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普段の生活で着る着物はポリエステルと木綿ならどちらがいいですか?


長く着れるものがいいです。


またある掲示板でポリエステルの着物をある程度の年齢の人が着ているのはどうかと思うというような書き込みがあったのですが、実際そうなんですか?

A 回答 (3件)

ポリの木綿の二者択一、という事なら木綿をおすすめします。



私は一枚だけポリの着物を持っています。
若い時分に誂えました。見た目はポリには見えません。
お茶の先生にも「あら、言われなかったらわからなかったわ」と言われました。
雨や汗も気にせず着られることは確かですが、着崩れはする、着心地は悪い。
じっと座ってるとか立ってるだけなら何とかなりますが、普段の生活で着たら数時間経たずにぐずぐずでしょう。
そして冬は寒いし夏は暑くて着ていられたものじゃありません。
冬は静電気もひどいですし、昔、梅雨時にポリの雨コートを着て出かけたらまるでサウナスーツでした。
夏場なら伊達締め一本でもポリを使う気になれません。

そして木綿ですが、こちらは絹に比べてとにかく重いのです。
ポリのような着崩れはありませんし蒸れて暑いこともありません。
けれど捌きが悪くて、動くにはしんどいのです。
それに一度湿気を含むとなかなか発散しない繊維なので汗などを吸ってさらに重くなるのです。
一日着て普段の生活をしたら疲れますよ。
体力のある若い人なら気にならないかも知れませんが、年を重ねてくるほど手の出なくなる着物です。
また丈夫ではありますが毛玉ができたり裾などが擦れて切れやすかったりします。
雨の日など正絹を着るのが不安な時に私は活用しています。

ただ木綿と言っても様々ありまして、久留米絣のような手織り木綿は体によく馴染みます。
洗うほどに風合いが増すのは正絹紬にも似ています。
ほとんどの木綿反物は機械織りで手織りの風合いには劣りますが糸の番手が大きい、つまり細い糸で織られているぶん薄手になり重さは軽減されます。
私の経験では初心者におすすめなのは片貝木綿です。
経糸に太さの違う糸を配列して織られており木綿にしてはしなやかで軽いのです。
何と言っても正絹に比べると価格の安さが魅力です。
ただ、木綿は重いゆえに滅多に袷で仕立てることはありません。
単衣になりますので手織りの厚地以外は冬場には向きません。

長く着られるものと言ったらやはり紬の着物になります。
軽さ丈夫さ着心地のよさ、そもそも野良着であった手織りの紬は普段着の着物として最上級なのです。
着古して洗い張りする毎に風合いを増して、まるで繭に戻っていくようです。
しかし現代では高級品であるのは確か。
いきなり手を出すのをはばかるという事でしたら着やすい木綿を探してみるのも結構と思います。

最後にポリを年輩者が着るのは云々という点ですが。
まあそう思う方もいるでしょう、としか言えませんね。
結婚式のような場で着る方はまさかいないでしょうし、普段着に何を着ても自由でしょう。
ただポリの着心地の悪さを知ってる着物通は、なにか理由がない限り着ないとは思います。
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40過ぎ、遊びで着物を着ている者です。



私自身は紬、つまり絹好きですが、これは日常には着ていないためです。私にとって着物はお洒落であり、遊び、なんですね。
普段の着物用ですが、私の祖母くらいの年代の人間が、普段に着ていたものは、紬、ウール、木綿だったようです。
ポリエステルをお召しになるのは、お茶やお花、あるいは仕事のユニフォームとして着物をお召しになるので、値段の手ごろさと手入れのしやすさを優先した方が多いようですね。もちろん、私のように遊びで着る人もいらっしゃるようですが。

ポリエステルの良いところは、値段の割に色柄の選択の余地が広い事、手入れがしやすい事、でしょう。
一方で、質問者さまの仰る「長く着れる」には疑問があります。染め変えや仕立て直しはできませんし、何度も洗えば当然、弱ってきます。私の知人でポリ着物を使っている人間に言わせれば「消耗品」だそうです。
先の回答者さまも書かれていますが、夏は暑く、冬はヒンヤリ感があるそうです。私は着物は持っていないのですが、ポリの帯は持っています。すべるので締めにくく、お勧めできません。

木綿やウールならば、染め変えは無理ですが、ある程度の仕立て直しは効きますし、ポリエステルよりは長持ちするでしょうね。
しかし、色柄の選択肢があまりありません。大阪市にあるウールや木綿の着物も多く取り扱っている呉服屋さんのHPを下にご紹介しますので、一度のぞいてみてください。ウールや木綿の着物は、なんとなく同じイメージの物が多いと思います。
http://gofukuyasan.com/

一番長持ちするのは、実は紬です。「3代着れる」と言われるほどです。
欠点は、高価であること。手入れも専門家に頼むか、自分で高い技術を身につけるかしないといけません。

質問者さまの「普段の生活」に、どれが一番ふさわしいかは、価値観と好みによりけりでしょう。



「ポリエステルの着物をある程度の年齢の人が着ているのはどうかと思う」と言うことですが、
確かに、そんなことを仰る方もいらっしゃるようですね。
個人的な感想で言えば、無視します。
そんなことを仰る方は、何を着ていても仰るんですよね。
「若い人が、地味な色柄や高級な紬を着ているのはおかしい」
「電車に乗るのに半幅帯はおかしい」
「季節感のない着物を着ているのはおかしい」
偏見かもしれませんが、着物を持ってはいるけれどお召しにならない方、日ごろ着ることもできない着物ばかりを売っていらっしゃる方、に多いように感じます。
茶道のお家元や料亭の女将さんでも、お稽古や仕事には手入れのしやすい方がいいと仰って、ポリ着物をお召しの方もいらっしゃいますよ。

フォーマルにお召しになるなら、一定の「世間の常識」に従うべきだと思います。
けれど、普段着としてお召しになるなら、見ず知らずの通りすがりの人の感情よりも、質問者さま自身のお好み、一緒に出歩く家族や友人との釣り合いや好みを、優先させて何の問題もないと思いますよ。
あまり気になさらず、ご自分の気持ちにピッタリくるお着物を探してください。
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うーん、なかなかに難しいご質問です。


実は年をとると、体がわがままになって、材質にこだわるようになります。

ポリは手入れはラク、すべりもわるくない・・・なのですが、来ていると、非常につらいのです、体が。
実はポリ着物は、もってません。

しかし、長じゅばんでポリが一枚あって、コレを着ると、非常につらいのです。

ほとんど着用しませんが、初めて自分で、お稽古で作った長じゅばんなので捨てがたくて。
・・・・というわけで、ポリの長じゅばん、ポリの洗える着物を着るということが、ほとんど考えられない苦痛です。
ウインドブレーカーを重ねて着ているとでもおもってください。

見てくれだけなら、木綿より、ポリのほうがそれなりに見えるでしょう。

木綿は、ウールもそうですが、とても裾捌きが悪いです。
慣れれば、家庭内ぐらいなら、すたすたですが。
昔は、モスリン(ウールの薄手)の長じゅばんにウールの着物・単衣が普段着でした。
温かいからですが、裾裁きは非常に悪いです。
着ているには、体はラクです。

アル程度の年齢の人がポリの着物・・・・別に着てもかまわないでしょうし、フラッシュでもたかない限り
正絹と変わらない見てくれにはなりますが、ただし、着ていると、つらいのは、
夏場に涼しそうに見えて実は厚いポリのブラウスなどイメージされると、わかりやすいでしょうか?
蒸れるのです、息苦しく。

特に、40代以降、更年期年齢になって、ポリの着物は洒落にならないくらいに汗ポタになるとおもう。
そういうこともあって、【ばれる】ということもありです。

木綿とポリを比べるなら、私なら、ウールを選択します、普段着なら、単衣で3シーズンokだし。
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