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先日から色々紙幣のことを教えていただき、とても勉強になりました。実は肖像のことで、
日本も、アメリカもその肖像は一人、たとえばワシントンならワシントンだけ、野口英世なら
野口英世だけが単独で描かれていますよね。
イギリスには表はエリザベス女王で裏はシェイクスピアなどが描かれていたようですが、
でも先日紹介いただいた、フィリピンの新しい500piso紙幣にはアキノ元大統領と、夫の
ベニグノ・アキノ氏の2人が描かれたいました。

最近、自分が結婚することになって、夫婦という物をあらためて認識したところなのですが、
このアキノ夫妻のように、紙幣で夫婦が描かれた物は、他にあるのでしょうか?

A 回答 (1件)

こんばんは。


フィリピンの500ピソ紙幣は、以前はベニグノアキノさんの肖像でしたね。それが去年発行された
例のフランス製の紙幣では夫人のコラソンアキノ元大統領の顔も追加されました。

このように夫婦で肖像になった例は、極めて少ないです。それは夫婦共に著名人でないと
いけないからです。ノーベル賞受賞者がモチーフになる場合でもただその夫人というのでは
肖像になりません。その中で夫婦でノーベル賞を受賞したキュリー婦人の肖像は、
フランスの500フラン紙幣に夫のピエールさんと共に描かれていました。

この他ではデンマークの前の1000クローネ紙幣に夫婦で画家だった、アルベールアンカーさんと
夫人のアンナアンカーさんが肖像になっていましたが、この紙幣の透かしは夫人のアンナさんだけで
夫のアルベールさんはついていません。

また、その前のシリーズ72の1000クローネ紙幣は肖像は、トマシンハイベルクさんという女性なのですが、
透かしにその肖像を描いたジャニスジュエルという人の顔が入っていますが、どういう訳か
ご本人だけじゃなく夫人の顔も透かしに入っています。これは恐らく夫婦で透かしに採用された
唯一の例じゃないかと思います。デンマークの紙幣は非常に不思議ですね。

あとは民間人ではありませんが、ベルギーの10000フラン紙幣にはアルベール2世国王と、パオラ
王妃が並んで描かれていました。先代のボードワン国王当時もファビオラ王妃と共に描かていました。

以前のご質問に答えた時に申し上げましたが、私は欧米の主要国の通貨に関する知識しか持ち合わせて
おりませんので、他の発展途上国の紙幣で、夫婦の肖像が描かれた物がある可能性は否定できません。

なお、フィリピンの1000ピソ紙幣のように、たとえば英雄とか功労者が複数描かれた紙幣も非常に
少ないといえます。ヨーロッパでは、先ほどの夫婦の紙幣例以外では、グリム兄弟くらいでしょうか?

同じ人物の肖像が丸い枠の中に入って左右に配置された例は戦前のドイツやチェコなどに何種か見られます。
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この回答へのお礼

いつも大変貴重な情報とても役に立ちます。おっしゃる通りですね。夫婦揃って著名人。
納得です。回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/11/17 21:41

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