り、それを認め解きほぐす。
私の疑問はどうやらフォーカシングの技法をもう少し詳しく知ることかなと思えてきました。
もう少し絡んで頂きたいのですが、とりあえず「きちんとわきまえられない段階」で、もう一度問わせて頂きたいと思います。
今、問題視している負のノーコン状態、気分が落ち込んで意識してもどうにも改善しない状態、そんなうっ屈した気分からの脱出はなぜ強く意識しても解決せず、何かの精神的上書きが起こるのを待つしかないなど他力本願的なのか。
例えば失恋がきっかけのような苦しさ、訪れてもいない将来の離婚や孤独死などを心配して苦しむ、ありもしない噂を気にして心病む、人と比較して劣等感で苦しむ、過ぎた過去をいつまでも悔やむ、孤独感の苦しみ、などは叶えられない欲求のために発生していると思うのですが、これらの苦しみは受け身のようでありながら、実は自らの意識思考から発されていて、にもかかわらずなぜ自らの意識思考では簡単に消滅させることが出来ないのか、という現象について。
既にこの手の苦しみの積極的な解決方法としては、精神カウンセリングのフォーカシングという手法や座禅瞑想などで、意識部分を無にして身体の状態に耳を澄ますと心の縛りが解きほぐされますよ、というのがあります。
そして昔からピンチの時は「大丈夫、心配ない」とか、「ま、いいか、何とかなる」 と自分に言い聞かせよと言います。
これらは何を感じ何に言い聞かせているのでしょうか?
通俗的でも良いので人助けと言う目線で、思われるところをコメントを頂ければ助かります。
No.10
- 回答日時:
#8です。
コメントありがとうございます。
>しかし、あまり深くは入らないほうが良さそうだな、とも・・
そうですね。
だから、健康な人の範疇と、医療的な対応や治療を要するレベルと、区別して考えることができれば良いと思います。
対処できるように病気のことを深く学ぶべきと言いたかったのでなくて、健康な人とそうでない人の違いがあるということを知っておくべきだと思ったのです。
区別を付けられないのが危険。
むしろ難しいことは専門家にお任せしたほうがいい。
誰かを治してやろう、でなくて、「自分のため」とか、「心の土台が健康な人がより良くなるための方法」として考えるならば、あまり心配ないと思いますよ。
肉体に例えたら、健康増進のための運動とリハビリは違いますよね。
腰痛持ちの人は一応、腰に気をつけながら運動したほうがいいでしょう。
そんな感じで。
No.9
- 回答日時:
2つの回答
1)意識的な思考や深層にある感情とは別に、無意識下に身体的な感情のようなものがあり、それら双方のバランスの状態で、精神的快楽や苦痛が自分の意図とは関係なく発生して、感情や気分を左右しているんじゃないかと、ある日気がつきました。
☆ しばしば、同時にあるいは短時間内に、いくつかのことを進め行動し、聴き取り、思い出し、思考したりします。歩行中でも、野球観戦中でも、授業で講義を受けているときや仲間と話し合っている最中でも、ひとつことしかしないのはむしろ希です。酒やタバコを楽しみながら、テレビでちらりゴルフの中継を眺め、そして3人の友人と歓談し、このあとどうしようかなとも思っていたり、昨日の楽しかったことを思い出したり、あすの発表はうまくできるかを気にしたりもする。ああそういえば最近腰がすこし痛い、いまも妙な感じがする。 また3人の中の一人とはあの件を打ち合わせ役割のすりあわせをしなくちゃとも思ったりする。 酒がまわってきたし、テレビのゴルファーの出来をみて、楽しさが増してきた感じもする。(お気に入りのチームや選手が悪い戦績だと不機嫌になるひともいるようです) ということは、2つの要因のバランスだけでどうこうというほど単純ではないのが、気分や感情だということでしょう。 双極性障害(躁鬱病)の方が躁状態になったらどうにもならないことがあり、大うつ病の最盛期にはまた別の意味でどうにもならないことも多いです。 これらは、比較的に単純で脳内の機能異常が起きているので、他の要因をいろいろかえてもどうにもならない状態になります。 尿管結石やガンなどでひどい痛みがある場合は、それだけですべての状態が支配されたかのように思考もほとんどはたらかなくなります。いわゆる感情も痛い苦しい以外はなくなってしまいます。 ということは、複雑に要因が絡んでとばかりは言い切れないということでもあります。
《意識部分が実現不可能な欲求を持っている時、身体側はそれを身体的なピンチと捉えて意識部分にも分かるように信号を送り(苦しみの脳内ホルモン分泌)、何か対策をしましょうねという仕組みで、苦しみを発生させているんじゃないか》
そう言う簡単単純な理解ができる場合もないことはないと思いますが、多くのケースで同様の理解が可能だとはならないと思います。
2つの要因だけでも分析検討の対象にできないものかと考えるのは良い方法だと思いますが、その場合その2つの要因はしっかりと独立して調べる対象に出来る条件を備えていることが大事です。内容がはっきりしない、調べようがないものを要因の一つとしてしまうと、空虚な思索が堂々巡りします。 《意識的な思考や深層にある感情とは別にある無意識下に身体的な感情のようなもの》を明確にする手法を検討しないと、それを現実的に理解し、それに積極的に働きかけることは出来ません。
また、《意識部分にも分かるように、信号を送り、何か対策をしましょうねという仕組み》という目的論的な説明はわかりやすいのかもしれませんが、何か対策をしましょうという信号を受け取って何か出来るという条件やメカニズムがあることが立証できなければ、信号伝達の目的論的説明は元が破綻しているとみなしても良いのではないかと思います。
生理現象や病理現象、あるいは認知機能を、目的論的に、価値の観点で考察することから離れた方がイイと思います。
《無意識部分の身体感情のようなもの》ということで広く共通理解されている全体像はないのだと思います。
2)苦しい、辛い、悔やむ、悲しい、落ち込む、意欲が湧かない、積極的興味が起きない、欲そのものが消失しているというような方向での問題ばかりを気にされているようですが、楽しい、やる気が湧く、はち切れんばかり、活動したくて、やりたくて、強い興奮状態や没頭状態からなかなか脱却出来ないということもあるのです。 少なくともその両方向を検討するか、あるいはもっと様々な状態を検討しないと、脳の働き、気分や感情、身体や環境との関係などは見えてこないだろうと思います。 臨床心理、セラピスト、医療関係者あるいは障害を抱えた人の周囲の人がメンタルで悩むことについて考えるのならば、方手落ちの検討でも済むのでしょうが、深く広くちゃんと理解することを目的にするのであれば、逆方向や異なる方向の状態も検討の対象に積極的に入れた方がイイと思います。メンタルでうつ的な状態になるのを避けるという視点から調べ始めるのは避けた方がイイと思います。
3)目的が うつ的な状況に陥らないように普通の状態であるときにやっておくとよい健康維持方法の追求・実践の手引きということならば、その手の本は本屋に行けば山ほどあると思います。
専門書にそのような目的のものを探すのは見当違いだと思います。
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%84%E3%81%84%E3%81 …
実に専門的なご意見を有難うございます。
前半の
>《意識的な思考や深層にある感情とは別にある無意識下に身体的な感情のようなもの》を明確にする手法を検討しないと、それを現実的に理解し、それに積極的に働きかけることは出来ません。
>何か対策をしましょうという信号を受け取って何か出来るという条件やメカニズムがあることが立証できなければ、
☆そうなんです。これが在るのか無いのか、に疑問を持っての質問です。
>生理現象や病理現象、あるいは認知機能を、目的論的に、価値の観点で考察することから離れた方がイイと思います。
☆目的論的に、価値の観点 の意味をもう少し分かりやすく砕いて説明してもらえると助かるのですが。
>《無意識部分の身体感情のようなもの》ということで広く共通理解されている全体像はないのだと思います。
☆全体像が無いということは漠然としすぎている、ということですね?
☆2)での幅広くというのは分かりますが、全部を書けばさらに長文になりますので省いています。
が、幅広く全体像で理解したほうが良いということですね。
☆3)なるほど、専門的になるとさすがに複雑すぎますね。
素人考えでは曖昧で漠然とし過ぎている、という事が何となくわかりました。
かといって学問として捉えるなら、立証や裏付けや専門的な知識が必要、よって嗜好の範疇を超えないほうが良い、という事が分かりました。
健康な人の間で交わすくらいにしておきます。
No.8
- 回答日時:
まず無意識についての一般的な説を読んでみてはいかがでしょうか。
ロングセラーです。「無意識の構造」 河合隼雄、中公文庫
http://www.chuko.co.jp/shinsho/1977/09/100481.html
でももしかしたら、同じ著者の「コンプレックス」(岩波新書)のほうが分かりやすいかもしれない・・・。
>気分からの脱出はなぜ強く意識しても解決せず、
普通の憂鬱や怒りでなくて病的なものもあります。考え方や性格が大きく影響するものと、脳内物質のアンバランスが大きく影響するものとあると思います。
また、脳という臓器の強さや弱さ(頑丈か敏感か)にも個人差があると言われています。
気が弱いとかでなくて、脳内物質のバランスが乱れやすいかどうか。
血圧がもともと高い・低いとか、生まれつき関節が硬いとか、体質的にどうとか、そういう感じの機能的な意味での強・弱です。
それでも「脆弱性」なんて言われるのは嬉しくありませんが。
http://www.lab.oho-u.ac.jp/med/omori/mentalhealt …
精神的な病気について、医療の観点から書かれた本をお読みになってみると良いと思います。
それから各種のアプローチ方法の本を読むほうが良いと思います。
NLP、ゲシュタルト療法などいろいろありますが、やたらとやると危険な場合もあります。
考え方自体は大変興味深いし、役立つ部分もあるのですが、合わない人や病気の人にやったら大変です。悪化させかねません。
http://counselornotubuyaki.blog.fc2.com/blog-ent …
http://kokorowith.seesaa.net/article/356117765.h …
著作のご紹介など有難うございます。
なるほどこういうことにも個人差があって、デリケートな扱いを必要とするんですね。
深く学ばないと見えてこないことが多いようです。
しかし、あまり深くは入らないほうが良さそうだな、とも・・
No.7
- 回答日時:
心理学ではないですが、脳の神経細胞は、傷付いたり殴られると破壊されます。
そうすると、修復に時間がかかります。
また、マイナス思考を続けると、マイナスな感情の脳神経が作られます。
http://www.amazon.co.jp/「幸せ脳」は自分でつくる-講談社+α新書-久恒-辰博/dp/4062722143
自論は、自分に正直に生きる事。
嫌な事はその場で言い、引きずらない。
自分の欲から出た物か、相手の嫉妬による策略か自分自身の見たくない面、信じたくない出来事に目をむけ事実に向き合う。
そして、最後は、人を許すこと。
それから、相手の嫉妬や
陰謀に気付いたら、他の人も書いてましたが負の人に近づかない。関わらないことです。
逆に、誤解され、悪くとられたら、最後まで釈明することです。
何か心に永遠に残る出来事はそれが解決されてないから。
ただ歴史上の人物と同じ過去の出来事は、どんな小さな事もその瞬間の歴史で今の自分と別人と思うこと。
今、どうあるかを悩んだ方が建設的だ
早速注文しました(笑
ラストの2行はちょっと理解できませんでしたが、それ以外は納得です。
マイナス思考を続けると、マイナスな感情の脳神経が作られる、という話もどっかのうつ病の話で聞いたことがあるのを思い出しました。
ご回答有難うございます。
No.6
- 回答日時:
親切に回答していただきましてありがとうございました。
精神錯乱に陥った子猫です。子猫だからということは救われることです。
期待していた未知のサンプルではありませんでした。
人は心なのです。いい加減にしなさい。馬鹿はそのサンプルに合うものを見て喜ぶ。
あたわない人がいることを拒否する。
あなたがその馬鹿加減生きているようにまじめな人は芸術を行っている。
馬鹿にはそれが見えない。一つは馬鹿には分からない。知恵がないから。
一つは馬鹿には分からない。その人が少ないから。
馬鹿に見えるものは(将来の)馬鹿の像である。馬鹿にはそれがいかに醜いものかわからない。
あなたの自由ですから、私は知らないよ。
この回答への補足
なるほど、とても凡人には分からないような飛んだ世界観をお持ちなんですね・・・
凡庸だからもがいているんじゃないでしょうか?、私も含め多くの人が。
適切な回答が出来ないにもかかわらず、書き込まずにはおれなかったんですね・・・。
ということは、この大したことのないテーマに引き込まれた訳で、興味を持って頂きその点ではどうも有難うございました。
あっとそれから・・このQ&Aで良く(馬鹿)という単語を連発する人がいますが、それを連発する本人がその単語と同一に見えてくる現象、というのは実際あると感じています(笑
No.5
- 回答日時:
ちょっと文が長くなっているので、断片的に見ていきますね。
〉なぜ、意識化されたトラウマ的なエピソード記憶を意識の力で抑圧できないか?
これは、先天的・後天的な要素のいずれも影響してますね。人は、ロボットと違って簡単に脳を初期化できません。記憶喪失なる現象もありますが、まー、不要な記憶を意識して記憶喪失できるなら日本人がここまで鬱に苦しむことも無かったでしょうに。
さて、本題ですが、まず先天的な要素として人間の記憶には、意志の力を共わない記憶と意志の力が伴う記憶があります。
そして、各々の記憶にはバックアップが必要です。毎日、定期的にバックアップしとかないと今日の自分と昨日の自分が別人になってしまいますからね。各々の脳細胞が自律して興奮し、記憶を保持してるんですよ。
で、重要なのがここからで約85パーセントはネガティブなイメージなんです。人類は進化の過程で、多くの危機があり、そのたびに過去の記憶を想起させて、常に不安でいることが身を守る手段でした。
猿から進化しても、その手の防衛反応はそのままで、鬱病は、ネガティブイメージの自分のバックアップ作業がもたらした結果であるわけです。
で、解決方法ですが、過去も含めてありのままの自分を認める。自分のライフスタイルを幸せに向かって前進させる。自分の周りの人たちを幸せにする。最後に自分にとってマイナスになりそうな人と一線を引くですね。
大体はミラーニューロンが影響してます。
非常に参考になります。
まとめるとやはり脳にはそういう性質がある、という事でしょうが、ネガティブ85%というのが面白いですね。
(果汁じゃなくポジティブでもなく・・・失礼^^;)
脳が不安をストックすることで、身を守る機能として働いているのも、リアルに理解できます。
85%ということは、もともとネガティブ感情になりやすい、と理解するだけでも効果がありそうです。
原始人脳のまま現代を生きているという話は、下園氏著の強烈なタイトルの本にも書いてありました。
その著書で印象に残ったのがフォーカシングのくだりですが、自己コントロール法としてのそういうスキルがあることを知りました。
解決方法につきましては、そのような他者貢献や慈悲の意識、前向きな活動というのも重要で効果的というのも良く分かります。
私が今、(妄想的に?)考えているのは、活動を行う前または行えない時、油断している時のような無抵抗状態で入ってくる余計な感情を防ぐ、または軽減するという事になるようです。
ちょうど夕べ変な書き込みがあり、それを読み取った瞬間、脳は一瞬で反論イコール敵意と感じその信号を身体側へ反射的に送り、身体が反応したのが分かりました。
身体にわずかながら緊張を感じました。
そこで素早く、意識的に「イヤイヤ大丈夫、何も心配ない。今こうして安全な場所にいるよ。」と身体に語りかけると、緊張がほぐれ余計な妄想や執着に発展することはありませんでした。
(あえて細かく書いています)
クドいようですが、今の社会ではSNSなどが原因の妄想も多いと思います。
身体は健康で安全な場所にいるのに、妄想で暗い気持ちを引きずることは無駄なことだと思います。
ご回答有難うございました。
No.4
- 回答日時:
あなたはすこぶる賢い。
として、もう少し、込み入ったお話をしていただきたい。
サンプルとして頂戴します。
興味深い。
この回答への補足
様々な惑わしが多い現代の人社会の中では、健やかに安心して暮らすためのスキルが多少なり必要だと考えています。
何でも手軽になってしまった現代では、何もしなければ我欲の為すがままで自ら破滅しかねません。
ネットが普及し過ぎた社会では、大多数の人が惑わされやすく、どこか病みやすい。
そうでなくても、個人主義で孤独感を持て余している人も増えています。
情報があふれすぎて何が正しくて何が誤りか、盲目的な人が蔓延している気がします。
(もちろんそうでない素晴らしい人達もたくさんいらっしゃいますよ)
で、様々なジャンルの本を読んで行くうちに、人の精神状態を健やかな方向へ導いてくれるものには共通の法則があるなぁと、ジャンルを超えて共通している様々なことが見えてきました。
んで、この質問もそのひとつです。
(あ、喋りすぎた)
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