今回の不信任案の流れ

小沢・鳩山「菅直人はまったくダメだな！震災対応の酷さはすべてあいつのせいだ！民主党をあいつに任せてはいけない！」
（って言っておけば菅政権の次に俺が総理になって「国民のみんな今までとは違うぜ」って言って民主党安泰　ウヒヒ）


谷垣「あいつら仲間割れしてんのか？嘘くせーから不信任案出してみるか」


小沢・鳩山「谷垣うぜーな。賛成票入れるわけにはいかないしどうすっかな。」


結果、圧倒的多数で否決。
小沢は欠席、鳩山は反対票。


谷垣「やっぱり嘘かよあいつらｗｗｗ」


小沢・鳩山「いやいや、菅直人が６月中に辞任するって言うから反対しただけですよ！」
（これで菅直人が６月中に辞任せず、俺らがそれを批判して正義になるっていうストーリー　ウヒヒ）


谷垣「くそタヌキどもいい加減にしろ」




っていう感じですか？

No.3 回答者： masamuneyoiyoi 回答日時： 2011/06/04 12:35

政府が国会を６月２２日に閉会しようとしたからです。

これをされると、二次補正予算は秋口までできないことになります。つまり政治的な空白をこともあろうに政府作ろうとしていたのです。
ゆえにそれを阻止、抗議的、な意味で不信任案の提出となりました。

No.2 回答者： sudacyu 回答日時： 2011/06/03 15:29

　永田町の国会議員は、基本的に永田町の力学で動いています。

　しかし、４年に一度の選挙で落選すれば、議員もただの人になってしまいますから、選挙区に張り付いている秘書から伝えられる、町村会議員や地元の有力者の意見や動向には極めて敏感です。
　とは言え、地元からきちんとした反応が返ってくるのは、具体的な動きがあって後のことで、「こうなりそうだ。」と言う段階では、選挙区の動向は明瞭ではありません。

　今回、自民・公明・みんなの党は、「民主党から同調者が相当数出そうだ」という動向を掴んだので、内閣不信任案提出に動いたようです。
　自民党にしてみれば、内閣不信任案が可決・否決どちらでも、民主党が割れるなら出して不利益ということはないという判断だったと思われます。

　で、実際に内閣不信任案が出て、国民、特に選挙区からの反応が各議員に届き出して、野党・与党首相支持派・与党小沢・鳩山グループの三者の間で、チキンレース（だれが、最初に方針変更するか）の様相になってしまいました。
　小沢・鳩山は、ここまで内閣不信任案に対する風当たりが強いとは、想定していなかったと思われます。（選挙区から反応が上がってくるまで、永田町しか見えていなかったのでしょう。）

　自民党は、菅内閣を無能と批判し、内閣不信任案を提出したのですから、菅支持グループと連立できず、小沢金権政治、民主党マニフェストを徹底して批判してきた経緯からも、小沢支持グループと連立できません。
　従って、次の首相に誰がなっても、衆議院・参議院で少数与党と言う状態になり、解散総選挙が普通であれば必然となりますが、総選挙をやれば更に議席が分散しかねない状況となってしまいました。

　　最後までチキンレースをやると・・・
・自民党：非常時に内閣不信任案を出して、国政を停滞させた。
・民主党主流派：党内結束が出来ず、国政混乱を招いた。
・小沢グループ：非常時に、与党を分裂させ、国政を無視した。

　多分、小沢一郎の政治生命が終わるであろうことを予感させる反応が、小沢グループに属する議員の選挙区から上がって来ていたでしょう。

　チキンレースで最初に折れたのは、『国政混乱』と言うことになれば、一番重大な責任を問われる菅首相であったということでしょう。
　また、それにすぐさま飛びついたのが、このままいけば政治生命がなくなってしまいかねない、小沢一郎・鳩山由紀夫であったということでしょうね。


＜参考＞
　鳩山前首相の言っている「菅首相が、６月中に辞任する。」という合意があったとは、常識で考えてみればありえない。
　多分、
　菅「震災に対する対応に目途がつけば、身を引きます。」
　鳩山「震災に対する対応が６月中に終われば、その時点で辞めるんだな。」
　菅「当然そうです。」
　と言うような話でしょうね。

No.1 回答者： ww8 回答日時： 2011/06/02 20:57

ともあれ、総理大臣の取替えを大義名分として行なわれた不信任案提出だったが、それに対して被災地の被災者の殆どが「こんな時に何をやってるんだ。

復興の努力をしろ！」というものだったと聞いている。

復興がきわだって遅滞しているのは、その主たる原因が菅によるものであるが、その菅の取替えを被災者たち自らが拒む。
菅を取り替えない事が利害関係者たる被災者一同の大方の総意であるのであれば、、野党の側は今の菅のままでやらせてみて、復興が遅延するのを見守るのも一つの手ですね。

もとより被災地の復興を率先してやらなければならない道理が無い。
法に基づき復興は行なわれるべきであり、法を逸脱してまで早急に、異常な努力を払ってまで復興は行なわずとも良いものであり、そのうえ、必ずしも被災者の救援を行わなければならないものではない。

被災者自身も火災保険や地震保険や、生命保険や健康保険に加入しているだろうから、それらに頼り、また多くの被災者達が預金やら財産を所持しているからそれらを引き出し資金に換え、それが費えた時には生活保護を申請する。
これでいいんじゃないかねぇ。
しかし、20Km圏に家があれば、それが売れないから資産所有ということになって、生活保護は受けづらいかもしれないが、国や自治体にとっては好都合ですね。

原発事故に関しても、東電も国も無制限に賠償すべきものでもなく、適当なところで手を打ってもしかるべき問題で、そうでもしない事には被災してない側までゴクローサン… ということになる。
税金や電気料金が上がるのは×だから、原発事故被害者の救援や補償もいい加減なところでやめく。
無制限に補償は出来ん。

このような、現内閣で見えてきているその道筋を、、被災者一同が菅を変えるな！と主張して内閣を支持しているらしいので、よって被災者たちのある程度の切捨ては本人達の無意識・無定見な同意がある。
愚かさを起因とする不随意的な意志決定であるものであるとしても、それが被災者一同の大方の意志らしい。

と。。。
私は今回のバカ騒ぎの周辺を見て、そう思いましたわ。
無理に被災者たちを救う必要も無いと割り切れます。


また、民主党関連で言えば、
民主党のあの人たちは、どうせ「外国人参政権」なんちゃってるバカどもですから。
野党方面は不信任したいのだからあれで良いとしても、民主党の面々のあのブザマな様は、やはり外国人参政権だとか、沖縄ビジョンだとか、人権擁護法案だとか、東アジア共同体やら岡崎トミ子公安委員長やら竹島韓国返還運動やら、、
そういうキチガイ集団、ハクチ・精神異常者集団のやる事。

まともな人間達じゃありゃしません。
アレはアレで物凄く幼稚な人間模様が見て取れますし、非常に低次元の幼稚園児の脳味噌が腐ったような知能活動にしか見えんのですわね。

結果として小沢保護の体制が整った訳だが、、、← 質問者さんは、こういう体様、、見えてますかね。

この回答へのお礼

＞それに対して被災地の被災者の殆どが「こんな時に何をやってるんだ。復興の努力をしろ！」というものだったと聞いている。

それはマスコミ情報を鵜呑みにしてるだけでは？
東電批判についてもまるで福島県民全体が行っているように報道されているが、
現地で実際に話を聞いてみると「仕方ない」という声も多かった。
沖縄の米軍基地問題なんかも同じ。

マスコミは批判だけを抽出するからまるで「殆どが批判している」かのように映る。


国民全体としての意見はともかく、
被災地の人間にとって復興を優先して欲しいと思うのは当然のことだろう。

そしてそれを上手く利用したように見える。

仲間割れしたように見せて不信任案を出させれば
「自民党は復興を考えてないのか」という批判が当然発生するのだから。


これだけ菅直人に批判が集中すれば、
それを批判する小沢は正義の味方に映ることだろう。

ただ、参院選を見る限りでは「国民はそこまで馬鹿ではない」という感じだったが。

お礼日時：2011/06/03 04:04