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ここ最近、活字離れや出版不況が問題視されていると思います。

そもそも活字離れは本当に起こっているのでしょうか
読書率はほとんど横ばいだという話も耳にしましたが…
起こっているのならどんな問題が生じているのか
起こっていないのだとしたら、なぜ、起こってもいない問題が浮上してきたのでしょうか

この活字離れと出版不況はいつ、どんな背景が原因で言われてきたのでしょうか

以上の疑問が解消されるような
サイトまたは本で良いものがあったら教えてください。

A 回答 (6件)

「活字離れ」に限らず「映画離れ」「ゲーム離れ」「CD不況」、最近では「テレビ離れ」など、いろんな業界で「離れ」が問題視されています。

これらの業界はどれも時間消費型の娯楽を提供しているわけで、代替物があれば消費者がそちらに移ってしまい不況になるわけです。その被害を被るのは直接的には供給サイドなわけですが、消費者側も質の低下など間接的な影響はこうむるかもしれません。売れないものに金はかけられませんからね。

出版業界に限っていえば、1996年をピークにマイナス成長期に入っています(手元のデータが古いので復調している可能性もありますが、ピーク時には及ばないはずです)。その原因をネットの普及に求めるのは簡単ですが、それだけでなく「委託配本制」と「再販制度」という出版業界の構造にも不況の一因は存在するはずです。

質問者様の興味のベクトルが出版の供給サイドにあるのであれば、小田光雄の著作をお勧めします。なかでも『出版社と書店はいかにして消えていくか 近代出版流通システムの終焉』は現在の書籍流通システムをその起源までさかのぼって歴史的に検証しているので出版不況の構造が俯瞰できると思います。
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こういう問題は


誰が問題にしているのかーで
かなり変わってきますよね

お酒をどんどん飲ませて
もう飲めませんと言った時
酒屋が「最近の人はお酒を飲まなくなった
アルコールに弱くなった」
というのと同じです

自分のところで書籍をどんどん出版して
面白くない本でもどんどん出版するもんですから
読者は追いつかない、読まない

毎日2~300冊の本が出版されています
そんなに読めますか?

ところが出版社はそんなことはおかまいなしに
「最近の(若い)人は本を読まなくなった」というのですね

書籍は本来は2~3人で、まあ2~3000円くらいの値段をつけて
3000部も売れれば十分採算はとれるのですが
なにしろ大手の出版社は100人くらい社員がいて
10万や100万くらい本が売れないと
採算が取れないのですね

ではなぜそんなに本を出版するのかというと
1冊出してお金が回収されるのを待つより
たくさん出版した方が、小銭がこまめに戻ってくるからなんですね
売れなくてもいいから、こまめに出して、こまかいのが返ってくる方が
出版社にはお金が使いやすいんですね

いずれも出版社の悩みであって、我々は誰も本が読めなくなったとか
本が少ないなんて戦争中みたいなことは言っていません

だから我々が心配することではないのです
騒いでいる時は、誰が騒いでいるのかに注目しましょう
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佐野眞一『誰が「本」を殺すのか』。

池澤夏樹ほか『本の未来』岩波新書新赤版。

手がかりとしては、Wikipediaの読書項目。

近年は学校ぐるみの朝読書の取り組みで、こどもが本の楽しみを覚えつつあります。一方で先頃の調査結果で二十代の読書離れが顕著でした。

今年は東日本大震災大津波、東京電力福島第一原発事故による景気悪化、災害対策出費増により、本代に費やす余裕が減り本はさらに売れなかったといきつけの古本屋がこぼしていて、前年同月比二割前後しか売り上げがなく店を畳みました。
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活字離れって言葉、今世紀に入って、ほとんど聞きません。


本が売れないのは事実ですし、それが年々加速しているのも。

新聞を読む、雑誌を読む、文庫、新書を読む、漫画を読む。
電車の中でよく見られた光景です。
今は、どうなっていますか?
文字を読まなくなっているのではなく、本を読まないだけで、読むことは廃れていないと思いません?

時間は限られていますから、あることをしていた時間を別のことに奪われたら、それに関するものは売れなくなります。
ても、その理由を活字離れと捉えてしまうと、本質が見えなくなってしまいます。

なお、ひとつだけ追加。
本が売れなくなったと書きましたが、親を介さない年齢層向けの子供向けの本は、少しですが回復してきています。
いま、一番ひどい状況なのは、大人向けの情報誌と漫画です。
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現状、1週間に一度も本を読まなかった人が5割にものぼるそうですが、


この場合の本は紙媒体の本について言っています。
携帯などで読んでいる人も潜在的にいると思われます。
活字離れという意味では活字から人間はなかなか離れることができません。
ブログやツイッター、HPなどでどんどん発信したり活字に触れ活字を自ら紡ぐ作業は以前にもまして増えています。
ゆえに「活字離れ」は起こらないと思います。
読むということをする人口はそう変わっていませんが
紙媒体の本や新聞を読む人が減りネットや電子機器を使って読む人が増えただけのことです。
結局出版業界は紙媒体で今まで儲けてきたのでネットの普及にまだ適応できていない状態が続いています。
しかし、紙媒体はなくらならないことに核心を持てる分野があり出版社も力を入れています。
幼児に与える絵本です。
絵本だけは紙に勝るものはない。
手で触れ親子で読み合ってこそ良さが感じられるものだからです。
そして幼児が本、活字に触れることで未来の読者は育って行くわけです。
そのため読みきかせのブームもおきているくらいです。
過渡期にはいろいろな問題が生じます。
個人的には紙の本もデジタルの本も読みますが、どちらも長所短所があります。
そのうち紙だデジタルだなんて言っているのが懐かしかったと思える時代がくるでしょう。
結局コンテンツが良ければ読者はこの先の未来も活字を読み続けることでしょう。
例えばゲームやテレビや映画などの完成品ではなく小説には自分の想像の余地を入れるすきまがあるからです。
このすきまを自分で埋める楽しさを知っている人が読者です。
また紙の本は並べる楽しさがあります。本棚を観るとその人がわかります。
インテリアとしての装丁の美しい本も今後需要が出てくることでしょう。
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あなたも肌で感じていると思いますがネットの普及です。


情報が本を読まなくても手に入るから、それ系の売り上げは減ります。

主なところではマンガ雑誌やアダルト向け雑誌。
以前が乱立し過ぎたといえば、そうかもしれません。
 
音楽もMP3になり、主にレーベルを扱っていた業者が倒産しました。
趣味も読書が減りつつあるのも大きいでしょう。
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