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Q、オーディオでの大・中・小音量の基準について教えてください

よくスピーカーの音の出し方で、大音量・中音量・小音量という3つの音量の分類を聞きます。

スピーカーの能率によって同じ音量でも音の大きさが違ってくるという話も聞きますが、一般的に音のボリュームを時計の針で考えたばあい、どのあたりから小音量・中音量・大音量と考えていいのでしょうか。

A 回答 (5件)

ボリューム・コントローラは対数制御になっていますので、9 時と 12 時と 3 時とでは音響エネルギー (ワット換算) で数倍の比どころか十数倍から数十倍の開きがあります。



例えば 3dB (デシベル) ステップ で 21 接点 (0~-60dB) のボリューム・コントローラの場合、7 時から 5 時までの間を 30 分刻みで 21 接点に分割されていますが、この 1 ステップ (30分) で音響エネルギー比で 1:2 の比になりますので 9 時から 12 時までの 6 ステップ (3 時間幅分) 大きくすると 2 の 6 乗 (2×2×2×2×2×2)=64 倍のエネルギーになります。

このボリューム・コントローラの場合で 12 時の位置ですと 10 ステップ 5 時間分ですので 2 の 10 乗で約 1000:1・・・と言うよりも 0~-60dB の制御範囲で半分ですから -30dB (1/1000) の位置ということになります。

A No.2 iBook-2001 さんが能率 96dB-SPL/Wm のスピーカーを 600W (ワット) のアンプに繋いでボリューム・コントローラを半分ぐらいにしたということは 0~-60dB のボリューム・コントローラならば 600W の 1/1000 で 0.6W、0~-40dB のボリューム・コントローラならば 600W の 1/100 で 6W ということになり、いずれにせよ数 W の出力で 1km 先まで音が届いたということになります。

もっとも、96dB-SPL/Wm もの能率を持つスピーカーですので、仮に 5W 入力したとしても 101dB-SPL/m の爆音(笑)が出ることになります・・・10m 離れた地点では 91dB-SPL の音圧がかかることになりますので、91dB-SPL=ほぼ 91 ホーンという音が如何に大音量か想像が付くかと思います・・・室内で出せばきっと近所迷惑と言われるでしょう。

作業棟などの居住棟とは別のはなれに専用のオーディオ・ルームを設置できる環境の人や、家族や隣人に文句を言われない環境の人ならばピアノの練習音 (指の練習ではなく、かなりの音量を出す曲目) と同じぐらいの音量となる「大音量=90 ホーン) ぐらい」の音でオーディオを楽しめるものですが、一般的には「中音量=70 ホーンぐらい」でピーク音の時だけ 90 ホーン近い 80 ホーン台になるような音量で聴いているものでしょう。

この時にボリューム・コントローラ位置が 11 時ぐらいだとすると「小音量=50 ホーン台ぐらい」では音響エネルギーで 1/100 以下ぐらいですので 8 時ぐらい、「大音量=90 ホーンに近いぐらい (ピークでは 100 ホーンを越えるかも)」では 2 時ぐらいになるのではと思います。

ちなみに人の脳は雑踏の中から目的の声を聞き分ける能力がありますので、A No.4 John_Papa さんが仰るように 60 ホーン近い小音量でも人との会話を楽しみながら BGM も楽しむことができます・・・「ピンの落ちる音が聞こえるほど静か」という言い回しから派生した「カクテル・パーティー (立ち席パーティ) で床に落ちたピンの音も聴き取る耳の持ち主」などという言葉もこうした能力を言い表した言葉です。
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音量は騒音計で測定します。


アンプのボリューム位置で決まるものではありません。機器の組み合わせでも変わるし、一曲の中でも音量が違うでしょ。

写真は法律上の正しい方法ではありませんが私の騒音計を先ほど撮ったものです。
窓を開けて周囲の蝉の声や道路を通行する車の騒音が入ってきます。

大中小音量は概念であり基準が決められている訳ではありません。
騒音規制においても、時間や場所で値を換えています。
しかし、概ね70ホーンというのが線引きの基本です。
これは、人の会話が概ねこのレベルだからでしょう。
因みに家電製品の騒音は40ホーン以下が目安です。

従って
小音量 50ホーン前後
中音量 70ホーン前後
大音量 90ホーン前後
爆音 100ホーン以上
くらいと考えてはどうでしょう。
BGMなら60ホーン程度に設定して会話を妨げず、小音量(他の席の会話)を消すくらいが丁度良い。というような応用ができるでしょう。
ホーンという単位は、音圧エネルギー(単位はdB)に聴感補正を加えたもので、概ねホーン=dBです。
「オーディオの大・中・小音量の基準について」の回答画像4
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音の大小はボリュームの時計の位置では表現できません。



まず、アンプのゲインと最大出力がそれぞれ違います。
ゲインというのはたとえばCDで1vの入力信号があったときに、スピーカー端子に何Vの電圧が出るかという利得のことです。これがアンプによって違います。
普通は定格入力があったときに最大出力になるようなゲインにしますが、実際はもう少し余裕がある(ゲインが大きい)ことが多いようです。従ってあるアンプはゲインが50倍で他のアンプは100倍ということがります。

次にボリュームの回転角度と減衰率の変化の関係が違います。一般的にはA型というカーブが使われます。
これはおおむね回転角度と減衰率の変化が指数的に変化するもので、12時の位置で大体4分の一くらいの減衰です。
B型カーブというものはこれが直線的で、12時で2分の一です。
従ってボリュームによっても同じ12時でもアンプ全体のゲインが違うのです。
高給なアンプほど、小さな音の範囲での微調整ができるように左の位置では変化が少なく、12時より右では変化が大きくなるようなカーブになっているようです。
店頭でボリュームをまわすと少しまわしただけで大きく聞こえるほうが大出力のような錯覚が起こるので、安価な製品の方がボリュームを少しまわした時の変化率が大きいように思いますが、これは性能とは関係ないですね。

これにアンプの最大出力とスピーカーの能率の要素が加わりますから、ボリュームの位置と出てくる音量が一般的には殆ど関係ないというようなものです。

音量とボリュームの関係は簡単に言ってもこれだけの要素があります。

従ってあなたが今使っている装置で、夜間控えめに使うのが小音量、通常の聴取の場合の音量が中音量、たまに思い切って大きな音を出すのが大音量と思えば間違いないでしょう。
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はじめまして♪



あくまで、個人的な感覚ですので、参考になるかどうか、、、


大音量は実際のリアル音響パワーを再生

中音量は近所迷惑と自分の大音量感の中間

小音量は室内で会話が可能な音量


そのような感覚ではダメでしょうかねぇ?
(他の回答諸先輩からの突っ込みが楽しみです♪)


先日、隣の町内会でイベントが有り、音響のお手伝いに言って来ましたぁ。自作スピーカーで計算上は1Wで96dB/mのスピーカーに最大600Wのアンプを組み合わせて、フェーダー(ボリューム)を半分くらいまで上げてみたら線路を越えた1kmくらい離れた人からも「お祭りの音が聞こえた」と言われましたよ。

おそらく、室内と言うか、体育館クラスの屋内なら大音量と言わない健康被害が出る様な爆音だったのかと思えますが、屋外だと10mくらいで皆感動していただけたサウンドだったらしいです。

次回からはもっと軽い100Wアンプで、スピーカーも同じ能率の小型版で、設置と撤収の労力を半減しようと思ってますよぉ(笑)

大勢が居るコンサートでは、最大音量域のクオリティが重要で、家庭内の個人オーディオでは最大音量の迫力時と音が消え入る最後の静寂感による音空間の表現を個人的には大切にしています。

また、アバター? 私の小さい写真は、夏だけの縁側お昼寝用のスピーカー等ですが、窓を開けて近くの車や庭へ来た小鳥、たまに虫の羽音が聞こえる様な小音量と言うか微少音量でも歌詞が聞き取り易いココ数年は換えがたい絶品スピーカーだったりします。

生演奏の迫力を出す大音量は音質的にちょと無理ですが、近状迷惑に成るくらいの音量で、スピーカーの10m以内周辺では会話が出来ない程度の音量までは個人的にとてもバラン色楽しいサウンドが得られるスピーカーですよ。


(酔った勢いと、冗談半分でネットオークションで購入した755Eと言うスピーカーユニット、有る意味ですごいです。 まぁ、リアルのオーディオ好きの知人でも好まない人も居るので個人のこのみなんでしょうね。)
また
スピーカーが電力を音に変換する効率がdBと言う表示で書かれていると思います。
一般論として3dBの差がアンプで2倍の差、10dBならアンプで10倍の差、また、聴く位置で距離差が2倍ならdBで3dBの差、アンプで補えば2倍のパワーです。

1mで80dBの音量が1Wで得られる場合、2mでは2Wで同等の音量、10mでは10Wという事で、音楽信号は平均値だけじゃなくて10倍くらいの瞬間最大までの事を考えますと、。。。さらに最大音量が人の健康上安全と言われるオーケストラコンサートの最大110dBって、、、

ワット数や音圧レベルだけで、大音量と中音量と、小音量と言う区別は、環境や状況による部分が大きいので、数値だけで考えるのは現実的で無いとおもいます。

「ウルサイ」と苦痛に成る音量が基本的に最大音量で、その苦痛に感じる音量よりも大きな音量を出せる機器はより大音領域に余力が有ると考えても良いのでしょう。

室内のオーディオ機器で音楽を楽しむ場合、そこまでの余力よりは消え入る余韻の再現性を重視した方が音楽表現を楽しめる場面が多いのですが、いかがでしょうかね。


少なくとも、オーディオ雑誌等で音量域を表現した場合には、逆読みして大きな弱点が有るかもしれないと思うのは、私だけかも(爆笑)
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アンプ出力とスピーカー能率により、


目盛りと音量の関係は変しますが、
おおよそ
7~8時未満が小音量、8時~9時未満が中音量、9時以上が大音量になるでしょう。
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