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子供たちが楽しげに(楽しそうに)遊んでいる。
この文は「げ」と「そう」どっちでも使えますね。
次の文:

「田中さんは母に死なれてから、いつも悲しげにな顔をしている。」は「悲しそうな顔をしている」ともいえますか。
~げ  と   ~そう の違いを教えていただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

「げ」は接尾語で、「~らしい様子だ」という意味。


「そうだ」は助動詞で、「~という様子だ」という意味。
「楽しそうに」は連用形、「悲しそうな」は連体形になります。

どちらも様態を表わす言葉ですが「~らしい」と「~という」で、ニュアンスが微妙に異なってきます。
端的に言うと、「げ」の「~らしい様子」は、「そうだ」の「~という様子」よりも不確かな様子を表わします。

「田中さんは母に死なれてから、いつも悲しげな顔をしている」は、
悲しいかどうか、はっきりとはわからない状態です。
「何となく悲しそうに見える」というニュアンス。
「田中さんは母に死なれてから、いつも悲しそうな顔をしている」は、
悲しい様子が明確に伝わっている状態です。

「子供たちが楽しげに遊んでいる」
「子供たちが楽しそうに遊んでいる」
も同じことが言えます。
前者は、楽しいかどうかはっきりわからない状態を表わしていることになります。
通常、子供が遊んでいれば楽しい様子は明確に伝わってくると思われるので、
「子供たちが楽しげに遊んでいる」という表現をすることは稀でしょう。殆んどの場合、
「子供たちが楽しそうに遊んでいる」と表現すると思います。
   
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この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございました。
とても分かりやすい説明でした。
勉強になりました。どうもありがとうございます。

お礼日時:2011/10/11 21:23

げ>は接尾辞で、け(気)の濁音化したもので、体言 形容詞の語幹 動詞の連用形などに付いて、


外から見て、推測される気配・ようす・感じ・傾向等を表す…の様子・・・そう。
いかにも・・・の感じ。
体言に付く >得意げな顔  大人げない等は慣用句  形容詞の語幹に付く> かなしげな おもしろげに
動詞の連用形に付く>意味ありげに  

げ」の方が古くから使われていました。

そう>接尾辞 状態を推量する意味を表す。・・・のようすだ。…と見受けるの意
心配そうな顔 よさそうに思います。

活用語の終止形に接続して、伝聞を表す>長くかかるそうです。転勤したそうだ。

いつも悲しげな顔をしている。いつも悲しそうな顔をしている。

ぐらいだったらどちらも使えると思いますが、「~げ」の方がくだけた感じがします。

目上の人や身分の高い方に使う時は「そう」のほうが適しています。

心配そうなお顔をなさっていました。 面白そうにご覧になっていました。
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この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございました。
とても分かりやすい解釈でした。
ありがとうございます。

お礼日時:2011/10/11 21:28

>「田中さんは母に死なれてから、いつも悲しげな顔をしている。

」は「悲しそうな顔をしている」ともいえますか。

どちらも言えます。

意味は同じですが、丁寧さという意味において
そう>げ
だと思います。

うれしげに
うれしそうに
二つを比べるとうれしげにはちょっと見下した感があります。
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この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございました。
勉強になりました。

お礼日時:2011/10/11 21:25

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