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単純な質問で恐縮ですが、自衛隊がイラクに派遣されたらかの国での入国審査の手続きはどうなるんでしょうか?

A 回答 (7件)

私は出国手続きや出国後の身分はどうなるのかと疑問


を感じました。

入国は国家の体を成していないのでないでしょう。
あったとしても外交官と同様の扱い(フリーパス)に
なると思います。

この回答への補足

たしかにそうですね。
出国手続きはちゃんとするんでしょうね、パスポートを持って・・・。自衛隊員のパスポートって一般人と同じなんでしょうか?外交官は違う種類のものを持っている、という話はきいたことがあります。
またアメリカでは、軍人用のパスポートは一般人と違うとも聞きました。

補足日時:2003/12/10 00:01
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パスポートの方は、持って行くとすれば公用旅券でしょう。


多分、参考urlのようなのだと思います。
http://plaza13.mbn.or.jp/~Courage_maroc/pass.html

ちなみに、日本にいる米軍の人たちは、日米地位協定というやつで、パスポートなくてもよさそうです。


第九条 (合衆国軍隊構成員等の地位)
1 この条の規定に従うことを条件として、合衆国は、合衆国軍隊の構成員及び軍属並びにそれらの家族である者を日本国にいれることができる。
2 合衆国軍隊の構成員は、旅券及び査証に関する日本国の法令の適用から除外される。合衆国軍隊の構成員及び軍属並びにそれらの家族は、外国人の登録及び管理に関する日本国の法令の適用から除外される。ただし、日本国の領域における永久的な居所又は住所を要求する権利を取得するものとみなされない。
http://list.room.ne.jp/~lawtext/1960T007.html


イラクの暫定政権とこの手の協定を結んで、パスポートなしで入国というのもありえるかもしれません。

参考URL:http://plaza13.mbn.or.jp/~Courage_maroc/pass.html,http://list.room.ne.jp/~lawtext/1960T007.html

この回答への補足

ありがとうございます。
なるほど、日米間の取り決めは分かりましたが、他の国との間ではどうなるのでしょうね?
多分かつては(多分20年前なら)自衛隊が海外へ行くなんて想定していなかったと思います。

補足日時:2003/12/10 06:39
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入国手続きというと1入国審査2税関3検疫が思いつくところですが、ニュースを見る限り、イラク入国については不要のようです。


そもそも外国軍隊が他国に入る際には、先ほどの1と2は不要なのですが、3が関わってきます。
現在のところイラクには正当政府が存在しないようですので、審査する機関がなく、結果、何もなく入国という具合になるはずです。
1について若干説明すると、軍隊とは「国」そのものですので、「国」が他国のパスポートを持って入国することはありえないから入国審査自体がないのです。
たとえば、アメリカ政府を日本国内の裁判に訴えてもアメリカ政府の同意がなければ裁判自体がなりたたないことと同じです。〔厚木訴訟等〕
海上自衛隊は何度となく外国に行き、外国に入国していますが、自衛艦乗り組みの自衛官は、パスポートを持っておりません。艦長の発行する身分証明書だけです。
ただし事前調査で派遣された自衛官とは別です。彼らは国の代表で調査していますが、彼らは単なる出張ですので、パスポートは必要です。日本出入国からイラク入国直前の国〔クゥェート?〕の出入国証明等にパスポートは必要となります。

この回答への補足

>ニュースを見る限り、イラク入国については不要のようです。
すみません。よくわからないので、なぜ1,2が不要なのか説明をお願いします。
>現在のところイラクには正当政府が存在しないようです。
とはいったいだれが、いつ決めたのでしょうか?
けっしてtoommさんを責めているわけではありません。お間違えのないように。

補足日時:2003/12/11 01:22
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軍隊が相手国の同意なくその領域に侵入することは、侵略の疑いさえある重大な国際法違反になります。

これが全ての前提です。

同意に基づき外国に入国する軍隊には、慣習国際法上の当然の権利として不可侵権と治外法権が認められます。外国の軍隊を受け入れるということは、これらを認めることを意味します。軍隊は、その本質上、本国の法と命令のみに従うのであって、外国の指図は一切受けないものだからです(「軍隊は法典を携行する」という法諺もあります)。
派遣国と受入国の合意(地位協定)によって上記2つの権限に若干の制限を設けることもできますが、いかなる場合でも軍隊が外国官憲、特に警察機関の取締りの対象となることはありません。万一、受入国の警察が外国軍隊の基地を強制捜査すれば、それは宣戦布告にも等しい暴挙です。受入に同意した以上、入国する軍隊に対して入国審査を行うことはあり得ません。

以上は一般論ですが、イラクの場合は事情が異なります。

現在のイラクには、外国軍隊の入国に同意を与えるべき中央政府が存在しません。これはだれが決めたのでもなく、フセイン政権が武力で打倒され実効支配を失った事実が示すところです。ブレマー氏の暫定統治機構が同意していますが、同機構は米国の占領機関であって、イラク政府ではありません。よって、現在イラクに展開している各国軍隊の法的地位は、受入国の同意なしに入国した外国軍隊、即ち「占領軍」に他なりません。自衛隊も、国際法上、占領軍としてイラクに入国することになってしまうのです(わが国の政府が自衛隊派遣を要請する国連決議を欲しがる最大の理由はここにあります)。当然、入国審査などあり得るはずがありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
かゆいところに手が届きました。
・・・で、日本は現行憲法上自国が第三国に「占領軍」を派遣(派兵?)することを認めているのでしょうか?

お礼日時:2003/12/11 09:11

>・・・で、日本は現行憲法上自国が第三国に「占領軍」を派遣(派兵?)することを認めているのでしょうか?



憲法に禁止規定がありますか?
憲法が禁じているのは「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使」です。給水・給電はそのいずれにも当たらないので問題はないでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど、そういうものですか。
ありがとうございました。

お礼日時:2003/12/12 12:09

クウェートへ行く部隊の場合は地位協定が結ばれたようです。

イラク国内へは無政府状態なので占領当局と協定を結ぶのでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
占領当局=アメリカ軍ですよね。
結局アメリカとの協定と言うことなのでしょうか?

お礼日時:2003/12/13 22:58

イラク駐留のための地位協定を、アメリカとの間で結ぶことは絶対にあり得ません。

アメリカにはそのような権限がないからです。

ブレマー氏の暫定統治機構は、軍を派遣する各国に対して、大要、次のような通知をしています。
1 現在、イラクは無政府状態であり、駐留各国の軍隊の地位を定める協定の締結は不可能である。
2 各国軍隊は、各々の本国の法と命令に基いて行動して欲しい。

アメリカ(+イギリス)は、現在、イラクを武力で支配している占領国なので、アメリカの了解なしにイラクに軍を派遣することはできません。しかし、アメリカの了解は、イラクにおける他国軍の地位を定めるものではありません。駐留する他国軍の地位は、いうまでもなく、アメリカ軍と同じ占領軍だからです。

アメリカ軍と協定する事項があるとすれば、派遣国軍隊の任務とその活動地域くらいでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
私のような素人への丁寧な回答に感謝しております。

お礼日時:2003/12/16 18:11

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