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 え~実に唐突ではありますが、

私の父親は正月和服で過ごしてます。私も一着位はあっていいかなっと思ったのですが、いかんせん全然知識がないものですから皆様に教えていただこうと思いましたので。。。【質問】させて下さい!

○男物の和服にはどんな種類があるのでしょうか?
 女性の和服には「振り袖」や「留袖」など種類が色々あるようですが。。。
私は男物の和服と云えば「紋付袴」位しか思い浮かびません(笑)

○それと和服を選ぶ時はどんな事に注意して選べば良いのでしょうか?

○既製品のお値段はどれ位?

○また仕立ててもらった場合はどの位のお値段になるのでしょう?

色々注文が多くなってしまいましたが(笑)
よろしくお願いいたします。

               Jack

A 回答 (3件)

おはようございます、jackrianさん。



☆まずは男物の着物の種類です。

長着 単衣  浴衣や 木綿 麻など
長着 袷  絹 化繊 木綿など
袴 襠付袴(馬乗袴 礼装用)
   行燈袴(少し略式 スカート状) 
   野袴 武道袴  など
単衣羽織 ウールなど
袷羽織 絹(紋付き) 絹紬など  
袖無し羽織

男物和装コートなど

丹前(綿入りの袷長着)

甚平 作務衣 半纏(はんてん) 半被

 格式から言えば、
・黒羽二重五つ紋付袴が第一礼装です。
女性の着物で言えば、振り袖、黒留袖と同格です。

 その次が、
・色羽二重の色紋付袴五つ紋 略礼装です。
女性の着物で言えば、色留袖ですね。
これは男性の結婚式で花婿がお召しになられる場合も多いです。

 そして次が 
・お召しの紋付き 絹や紬など(三つ紋、一つ紋)
女性の着物で言えば、訪問着、色無地紋付にあたります。
袴着用です。
しかし、紬の場合はお洒落着になるため、礼装にはなりません。

 それから 
・お召しの絹(紬でなく)紋付でないもの。
女性の着物で言えば、色無地、付下げでしょうか?
ちょっとしたパーティーや、改まった訪問などには
袴着用になります。

 そして趣味性が高い 
・紬 アンサンブル です。
これは街着ですね。女性の着物で言えば、小紋、紬。

 最後に普段着として 
・ウールのアンサンブルです。

また化繊もあります。これは、普段着、街着になります。

☆和服を選ぶ時はどんな事に注意

本当は反物からお誂えして(仕立て)もらった方がいいです。
反物の生地の善し悪しも見られますから…。
男物は女物と違い、織物が中心です。無地ですね。
女物には綺麗な柄があります。友禅とか…。
男物は女物と違っておはしより分がなく、つい丈です。
つい丈とは着丈のこと、そのまま着られる長さということです。
ですから、ひとりひとりの寸法があるのです。

でも、既成品もあります。それから選ぶ時は、
まずは試着してみることをおすすめします。
そして、布地の厚さと織物の目の詰まり方、
織りムラがないかどうか…、
バランスよく丁寧に仕立ているかどうかを見ます。
また通販では細かくサイズが分かれているはずですので、
それをよく見てくださいね。

男物の着物の裏地である胴裏(通し裏 正花)は
女物と違い、胴に接ぎ合わせがないものです。
しかし、着物によっては女物のように、
白地の絹羽二重胴裏と色物の八掛で、
接ぎ合わせている場合もあります。

男性の着物は羽織の裏である羽裏に柄をいれて、
見えないおしゃれをしました。
その羽裏の柄が立派なのであればあるほど、
その殿方の羽振りが良いという証でもありました。

☆既製品のお値段はどれ位?

ピンキリです…(笑)
ウールでも値段の幅はあります。
通販などで、安く手にはいるかもしれませんが…。
最低でもウールアンサンブルの場合は
3万円は見ないとダメでしょうか。
紬の袷で既成品は ほとんどないのでは…。
化繊ならどうにかネットで見つかりそうです。
化繊の袷長着だけでも、2万円以上でしょうか。
リサイクルだと お安く手に入りそうですが…。

☆仕立ててもらう時の値段

仕立て代だけといたしますね。
またミシン仕立て、手縫い仕立てで変わっても来ます。
男物って実は、女物より高くなる場合もあるのです。
地味なのですけれども…。大島紬とか…。

羽織が2万円くらいから 
長着が2万5千円くらいから
袴はその種類にもよりますが、1万5千円から でしょうか。
これは安い方のお誂え(仕立て)代と思います。
ミシン仕立てはこれから2~3千円引きになるかと思いますが、
良い反物(高価)を仕立てる場合は手縫い仕立てが良いです。

はっきり言ってしまうと、
男性の着物は高価なものなのですね。
織物としての反物の価値もあり、
やはりあまり流通はしていないのものですから…。
お誂えすることが多くなってしまいます。

長くなってしましましたが…
少しでも参考になればうれしいです。
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この回答へのお礼

 こんばんはおこさん回答ありがとうございました。

むむっ男の着物にもこれほどの種類があったんですね

云われてみると野袴などは時代小説にはその言葉が登場しますし、丹前も冬旅館などに泊まると出てきますね。
 甚平や作務衣は通販のカタログにも出てますが、半纏や半被も男の和服になるんですね。。。

 格式と云うのもあまり馴染みがありませんが洋服も検索してみたらありました。
白いタイに燕尾服が宮中晩餐会などに出席する時の第一礼装だそうです(ほえ~)

略礼装の色羽二重の色紋付袴五つ紋が結婚式で花婿が着る着物だったんですね。。。う~ん私は面倒で着ませんでした(笑)着とけば良かった。

 普段の着物としてアンサンブルがあって他所へ訪問する時は袴着用が格式から云えば正しい着こなし方になるんでしょうか。。。

そう云えば力士は場所中は袴を着用してましたね!
なるほど角界はしきたりが厳しく決められてますから
格式を知ろうと思えば力士を見れば良いんですね。
  
選ぶ時のポイントも事細かく教えていただきまして感謝します。
 
>男物は女物と違っておはしより分がなく、つい丈です。つい丈とは
>着丈のこと、そのまま着られる長さということです。ですから
>ひとりひとりの寸法があるのです。

そうです、私の母は民謡(踊りですが)の名取なんですが着物の丈が長くても途中で折って丈を調整してます。男物はそれが出来ないんですね。だから仕立てるのが基本なんですか。。。。なるほど

値段もピンキリなんですね、既製品でも3万円ぐらいで、仕立てると羽織が2万円+長着が2万5千円+袴は1万5千円=6万円って云うのが一般的と解釈して良いようですね。

とても詳しく又、丁寧に教えていただきましてありがとうございました。もし仕立てる時がありましたら
おこさんに頼んでも宜しいですか。。。(笑)

何かの時はまた宜しくお願い致します。

お礼日時:2003/12/04 20:12

男性の着物ということでしたら、No.1の方が紹介されたサイトと、もうひとつここをお読みになるのがおすすめです。



男性の和服というのは、スーツとよく似ています。
まず、女性用と違って種類は少ない。そのくせ、吊るしのリーズナブルな品から、高級オーダーメイドまで値段の幅があります。要するにピンキリです。

でも、残念ながらアオキや洋服の青山にあたる量販店というのは存在しません。基本は、好きな反物を選んで、それを自分サイズに仕立ててもらう「オーダーメイド」です。つまり、反物代+仕立て代がかかる仕組みです。

今はちょうどお正月に向けて、男性物の着物(おもに、アンサンブルと呼ばれる着物と羽織がセットになったもの)がデパートなどにも数多く出ている時期です。
お正月用の着物なら、スーツぐらいの値段の既製品もありますので、実物をご覧になってみてはいかがでしょう。

参考URL:http://otokono-kimono.info/
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この回答へのお礼

 こんばんは、ご回答ありがとうございました。

そうです着物の量販店って云うのが男の着物には無いんですねぇ~やっぱり女性と違って着物を着る機会が圧倒的に無いからなんでしょうね。

 基本はオーダーメイドなんですね。。。

そうそうアンサンブルです父が着てる着物。。
スーツが買える値段で着物を一着持つのも良いですよね

お礼日時:2003/12/04 19:15

こんばんはJackさん。



和服の質問と言うことで、全くの素人ですが男性の和装について面白いコラムをみつけたので紹介します。

参考URL:http://www.kimono-taizen.com/column/column1.htm
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この回答へのお礼

 こんばんは、ayupiさんご回答ありがとうございます。
電光石火の早業で回答いただきまして感謝♪

お礼日時:2003/11/29 20:24

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